エンジェル・アイランド ハイキング記
2009年 07月 13日
予定が何にもない週末、朝の会話。
ブレイク「きょう何する?」
ゴマ「何でも」
両者「・・・(しばし沈黙)」
ブレイク「エンジェル・アイランドで、ハイキングしようか?」
サンフランシスコに長年住んでいたにもかかわらず、
今まで訪れたことのなかった、エンジェル・アイランド州立公園。
Angel Island State Park
西のエリス島とも呼ばれるこの島は、1900年代初め、
中国をはじめ、日本、インドなど、アジア系移民たちの玄関口となりました。
そして大戦中は、ドイツや日本人の捕虜を収容した場所でもあります。
はるか昔にはアメリカン・インディアンが住み、
スペインの冒険者たちの拠点ともなったこの島は、
燃料用などに木を伐採してしまった為でしょうか、
大きな木がないし、緑も少なくて、全体的にボサボサした印象。
歴史的には意味があっても、お世辞にも美しいとは言えないのが残念です。
移民記念碑
さて、朝10時ごろ突然に決めたので、予備知識は無し。
取りあえずネットでフェリーの時間を調べて、
ダウンタウンのフェリー・プラザへ向かいます。
チケットの購入は、フェリー・ビルディングの建物の中。
ついでに斜め向かいのLULUの出張店で、ランチ用のサンドイッチを購入。
フェリー・プラザを海側に出て、左にある埠頭Bから、いよいよ乗船♪
SFのランドマーク、ピラミッド・ビルが遠ざかり、
代わりに近づいてくるのは、監獄で有名なアルカトラズ島。
途中、ピア41でも乗客を乗せて、いよいよエンジェル・アイランドへ☆
島にあるのは、昔の移民収容施設や、アメリカ軍の旧施設等。
これらを見ながら、ぐるりと周遊道路を回ると、約2時間。
海風が強いので、夏でも風よけのジャケットは必須。
日よけの帽子は、風に飛ばされないタイプがお勧めです。
自転車の貸し出しがあります($35だったかな?)が、
アップダウンがきついので、覚悟のほどを☆
体力に自信がない方は、周遊バスが便利です。
東北に見えるのはベイブリッジ。新しい橋は、いつ完成するのでしょうか?
西に見えるのはゴールデン・ゲート・ブリッジ。この向こうは日本♪
話のネタに、一度行くのは楽しいと思います。
ピクニック・エリアが広いので、友人達とBBQすると楽しいかも。
でも、私たちが次に行くとしたら、夕方の最終便で島に行き、
キャンプをして(宿泊人数の制限があるので、静かな島を楽しめそうです)、
翌日便で帰ってくる、そんな感じになりそうです。
昔の病院跡
☆フェリー到着後は、自転車の貸し出し窓口には、長蛇の列ができます。
自分の自転車をお持ちの方は、その方が断然便利。
☆周遊バスのチケットは、カフェのレジで買えます。
カフェではサンドイッチとか、スープを扱っていますが、
ピクニック・ランチは持参した方が、おいししそうです。
☆ピア41からフェリーに乗った方が、行き帰りとも、30分ほど時間短縮できます。
マリーン郡とサンフランシスコの風景が、いっぱい楽しめます☆