カリフォルニア・ワインのブログ。 夫は米国人ワインライター。その影響でカリフォルニア・ワインに囲まれた生活をしています。SFから、ユニークなワイン情報をお届けします♪  ゴマ(石川真美)


by sfwinediary
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カテゴリ:日記( 51 )

サンフランシスコの虹 koneta

まだ仄明るい夕方7時半ごろ。
日没まぎわのサンフランシスコ東方の空に虹が出ました。

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くっきりはっきりの虹は、よく見ると二重。

あちこちのアパートメント屋上には見物客が続々。

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虹の饗宴は15分ほどで終了しました☆

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by sfwinediary | 2012-09-05 17:41 | 日記

無題

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祈り。。。
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by sfwinediary | 2012-03-11 02:27 | 日記
バレンタインデー。2月14日に繰り広げられるのは、
もはやロマンスでは無く、ビジネスなのは周知の事実。
そんな中、ワインも例外ではありません。

チョコレート味のワイン、甘~い赤ワイン、超安価なマスカット、等々、
甘あまワインが脚光を浴びる時。
風味付きの日本酒は、この日30%も販売が伸びるとか…。

アメリカで売られているワインの61%は$7以下の安価なワイン。
$10以上のワインは全体の20%程だそう。
そしてこれら安価なワインが一気に販売を伸ばすのが、
バレンタインの様なイベント日という訳です。

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最近アメリカでホットなのは、マルベック(Malbec)。
そして樽で熟成しないタイプのシャルドネは、なんと2倍もセールスが伸びたそう。

カリフォルニア州で栽培されている殆どの葡萄は、これまで生産者の名が
ボトルに載る事も無い、安いバルクワインとして売られてきました。
でも、ここ2年ほど不作が続いたので、今年は葡萄の値段が上がるかもしれません。

安い葡萄の産地として知られていたセントラル・ヴァレーでさえも、近年では
アーモンドなどの値が上がった為、今では事前に契約の上で葡萄栽培をするのだとか。

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さて、最近、不足がちな葡萄として名が挙げられるのは、メルロー。
映画Sidewaysの後、この葡萄を新たに植える栽培者は減ったものの、
未だに消費者が買い続けている葡萄品種。
メルローは、ブレンド・ワインでも大きな役割を果たしています。
なので需要が落ちないんですね。

ジンファンデルも不足がち。というのも、近頃人気の甘~いワインで使用されるから。
熟成したジンファンデルは、フルーツ風味と糖分に富んでいる故なんですね。

一方でピノ・ノアールは1本$10で売られる、安価なプライベート・ラベルに登場。
というのも、メルローの大量買いが困難になった為。
またSideways影響で、猫も杓子もピノを植えたしわ寄せがきている感も。
ピノのバルクワイン、ちょっと高級感がありますよね。

2年連続の葡萄不足の為、これまで$10に設定されていたワインは、
今年(2012年)には$12程に値が上がるものと予想されます。
また、$15で売られていたナパのカベルネ、しばらくは姿を消すかもしれません。

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何時もは雨の多い12月から2月にかけての北カリフォルニア、
例年になく晴天続きでした。

今日は雨がちらほらしてますが、水不足が懸念されています。
今年の秋の葡萄、どんな収穫高になるのでしょうか。気になります☆
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by sfwinediary | 2012-02-14 09:38 | 日記
不況に悩むアメリカ。
CA州では財政難から、2013年までに34,000人の服役囚を解放する計画です。
最高時には202%にものぼる服役囚を抱えた州では、環境を改善する為に、
来年までに刑務所の収監率を137.5%まで下げる予定だとか。
なので、よほどの凶悪犯で無い限り、泥棒くらいでは直ぐに釈放される可能性が大。

…って事は、今世紀に入って最悪のワインを巡る犯罪人、Mark Christian Andersonは
2月7日に言い渡された、27年の刑を終える前に、釈放されてしまうかもしれません。

