どのボトルを残そうか…選択が難しい☆
2010年 04月 11日
ときどき、ユニークなワインを賞味する機会に恵まれます。
先日UPした、1956年ルイス・M・マティーニのピノ・ノアール
(Louis M. Martini 1956 Pinot Noir)は、そのひとつ。
半世紀もの時を経たワインを味わうのは、まさに至福の時。
感動の瞬間でありました。
でも、保存状態が保障されている古いワインが、
その辺に、経済的値段でゴロゴロ転がっているわけもなく、
一般的には、セミナーに参加するのが、こういったボトルを味わう好機のようです。
何種類も一度に楽しめますし、大抵の場合、保存状態の良いものが提供されますし☆
それにしても、高いですよね、こういったテイスティングの参加費…。
先日サンフランシスコで開かれた、古いマディラ酒のテイスティングは
お一人様$400!
夕食付だったそうですが、でもやっぱり高い~~~☆
(ブレイクはお呼ばれして行きましたが、私は大人しく留守番)
そこで思いつくのは、長期保存に向いていそうなワインを自力で発掘して、
セラーに眠らせて、何十年後かに味わう…。
楽しそうですよね☆
でも、現在、大抵のカリフォルニア・ワインは“買ってすぐ飲む”ことを
前提として造られているので、
なかなか30年、50年といった時間を耐え得るものに出会うのは、難しいみたい。
先日、フランスのブルゴーニュへの視察旅行に旅立ったブレイク。
旅立ちの前に、セラーの整理…という事で、
機会がないままに、何年か眠っていたボトルを開けました。
別に長期保存を狙って、残していたわけではなかったものの、
比較的、寿命が長そうなので、そのまま置いてあったのですが…。
残念なことに、これまで貴重なセラーのスペースを割いて
もったいなかったかな…って感じでした☆
どのボトルをセラーに残すか、判断が難しいなぁ…と、再認識した次第であります。