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カリフォルニア・ワインのブログ。 夫は米国人ワインライター。その影響でカリフォルニア・ワインに囲まれた生活をしています。SFから、ユニークなワイン情報をお届けします♪  ゴマ(石川真美)


by sfwinediary
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サンクスギビング・ワイン選び☆10のガイド

今週の木曜日(11月26日)は、サンクスギビング♪
家族や友人と集まり、収穫を感謝する、アメリカの祝日です。
この時期になると、雑誌や新聞で色々な特集が組まれますが、
ブレイクの『サンクスギビングのワイン選び、10項目』を、訳してみました☆

サンクスギビング・ワイン選び☆10のガイド_c0185058_4432417.jpg


1. サンクスギビングに、スーパースターのワインは不要。

特別なワインは、料理のお供にするよりも、ワインそのものを楽しみたいもの。
なので、お腹一杯つめこむのが趣旨の、サンクスギビングには不向き。
それに、ワイン好きが6人も集まったら、一人当たりの割当量は、ほんのちょっと。
やはりこの日は、いっぱい食べて、いっぱい飲みたいですものね。
スーパースター・ワインを開けるのは、別の機会に取っておきましょう。

2. 飲むに値しないワインの持ち込みは、無し。

飲んで酔っ払うのが目的の忘年会パーティならいざ知らず、
サンクスギビングに、自分で飲みたくないようなワインを持ち込むのは、
やめましょう。
何も$75もする高級品を買いましょうと言っているのではなく、
せめて$15~20ぐらいのワインは持参したいものです。

3. 完璧なペアリングは至難の業かも。

ターキー、コーン、スイートポテト等々、テーブルの上に並ぶ、数々の料理。
1種類のワインで、すべてとペアリングさせるのは、至難の業です。
なので、少しずつ色々なワインを味見して、様々なペアリングを楽しみましょう。

4. 赤ワインよりも、白ワイン、スパークリング、ロゼの方が、料理に合います。

サンクスギビングで、純粋に赤ワインと合う料理は1つだけ。
マッシュド・ポテトのみ。
軽い赤ワインは、ターキーとグレイビー・ソースには合いますが、
それもベストマッチとは言い難い点があります。
料理に合わせたければ、重めの白ワイン、スパークリング、ロゼがお勧めです。

5. 赤ワイン好きは、何を言っても赤ワイン。

赤ワインが好きな人は、周りが何を勧めても、赤ワインを飲むもの。
そんな人には、軽めの赤を勧めてみましょう。
でも、中には、「いや、自分はボルドーを飲むんだ!」と言って
とっておきのボトルを開けてくださる、奇特な方もいます。
そんな時には、しばし料理をわきに置いて、
複雑で、エレガントな赤ワインをたっぷりと楽しみましょう。

サンクスギビング・ワイン選び☆10のガイド_c0185058_4183843.jpg

6. 料理の並ぶサイドテーブルに、ワインも一緒に置きましょう。

我が家では、10本以上の様々な種類のワインを開けて、料理と共に並べておきます。
そうしておけば、色々試飲できて、皆もそれぞれ、
好みのワインを見つけやすいですから。

7. 食前酒は、ジャック・ダニエルよりも、スパークリング。

テーブルに着席する前に、皆で集まって、話に花が咲くひと時。
スパークリングを開けて、パーティをより華やかにしましょう。
ウイスキーを飲むよりも、バブリーを開けた方が、
久しぶりの家族の団欒も、和やかに進むはず。

8. ブレイクお勧めのサンクスギビング・ワイン。

アメリカの祝日ですから、できればアメリカのワインで祝いたいもの。
NY州のリースリング、オレゴン州のピノ・グリー、
Clarksburgのシュナン・ブラン、カリフォルニアのソーヴィニョン・ブラン、
アンダーソンバレーのゲヴュルツトラミネールが、お勧めです。
アメリカのロゼならば、ピノ・ノアール葡萄から出来たもの。
アメリカの赤ならば、CA州かOR州のピノ・ノアール。
バルベーラなんかもいいですね。

9. サンクスギビング料理に合わないワイン。

まぁ、誰が何と言おうとも、飲みたいワインを飲めばいいのですが、
それでも個人的に、サンクスギビング料理に合わないと思うワインはあります。
カベルネ・ソーヴィニョン、メルロー、シラーは合いません。
もし、ワイン選びに困ったら、シャルドネが無難。
アメリカで一番ポピュラーな品種ですし、料理にも合わせやすいです。

10. デザートワインが大活躍。

食事が終わった後の、談笑の場を飾るのにぴったりなのが、デザートワイン。
どんな種類でも、大丈夫。
デザートワインのグラスを片手に、あちこちで話に花が咲くことでしょう。

以上、オリジナル記事は、こちらからどうぞ☆
楽しいサンクスギビングを、おすごしください♪


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by sfwinediary | 2009-11-24 04:13 | ワインなお話