カリフォルニア・ワインのブログ。 夫は米国人ワインライター。その影響でカリフォルニア・ワインに囲まれた生活をしています。SFから、ユニークなワイン情報をお届けします♪  ゴマ(石川真美)


by sfwinediary
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WA誌アントニオ・ガッローニ氏 ナパの初評価は?

ナパ・ヴァレーが、息をつめて待っていた一瞬でした。
パーカー氏の後を継いでカリフォルニア担当になったアントニオ・ガッローニ氏が、
先月、ワイン・アドヴォケイト誌で初めてのナパ評価を発表しました。

Cathy Corison に90点以上が付くなどしたものの、
全体的には先人の評価をそのままに踏襲した印象。

氏の評価をどう読み解くか?
ブレイクの分析を和訳しました。オリジナルはこちらからどうぞ☆


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<インフレ高得点>

お気付きになられたように、今回ガッローニ氏が100点を付けたワインは無し。
99点も無し。97-99点が5種類。98点プラスが3種でした。
とはいうものの、高得点のマーケティング戦略は相変わらずのお家芸のようです。

今回評価されたワインは全部で1061種類。
そのうち815種が90点以上を獲得、これは全体の77%を占めます。
そして91点以上を獲得したのは、699種類でした。

<94点は、新たな90点>

トップのワインに対するガッローニ氏の評価は、パーカー氏より厳しくなったものの、
逆に中クラスのワインに対しては寛大になっています。

2年前パーカー氏は「北カリフォルニア:ナパのニューリリース」を評価し、
100点を6つ、99点を6つ、99-100点を1つ、98-100点を5つ…と、
お気に入りのワインには高得点の大盤振る舞いでした。
しかし、全体の平均は91点。
970種を評価した中で、518種(53%)が少なくとも91点以上でした。

一方で、今回のガッローニ氏の平均は92点。
53%が少なくとも92点以上を得、その中でも34%は93点以上です。

ナパワインの95点評価は、もはや特別な高得点ではありません、
何故ならば123種が95点以上を獲得したのですから。
平たく言えば、9本のうち1本は、少なくとも95点が付いているのです。

パーカー氏の様に熱烈にナパワインを愛する事は無いようですが、
ガッローニ氏の評価は、全体的には寛大なようです。

<低得点は無し>

ガッローニ氏は、嫌いなワインについては公表していないので、
このタイトルは公正ではないかもしれません。
今回の最低点はHourglass Blue Line Cabernet Franc 2009 ($140) に付けられた85点。
カベルネ・フランクの持つべき特性を欠いていた事への罰でしょうか。
可愛そうなHourglass。
14種が86点だったというのに、Hourglassだけが単独で85点の最低点でした。
ガッローニ氏はカベルネ・フランクにうるさいようです。

<カベルネ・ソーヴィニョンのルール>

95点以上を獲得した123種のうち、なんと113種がカベルネ・ソーヴィニョン、
またはカブを使ったブレンドでした。

その中で目を引いたのは、98点プラスを獲得したKongsgaard The Judgeのシャルドネ。
白ワインで唯一95点以上を獲得したThe Judgeの2種類は、
決して繊細さで知られている訳ではないので、この先ガッローニ氏が
食事に合うようなワインを評価してくれるよう、祈りたいものです。

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長くなるので、続きは後日載せます☆
待ちきれない方は、オリジナルの英語版をお楽しみください♪

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by sfwinediary | 2012-01-05 08:43 | ワインの雑学