映画 スタートレック2009
2009年 05月 12日
トレッキー(熱烈なファン)でなくても、充分に楽しめる映画でした♪
私は過去にTVシリーズを数本見たぐらいで、
登場キャラも、キャプテンとドクター・スポックぐらいしか
知らなかったのですが、それでも面白かった~~~!
まず、オープニングがとってもドラマチックで、ちょっとウルウル目に。
その後、小気味よく展開するストーリーは、
複雑怪奇でないので、トレック・ファンでなくても十分理解可能。
CGがとっても綺麗で、違和感があまり無いのがよかったし、
悪役のネロ(Eric Bana)も、超ハンサムでかっこいい♪
スタートレック2009
もちろんトレック・ファンには、あちこちにインサイダー・ジョークが
散りばめられているので、笑いがいっぱい。
レナード・ニモイ氏が、オリジナルのスポックで登場したのは楽しかったし、
お母さん役のウィノナ・ライダー、とっても綺麗でした☆
若かりし頃のスポック役のザカリー・クイント、
漫画家の青池保子さんが描きそうな顔だ~~~と、思ったのは私だけ???
60年代、シリーズが登場したとき、まだまだ旧ソ連は、バリバリの敵国。
かつてアメリカを攻撃した日本も、その範疇にあり。
なので、エンタープライズには、日本人のヒカル君と、
ソ連人のパベル君が乗っているんですね。
(演じていたのは韓国系の俳優さんですが、そこはあの「サユリ」を
作ったハリウッド、東洋人は皆一緒って・笑)
緑の肌や、尖った耳は持っていませんが、象徴的な二人の存在です☆
さて、惑星バルカンの次にネロが狙った地球のターゲットはベイエリア!
航空写真が映ったとたんに、「え~、サンフランシスコを攻撃するのーー!?」と
思われた人、多いのでは?
9.11以降、空からNYを攻撃するシーンは、アメリカ映画ではタブー。
(クローバー・フィールドは、地上からの破壊なのでOKみたい☆)
ハリウッドの看板爆破しても、あんまり…だし。
なので、ゴールデン・ゲート・ブリッジは、格好のターゲットなんですねぇ。
まぁ、特撮ルーカスはすぐ北のマリーンに本拠地がありますものね。
ドリル・ベイビー・ドリル♪と謳った某政治家に次いで、
ネロもCA沿岸に穴をあけようとします。
(某政治家=ネロ=悪役と連想するのは、ちょっと深読みしすぎ???)
映像が奇麗ですし、音楽も迫力満点。
ポリスとのカーチェイスで流れるのは、ビースティ・ボーイズ♪
劇場で観て、損のない映画です。
(逆にDVDでは魅力半減かも☆)
ここから先はネタばれありです☆
まだ映画観てない方は、また後ほど~♪
<インサイダー・ジョーク>
TVシリーズではキャプテンのカークは、緑色の肌のGFがいっぱい。
映画でももちろん~☆
いつも名字で呼ばれていたウフーラには、
今回初めてファーストネームが付けられました。
ニオタ(?)、誰が考えたのかな?
なので、バーでの出会いのシーンは、ウフーラ・ファンには、結構深い意味があるのですね☆
(私はなぜ大笑いする人がいるのか、分かんなかった~☆)
<気になったこと>
TVシリーズのキャプテンは、体格が立派だけど、この映画の主役
クリス・パイン君、ちょっと線が細いかな。
手が6本もあるエイリアンと戦って、勝てるキャプテン像は、
やっぱりスコット・バクラ氏演じるカークかも。
おいおいスポット君、結局、過去の自分に会ってるじゃない?
それも身分を明かして。
なぜ、カークと一緒にエンタープライズに戻らなかったの???
と、突っ込みたくなったんですけど・・・。