カリフォルニア・ワインのブログ。 夫は米国人ワインライター。その影響でカリフォルニア・ワインに囲まれた生活をしています。SFから、ユニークなワイン情報をお届けします♪  ゴマ(石川真美)


by sfwinediary
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カテゴリ:ワインなイベント( 42 )

今週末、ジンファンデルのミニ祭りZintopia(ジントピア)が
ソノマのドライクリーク・バレーで開かれます♪

9月19日(土)に開かれる、一日限りのイベント($75/一人)。
ワインメーカーやヴィンヤードのオーナーに、直接話を聞きながら、
ずらっと並んだ50以上のジンファンデルを賞味できます。

サンフランシスコで開かれているZAPが、あまりにも有名になり過ぎて、
芋洗い状態の混み具合、ブースで話を聞くのはもとより、
テイスティングさえも、ろくろく出来ない状態になってしまった昨今、
ジンファンデル・ファンには、絶好の機会です。

そして何よりも、この時期のソノマは、“美しい”の一言。
葡萄が収穫され、空気にはワイン造りの芳香が漂っています。
ドライブがてら、ちょっと訪れてみるのも楽しいかも♪

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Zintopiaと聞いて、思い浮かべたのは、拙著『カリフォルニア・ワイントピア』。
出版社の産業編集センターで付けて下さった名前なのですが、
ユートピアとワインのかけ言葉で、とっても素敵な響きです。
英語でも”topia”とかけての造語があるんだなぁと、思った次第です☆

カリフォルニア・ワイントピア』おかげさまで、ご好評をいただいております。
どうもありがとうございます。大感謝でございます☆

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どうぞよろしくお願いいたします♪
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by sfwinediary | 2009-09-18 04:53 | ワインなイベント
来月、10月21日(水)に、サンフランシスコのピア3で、
ワインと食のイベント、Taste of the Bay 2009が開催されます。

ベイエリアのワイナリーやレストランの有志が、一堂に会する
テイスト・オブ・ザ・ベイ2009
主催者は、サンフランシスコ州立大学の
The Hospitality and Tourism Management Program。
奨学金や、プログラムのための基金を募るのが目的だそうです。

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参加ワイナリーは、Frank Family, Grgich Hills, Gundlach Bunchu, Mamm Napa,
Peju, Wente…他といった面々。
お時間のある方は、足を運んでみてはいかがでしょうか♪

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チケットは一人$125。
2枚目からは、$100となります。


Wednesday, October 21, 2009
6:00 to 9:30 p.m.
San Francisco Belle, Pier 3
San Francisco, CA 94133


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by sfwinediary | 2009-09-14 07:03 | ワインなイベント
ナパの中心地、ラザフォード。
その昔、ナパの偉大な醸造家、故アンドレ・チェリチェフ氏が、
この地の土壌を“ラザフォード・ダスト”と呼びました。
では、ラザフォード・ダストとは、いったいどの様な風味なのでしょうか?

2006年、この土地のベスト19のカベルネ・ソーヴィニョン。
先日載せきれなかった、Blakeのテイスティング・ノートです。


Pina Firehouse Vineyard Rutherford Cabernet Sauvignon 2006 ($85)
93 cases

深く、愛すべき香り。レッドフルーツのなかに、ブラック・リコリスの香りが少々。
初めタンニン、ミッド・パレット(中程)で、甘いラズベリーの風味。
香りの方が、味よりも複雑さを持つ。92点

Riboli Family Wine Estates Rutherford Cabernet Sauvignon 2006 ($60)
500 cases

ソフトなタンニン、チェリーとレッド・カーラントの風味。88点

Provenance Vineyards Rutherford Cabernet Sauvignon 2006 ($60)
22,000 cases

チェリー、ラズベリー、ホアハウンド、大地、胡椒といった、生き生きとした香り。
チェリーと、固いタンニンをバックボーンに持つラズベリー・フルーツの、2層の風味。
今飲んでもよし、数年にわたり味の変化が楽しめそう。95点

Round Pond Estate Rutherford Cabernet Sauvignon 2006 ($60)
2900 cases

とても熟成したチェリー、やや甘さを感じる。
Unrestrainedなカベルネを好きな人向け。87点

Frank Family Vineyards Winston Hill Rutherford Red Wine 2006 ($150)
840 cases

濃いチェリーと、ブラックベリー・フルーツ。濃厚なタンニンと、オークの風味が少々。
もう少し寝かせておく時間が必要。90点

Quintessa Rutherford 2006 ($155)
9400 cases

チェリー、ラズベリーをはじめとした華やかなフルーツの香り。
ものすごいタンニン、しかしフルーツ風味がそこにしっかりと捉えられている。
時間が経てば、美味しくなること確実のワイン。
少なくともあと2,3年は熟成期間が必要。91点