ベイエリアにお住まいの皆さんは覚えておいででしょうか?
7年前にVallejoで起きた倉庫の火事事件を。
幸いにも人的被害は出ませんでしたが、この火事で被害を受けたワインの総額は
100億円以上。
例えばRealm Cellarsは、創設時からの全てのヴィンテージを失ってしまいました。
(事件の詳細はブレイクの記事をご覧ください)

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Julie Johnson, with co-worker Arturo Soriano, fears Tres Sabores vineyard lost 2,400 cases of Cabernet Sauvignon and Zinfandel. Chronicle photo by Frederic Larson

検察側はアンダーソン被告に11年を求刑、そして彼が受けたのは27年の懲役刑でした。
現在63歳のかれは2007年から服役していますが、刑期を終えるのは90歳の予定。
この火事で人的被害は出ませんでしたが、これだけ長い刑期が言い渡されたのは、
ひとえに彼の態度の悪さ。
しおらしかったのは裁判の始めのうちだけ。途中から弁護士を非難し、
ありとあらゆる健康問題を持ち出して、なんとか罪から逃れようとしたのです。

アンダーソンの経歴は自称、ロックグループの元マネージャー、元相撲レスラー、
そして留守番メッセージの発明者。どれも嘘八百。嘘で固めた人生でした。

そんな彼がターゲットにしたのは、ワインの収集家達。
コレクター達に、甘い言葉で自分が管理すると持ちかけて、貴重なワインを集めます。
そしてそれらのワインを転売して私腹を肥やしていたのです。

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例えば、3人の収集家が1990年ラフィット・ロートシルトを預けたとします。
アンダーソンはその中の2本を売るか、自分で飲んでしまいます。
(失われたワインがどのように消えたのか、彼は未だに口を閉ざしています)
収集家Aがラフィット・ロートシルトを呼び戻したら、手元に残った1本を持参。
もしも収集家BやCもラフィット・ロートシルトを呼び戻した場合には、
別の新しい収集家が、同じワインの保管を依頼する事を天に祈る…という仕掛け。
しかし、こうした自転車操業は、やがては顧客の知る所となります。

アンダーソンが初めて横領罪に問われたのは2004年。
翌年の時点で、彼は10の横領罪に問われており、被害総額はおよそ1億円にも上りました。
しかし、彼は保釈金を支払って釈放されます。

追いつめられたアンダーソンが取った手は、唾棄すべき行為でした。。。
2005年の10月、事実を隠ぺいするために、倉庫に火を放ったのです。

倉庫では訪問者の来歴を記録しており、アンダーソンは即刻、第一容疑者となりました。
この自暴自棄の社会病質者による、とんでもない行為により、破壊されたワインは6万本。
あたら貴重なワインが露と消えてしまったのでした。

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Insurance adjuster Richard Reimche inspects a rollup door which was apparently blown out from the intense heat in the fire at the warehouse. Chronicle photo by Paul Chinn

この事件から間もなく、ブレイクと共にショーン・サッカリー氏の元を訪ねました。
その時、当時この倉庫に保管していた為、火事に遭い売れなくなってしまった
マグナムのサンジョベーゼのボトルを頂きました。
現在、このワインは、とあるSFの倉庫でこんこんと眠りについています。

悪い奴のとばっちりを食らって、再び炎に曝される…なんて悪夢が
二度と起こらないといいのですが。

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Blake と ワインメーカーSean Thackrey 氏
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by sfwinediary | 2012-02-09 07:59 | 日記

Feliz Ano Nuevo!

Wishing you a very Happy New Year!

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2012年が皆様にとって素晴らしい年でありますよう、心からお祈り申し上げます。
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by sfwinediary | 2012-01-01 03:33 | 日記

Happy Holidays!