Raymond Vineyards Rutherford Cabernet Sauvignon 2006 ($60)
1100 cases

オーク、ダークチェリー、チョコレートといった面々の香り。反面、華やかな風味は驚き。
チェリー、ラズベリー。バランスがよく、タンニンもコントロールされている。
今飲んでもよし、2,3年待ってもよし。93点

Sullivan Vineyards Estate Rutherford Cabernet Sauvignon 2006 ($55)
1500 cases

ラズベリーと砂糖漬けのチリといった、意外な香りが面白み。
少々甘く、スパイシー。
初期の頃のラザフォード・カベルネとはかくや、と思わせる風味。88点

Flora Springs Hillside Reserve Rutherford Cabernet Sauvignon 2006 ($100)
320 cases

ぼんやりとした感じの果実の香り。
しかし香りの前兆とは一転して、風味はダークチェリーと少々のパストラミ味
(まるでフェリープラザのLULUのパストラミサンドイッチのよう)。
控え目なタンニン。燻製の肉のキャラクターが、思わずお腹をすかさせる1本。92点

Hewitt Vineyard Rutherford Cabernet Sauvignon 2006 ($85)
5500 cases

凝縮したチェリーの風味は、時間とともに輝きを増す。
少々のミルクチョコレート風味が沿っている。とっつきやすいワイン。93点


Peju Reserve Rutherford Cabernet Sauvignon 2006 ($105)
1700 cases

エレガントで柔軟なワイン。ブラックベリーとレッドチェリーの風味。92点

Slaughterhouse Cellars Rutherford Cabernet Sauvignon 2006 ($60)
269 cases

凝縮した、まだ熟成途中のワイン。
ブラックベリー、オーク、黒胡椒、そして少々の乾燥ハーブの風味。
バランスのいいワイン、しかし、あと3~5年は待ちたい。91点

Meander Morisoli Vineyard Rutherford Cabernet Sauvignon 2006 ($120)
40 cases

熟成してリッチな、ブラックベリー・パイのフィリングのような風味の、快楽的なワイン。
贅沢なタンニン、酸味は低め、しかしながら申し分なく魅力的。91点

Monticello Vineyards Tietjen Vineyards Rutherford Cabernet Sauvignon 2006 ($65)
224 cases

華やかなラズベリー風味。しっかりとした構造で、フィニッシュはタンニン風味。
タンニンが落ち着くまで、もう少し時間が必要。92点

Sawyer Cellars Rutherford Cabernet Sauvignon 2006 ($48)
1600 cases

複雑さを持つ赤フルーツと、砂糖漬けのフルーツ風味のワイン。91点

Sequoia Grove Rutherford Bench Reserve Cabernet Sauvignon 2006 ($65)
1700 cases

オーク風味が前面に出た、まだ熟成中のワイン。熟したチェリーのロング・フィニッシュ。
4~5年待つ必要あり。91点

Beaulieu Vineyard Georges de Latour Private Reserve Rutherford Cabernet Sauvignon 2006 ($115)
9000 cases

贅沢な熟したラズベリーに、少々モカ味が沿ったワイン。
口当たりの柔らかい、フルーティなロング・フィニッシュ。驚くほど濃密なフルーツ風味。92点

Rubicon Estate Rutherford Rubicon 2006 ($145)
Case production quantity not provided

(what are you ashamed of?) ケース数は企業秘密?
ブラックベリー、バニラアイスのクリーミーな口当たり。
今のところ新オークの味が勝ちすぎているが、10年後が楽しみ。90点

Staglin Family Vineyard Estate Rutherford Cabernet Sauvignon 2006 ($175)
2700 cases

複雑さを持ち、すでに成熟した香り。
ダークチェリー、オレンジの皮、葉巻箱、そしてオークの香り。
風味も香りと似て、思ったよりもたっぷりとした酸味。
現時点でこれだけの複雑さを持つワイン、
10月にリリース時には、どんな味になっているのだろうか。95点