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Happy Holidays and a Peaceful New Year!
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by sfwinediary | 2011-12-25 02:12 | 日記
或る日、我が家に、大層立派な木箱が送られてきました。
ワクワクしながら開けてみると、入っていたのはSpike your juice(スパイク・ジュース)。
ジュースをアルコール飲料に変身させる、お手軽キットです。

せっかく頂いたサンプル、早速試してみました。
その様子をブレイクのレポでお楽しみください。オリジナルはこちらからどうぞ♪


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Spike Your Juice lets you make wine from any juice in 48 hours
- By W. Blake Gray


もしも自分が刑務所に収監される…なんて羽目に陥ったら、その際には是非
『スパイク・ジュース』を差し入れてもらおうと思っている。

Spike your juiceは、様々なジュースを、何と48時間でワインに変身させる優れモノ。
中身は至ってシンプル。
まず、イーストと砂糖が詰まった小袋。
その他に、ゴム製のストッパー、そしてエアロック。
この3つが揃ったら、基本的には、どんなジュースだってワインに変身させられる。

ドイツにはFederweisserと呼ばれる、季節の飲み物がある。
圧搾されたばかりの葡萄果汁で、収穫時にだけ手に入るのだけれど、
買った時点でまだ醗酵が進んでいる状態なので、味が刻々と変わるし、
あまり遠くには運搬できない。
僕はドイツでこのFederweisserに挑戦してみたけれど、味よりも
そのコンセプトが気に入ったものだった。
Spike your juiceも同じで、君がDIY (Do it yourself) 派だったら、きっと気に入ると思うな。

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作り方はとっても簡単。
好きなジュースを室温に戻して、蓋を開ける。
(ジュースは64オンス(約1.8L)入り、人工甘味料無添加のもの奨励)
袋の中身を入れて、蓋の代わりにゴム製ストッパーとエアロックを装置。
Co2 が逃げられるようにする。(さもないと、ジュースが爆発するので要注意)
あとは48時間待つだけ。

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僕は早速、送られてきたサンプルの木箱に入っていたWelch'sの
ブラックチェリー・コンコード葡萄ジュースを使って、実験に挑んだ。

48時間後に出来上がったのは、ちょっと発泡性のある、
さしずめスパークリング・メルローと呼べる飲み物。
その後3日間にわたって試飲したところ、味は日を追うごとにドライになり、
イーストの作用で糖分がアルコールに変換されていく様が実感できた。

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アルコール度を発表したい処だけれど、ワインライターと、ワインメーカーの違いは、
自宅にアルコール測定器が有るか無いか。残念ながら家には測定器が無いんだ。
説明書ではアルコール度は14%ぐらいまで上がると言う事だけれど、
今回作ったものは、僕の感で言うと、恐らく10%ちょっとぐらいかな。

発酵を止める事は出来ないけれど、冷蔵庫に入れる事により、過程を遅らせる事は可能だ。
僕のアドバイスを聞いてくれるなら、早い段階で入れる事をお勧めしたい。
実験前にはドライな方がいいかな…と思ったのだけれど、実際に作って見ると
やや甘味があった方が美味しかった。
それとも僕はやっぱり典型的なアメリカ人ワイン愛飲家なのだろうか…
「ドライが良いよね~」と口では言いながら、甘いのを飲む…ってパターン。

結果から言うと、自分的には、やっぱり発泡してない本物のメルローを飲みたいと思う。
似通った味ながら、プロの造ったメルローの方が美味しいからね。
一方で、甘いモノ好きの妻は、毎晩一杯ずつ飲んでボトルを殆ど空にした。
(3日間、一日一杯づつ試しただけだよ~~~!ボトル半分だぜよ!byゴマ)

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次に、まったく別のジュースを使ってみることにした。
ご登場を願ったのは、オレンジジュース。
大枚 $6.50 をはたき、オーガニックで搾りたてのOJを買い込んだ。
良い結果を得たければ、まず良い材料を使わねば…と言うわけ。

48時間後、なんとも素晴らしい結果が出た。
出来あがったのは、これまで味わった中で最高のミモザという風情。
(多分、レストランで出るミモザは、あまり質の良くないOJに、
安いカヴァが使われているからなのかもしれない。)
自分で造ったDIY版は、マイルドな発泡感にオレンジ風味が豊かで、
甘さと酸味のバランスが絶妙と来ている。メチャ美味しかった。