以上、Blakeのオリジナル・テイスティング・コメントを見たい方は、
こちらからどうそ
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by sfwinediary | 2009-07-20 09:25 | ワインなイベント
何やら秘密結社のような名前の、ラザフォード・ダスト・ソサエティ。

ナパの中心地、ラザフォード(ルーサーフォード)葡萄栽培地域の
ワイナリーや、ヴィンヤードの面々が集まって、
この地を盛り上げていこう♪という、趣旨の団体です。
Rutherford Dust Society

ラザフォードで先日(15日)行われたのは、カベルネのテイスティング。
以下、ブレイクのレポートを和訳しました♪


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ノーヒットノーランを記録した、SFジャイアンツのサンチェス選手と並んで、
トム・リナルディ(Tom Rinaldi)が、今日の僕のヒーローだ。
彼は、プロヴィナンス・ヴィンヤーズ(Provenance Vineyards)のワインメーカー。

この日のラザフォード・ダスト・ソサエティのテイスティングには、
最も有名な高級ワインを含む、とってもシリアスなワイン達が並んだ。
いずれもこの地を代表する、2006年のカベルネ・ソーヴィニョン、
19本の逸品たち。

その中で、リナルディのワインは、最も安く、最も生産量が多い、
つまりお求めやすいものだった。

$45という値段のカベルネは、決してデイリーワインとは呼べないけれど、
19本中8本に、$100以上の値段が付き、
一般には、なかなかお目にかかる機会がない、
100ケース以下の少量生産ワイン達が居並ぶ中で、
プロヴィナンスの22,000ケースは、嬉しい知らせだ。

リナルディは、78年から99年まで、ダックホーンのワインメーカーを務め、
ラグジュアリー・ワインの多量生産に、長けている。
葡萄栽培者のAndy Beckstofferも、称賛に値する。

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さて、ここで前出のサンチェス選手の話に戻るが、
なんでも、サンチェス選手は、オールスター・ゲームが行われていた日、
7月14日に、父親とともに、プロヴィナンス・ヴィンヤーズを訪れたそうな。
ノーヒッターという大記録を達成した、4日後の事である。
しかもナパで訪れたワイナリーは、プロヴィナンス一か所のみ。

あれだけコントロールに苦しんだのに、
スライダーの制御方を見つけて、ノーヒットノーランを達成。
同じ週に、ナパのとび切り上等なカベルネを創り出すワイナリーを発見するとは、
サンチェス選手、なかなかやるではないか。

プロヴィナンスの魅力は、華やかなフルーツと、
堅実なタンニックをバックボーンに持つ、2層の風味だろう。
複雑さを持ち、長期熟成にも向きそうだ。
もちろん今すぐ飲んでも、いけている。

Provenance Vineyards Rutherford Cabernet Sauvignon 2006
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さて、実はプロヴィナンスは僕の2番目のお気に入り。
では、一番はというと…
スタグリン・ファミリー・ヴィンヤード(Staglin Family Vineyard)の
$175という値段にあたいする、エステートのカベルネ。
Staglin Family Vineyard Estate Rutherford Cabernet Sauvignon 2006


複雑でエレガントな味は、ヘルシーな酸味を持ち、長期保存に向いている。
この日並んだ、素晴らしいワイン・グループの中で、
特出して輝くのは至難の業だが、スタグリンのワインは難なくそれをやってのけた。

この日の結論だが、驚いたのは、しばしばナパを揶揄する時に使われる、
“フルーツ爆弾的”なワインが、殆んどなかった事。
やはりトップのレベルでは、エレガンスさと、複雑な風味がものをいう。

有名な“ラザフォード・ダスト”を味わったかというと、確証はないのだが、
秀逸なワインたちであったことは確かだ。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

以上、ブレイクの記事の和訳でした。
オリジナルを読みたい方は、こちらをどうぞ♪

<Rutherford Dust>
カリフォルニア・ワイン界の、偉大な醸造家であり、指導者であった
故アンドレ・チェリチェフ氏が、この地の土壌を“ラザフォード・ダスト”と
呼んだのが始まりだそうです☆

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by sfwinediary | 2009-07-18 15:21 | ワインなイベント
アメリカで独立記念日を祝うには、BBQパーティと、花火が欠かせない~♪
という訳で、独立記念日の3連休だった、先週末、
CIAの友人、ルーベン氏に招かれて、ナパのセントヘレナにある、
ルイ・M・マティーニ・ワイナリー(Louis M. Martini Winery) で、花火を見てきました。