…で、しかし、全部飲みたいのを我慢して、実験を続けることにした。

実験開始から72時間後、発泡が強く、ドライになり、快適さが損なわれてきた。
96時間後にはアルコール感ばかりが目立ち、甘さが無くなり、飲める代物では無くなった。
これだったら48時間の時点で、全部飲んでしまえばよかったなぁ…。
まぁ、これも実験の為。残りは台所シンクの露と消えたのでした。

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僕は別にSpike Your Juiceが、プロの造ったスパークリングワインよりも
美味しいなんて言ってるわけじゃ無いので、誤解なき様に。
でも世の中に、プロの造った柘榴のスパークリングワインや
グレープ・フルーツで造ったスパークリングなんて、売って無いだろう?
だからね、自分で造って楽しんでみるのは如何でしょうか…ってわけ。

最後に。
もしも刑務所暮らしをするならば、僕は最高のワインメーカーになれると思うよ。
リンゴやクランベリージュース、はたまたブレッド・プディングを使ってね。
まぁ、Spike Your Juiceが手に入ったら…って話だけれどね。

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興味がある方は、Spike Your JuiceのホームページアマゾンUSAから買えます☆
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by sfwinediary | 2011-12-13 08:00 | 日記
ワイン・アドヴォケイト誌でスペイン、南アメリカ等を担当していたジェイ・ミラー氏が辞任したと、
今日12月4日発表されました。
先日持ちあがった、スペインへのワイナリー訪問で高額な報酬を得ていた・・・
との疑惑に対して、パーカー氏は明確な答えを出していませんが、無関係では無いはず。

後任は、Neal Martin 氏がスペイン・アルゼンチン・チリを、
David Schildknecht 氏がオレゴン州、ワシントン州を引き継ぐようです。

氏の辞任により、WA誌のスペインへ・ワインへの評価が、大きい事はいいことだ…一辺倒ではなく
バランスのとれた良い方向へと向かってくれるといいなぁと願うのでありました。

メディアと報酬の関係…。
簡単には割り切れない問題であります。

とみに情報が氾濫する昨今。
どの媒体を信じて、どんな情報を吸収していくか、受け止める側の賢い選択が重要な鍵ですね。

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by sfwinediary | 2011-12-04 20:38 | 日記
アメリカの市民権を持つ人ならば必ずお勤めしなければならない、陪審員制度。
サンフランシスコに住み始めて間もない頃、市民でもない私にまで通知が来て、
誰が何を根拠に候補者リスト作ってるんだい?と、怪訝に思ったものでした。
アメリカ的ないい加減さか、はたまた候補者を集める苦労の故、なのでしょうか…。

さて、米国民であるブレイクの元には、毎年「義務を果たせ」通知が届きます。
アルコールに関する事なら何でもあり♪のこのブログ。
面白いので訳してみました。ブレイクのオリジナル記事はこちらからどうぞ☆


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My day in court for a DUI trial – By W. Balke Gray

そうなんだ、諸君。
飲酒のプロフェッショナルである僕、W. Blake Gray は昨日、裁判所に出頭した。
それも飲酒運転の裁判のために。

…と言っても、幸いなことに僕自身の裁判ではなかったんだけれどね。

恒例の陪審員義務のお呼びがかかり、サンフランシスコ裁判所に出頭したんだ。
でも、やっぱり何時もの如く選ばれなかった。
そう、何故か僕はこれまで陪審員に選ばれた事が無い。

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僕が初めて招集を受けたのは、フロリダに住んでいた頃の事で、
当時、新聞記者としてタンパに近い小さな街を担当していた。
その街の親愛なる裁判官アーネスト・アウルス氏は、集まった候補者の中に
自分の顔を認めるや否や、「ブレイク、家に帰りな」と、早々に僕を追い返したんだ。
実はその少し前、彼の名が全米の新聞一面を飾った事があるのだけれど、
すっぱ抜いた記事は僕の手によるものだった。

当時、ラブ(Love)という男が、一緒に暮らす女性に繰り返し暴力を振るっていた。
彼女はその度に警察を呼ぶんだけれど、ぼとぼりがさめると彼を身請けしに行く…。
こんな事が何度も繰り返され、裁判官はラブに対して怒っていた。
裁判官は保護観察下に置かれていたラブに、女性と結婚するか、別れるか、
どちらかを選択するようにと判決を下した。
その時、僕がAP通信に送った記事の見出しは
「Judge to Love: Get Married Or Get Out」 (ラブへの審判:結婚か、別離か)

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さて、話を戻そう。
この日の飲酒運転にまつわる裁判で、僕が陪審員席に座る事は結局無かったのだけれど、
選任の過程で弁護士達が投げた質問と、それに対する候補者達の返答が興味深かったので、
ここに記そうと思う。

この日選ばれた24人の候補者の内、6人がアルコールを全く飲まないと言い切った。
全米の平均から見ると、これは低い数値だ。
(成人米国人の3分の1が、アルコールを飲まないと推定されている。)
けれどもここがサンフランシスコである事を考えると、25%という数字は高く感じる。

理由が気になるよね。
1人は健康上の理由で飲酒を止め、3人(全員アジア人)は味が嫌いだから飲まず、
もう1人はアルコールを飲む理由が無いから…と言う理由だった。
そして最後の1人は質問自体が気に障ったようで「俺の一族は飲酒しない」と言い放った。
被告弁護人は最後の彼を候補から退けた。(4人まで退ける事ができる)

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「これまでに飲酒後に車を運転した事があるか」という質問に対しては、
候補者24人中、手を上げる者は一人もいなかった。
更に踏み込んだ質問に漸う一人が、夕食時に一杯だけ飲み、その後運転した事が
一度だけある“かもしれない”と、言い抜けの余地を残しながら認めた。
果たして、他の皆はウソつきだったのか?
僕は一杯か二杯飲んだ後に運転した事が何度もあるけれど、
法的にも道徳的にも運転できる状態であった事は断言する。
何故なら僕はプロフェッショナル・ドリンカー(professional drinker)だから。
もしも全てのサンフランシスコ住人が、この候補者達の言うように
一杯でも飲んだ後では絶対に運転しない優等生だったならば、
この街の週末の夜の運転は、どれほど安全になる事だろう。
…やっぱり、彼らの返答は信じ難いよね。

さて24人中2人には、家族にアルコール問題を抱える人間がいると言うことだった。
一人はIRS (米国国税庁)に勤める女性。
父親は大酒飲みだったと言うと、被告弁護人は即座に彼女を候補から退けた。
もう一人は、親戚にアル中がいるが、自分の判断に影響は及ぼさないと主張した。
検察側は後に彼を候補から退けた。

この日法廷には、24人の候補者と、僕を含めた50人余りの“候補者の候補者”がいた。
被告弁護人は全員に向かって「飲酒運転の法律は、アルコール濃度“ゼロ”であるべきだ。
いかなる余地も認めるべきではない」と言う意見に、賛同するか問うてきた。
手を上げたのは1人。思うに、これはサンフランシスコならではの現象で、
他の土地だったら、もっと大勢の手が上がった事だろう。

裁判が始まる前に、僕は解放された。
被告弁護人の質問内容から察するに、どうやら被告はアルコール濃度検査を受ける事を
拒否したようだ。
「アルコール検査を拒否する事は、罪であると思うか」という問いに2人が賛同し、
両者とも弁護人によって候補者から退けられたからね。

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今回の裁判に陪審員として並びたかったと、心底思う。
候補者の候補者だったから意見を述べる舞台が無かったけれど、
もしも僕が質問されていたら、こう答えたかったんだ。

「もちろんアルコールを飲んでるよ!それも毎日ね!
運転前にアルコール摂取した事?何度もありますよ~。
法的に許されるアルコール濃度を0%まで落とす必要?無いと思うなぁ。
この案件を公平に審判できるかって?もっちろんさ!
僕は週の殆どを、公平なワインの審査の為に費やしているんだけど、
ワインを試飲したすぐ後で車に飛び乗って、
吹きすさぶ嵐の中を高速でぶっ飛ばして………」

もちろん嘘です。初めの1行だけ本当です。

まぁね、例え僕が候補者に入っていたとしても、多分、慇懃にお断りされた事だろう。
でも、そしたら何時ものようにカクテルを一杯ひっかけに行くだけの事さ、
もちろん何時ものように「歩いて」ね。

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以上、DUIに纏わるある日のサンフランシスコ裁判所の風景でした。

念の為に付け加えますが、どうしてもワインを飲んだ後に運転する必要がある場合は、
相棒はコーヒーを飲んだりデザートを食べたりして時間をおき、しっかり酔いを醒まします。
また、酔いたい気分の時は初めから運転はせず、歩ける距離のレストランに徒歩で行きます。

だからサンフランシスコから離れられないのでありました☆

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by sfwinediary | 2011-11-29 09:14 | 日記
11月1日は、死者の日 (Day of the Dead)。
家族や友人が集い、故人の思い出を偲ぶ、日本でいう所のお盆のような日です。
でも、メキシコでの故人の偲び方は、あくまでも明るく派手☆

この死者の日のお祭りを見にいらっしゃいな…との招待を受け、
ワクワク顔でユカタン半島のリゾート地、カンクンに出かけたブレイク。
リゾート・ホテルに宿泊し、地元の遺跡や、ディズニーみたいなテーマ・パークを観光、
スパを楽しみつつ、フレンチ料理を食らう…というスケジュールの視察旅行でした。

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さて、帰ってからの感想は…
遺跡やテーマ・パーク(?)は楽しかったようですが、
せっかくメキシコを訪れながら、毎夜のフレンチ料理攻撃には参った様子。

まぁ、カンクンと言えば、“超エキゾチックな異国の地”が苦手な
中西部辺りにお住まいのアメリカンが、一番初めに選ぶ
“ちょっとだけエキゾチックな海外旅行”先の一つ。
(その昔、とあるカンクンの旅行記事に『英語以外の言語を話す必要はないし、
食べ慣れない料理を口にする必要が無い』と、高らかに謳っておりました。)

よって、今回招集されたライター達の視察旅行では、当然の成行きだったのでしょうか、
一般的なアメリカンが好む無難な観光先やレストランが選ばれたようです。
(同じカンクンでも、リゾート地から離れれば離れるほど面白いそうです。
地元密着型のカンクン視察ツアーに参加した友人記者曰く。)

その昔バックパック一つを背に、東欧から始まって、イスラエルやエジプトまで南下し、
後にカトマンズ等、東南アジアを経由して、果てに日本に流れ着いた…という道のりを
「旅行」と認識するブレイクには、少々物足りなかったようです。

でも、ポツポツと単品で美味しい料理に出会えた模様。
ライムスープがとっても美味しかったというので、早速、我が家でも作ってみました。

ブレイクのブログでは、難しいNYタイムズ版と、簡単なボナ・ぺティ版
紹介していますが、私が挑戦したのはもちろん簡単版☆
料理が苦手な私でも、30分もかからずに出来ました。

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Lime soup from Labná restaurant in Cancun

日本ではトマトを使った具沢山スープとして紹介されているようですが、
ボナ・ペティのレシピはもっとシンプルで、より現地の味に近いと思います。

重要ポイントは、ライムをレシピの3倍使った事。
アメリカのライムは、メキシコ(カンクン)のものよりも、かなり味がマイルドなので、
現地の強烈な味に近づけるには、かなり思い切って入れた方が良いようです☆

サイドに用意したのは、玉ねぎとシラントロのみじん切り、
そしてライムゼスト(ライムの表皮をすりおろしたもの)。

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メキシコではブレイクはマルガリータをお供にライムスープを楽しんだようですが、
我が家ではバブリーと合わせて夕食にいたしました。

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さて先日、イギリスのライフスタイル雑誌電子版
「エッセンシャル(必須)ブログ100選」クリスマス版というのを発表しました。
その中で、ブレイクのブログがワイン・ブログ版で選ばれました♪♪♪

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(賞品は…ありませんでした☆☆☆ 残念)
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by sfwinediary | 2011-11-11 07:37 | 日記