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この日、サンフランシスコを北上して、まず向かったのはホグ・アイランド。
Hog Island Oyster Co.のファームでは、とれたて新鮮オイスターを
ピクニックテーブルで楽しめます。

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この日のオイスター・パーティのコンセプトは、ポー・ボーイ
牡蠣やエビを揚げて、サンドイッチにして食べる、南部の料理。
(カキの殻をこじ開けるのに忙しくて、写真を撮るのを忘れてしまいました☆)

ここの牡蠣には4種類ぐらいのサイズがあるので、
グリルやポー・ボーイにするなら特大を、
生でワインと一緒に楽しむならば、特小サイズがお勧めです。

牡蠣を注文すると、ナイフとお盆のセットを貸してくれます。
手袋もついてきますが、ナイフがシャープなので、
怪我をすることもありますので、ご注意を☆ 
(この日、実際に怪我した人間★イテテ)

不安な方は、お願いすると、お店のスタッフが、
すばらしい手際の良さで開けてくれます♪

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目の前の湾で捕れた、新鮮牡蠣♪

お昼にカキ料理でお腹いっぱいになったあとは、
田舎道(Tomales-Petaluma Rd)を東に向かってナパへ。
北カリフォルニアらしい奇麗な風景が堪能できる、とっておきの道です。

ナパに到着後、今度は別のパーティに参加して、夕食をごちそうに♪
ワイナリーの方々の話を拝聴しながら、行儀良くしようと思っていたのに、
BBQの美味しさに、ついつい食べまくってしまいました☆

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そして夜9時、ルイ・M・マティーニ・ワイナリーに到着。
ワイナリーのすぐ横で打ち上げられる花火は、時間的には短かったものの、
夜空をいっぱいに飾って、ものすごい迫力でした。

毎年7月4日には、ニューリリースのワインを飲みながら、
オードブルと花火をたのしめるイベント($95/一般)がありますので、
ナパで独立記念日を祝うのも一興です。

(もっと安くあげたい方には、道路の脇に陣取って、
自前のピクニックを楽しむ方法もあります♪)


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そして翌日。
セントヘレナのレストラン、プレス "Press" にて、オーナーRudd氏とランチ。
集まったのは、ワイン、クーリナリー(料理)関係者の面々。

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まずはワインを楽しみながら、Kobe Beef Hot Dogを賞味。
神戸牛(米国産)のホットドッグなんて、初めて食べたので興味津津。

ここは神戸牛(米国産&日本産)が、お勧めなので、
ハンバーガーとタルタルを、Blakeとシェアしたのですが、
味がとっても濃いビーフでした☆

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全部を一人で食べたわけではありません★皆で一少しづつ分けました(笑)

この2日間で、味見したワインの数、知れず…。
飲みまくり、食べまくり&の、独立記念日だったのでした。


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ナパからの帰り道。
ゴールデン・ゲート・パークの脇で見かけたバイク☆
どんなパーティからの帰り道だったのでしょうか…。

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by sfwinediary | 2009-07-08 10:22 | ワインなイベント
ピノ・ノアール好きにはたまらないイベント、
ピノ・デイズ(Pinot Days)が、6月28日(日曜日)、
サンフランシスコのフォートメイソンで開かれました。

5TH ANNUAL PINOT DAYS GRAND FESTIVAL
PUBLIC TASTING

カリフォルニアを中心に、オレゴン州、ニュージーランド、ブルゴーニュから、
200余りのワイナリーが広く集まるこのイベントでは、
実に様々なピノ・ノアールが楽しめます。

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ZAPよりも小規模ですが、新しく、一般の認知度が低い分、
集まった人々は、みなワイン好きです。

ジンファンデルを一堂に会したZAPは、最近ではお祭り化してしまい、
ワインの味を比べて楽しむというよりも、酔っぱらうのを目的とした
参加者が目立つようになりました。
(アルコール度が高いので、しょうがないのかもしれませんが☆)
Pinot Daysも、終りの頃には、皆ほろ酔い気分♪な感じでしたが、
全体的な雰囲気は、こちらの方が、じっくりとワインを楽しめるように感じました。

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美味しかったピノ・ノアールをご紹介♪

Failla フェイラ
2007 Russian River Valley Pinot Noir, Keefer Ranch

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Peay Vineyards ペイ・ヴィンヤーズ
2007 Scallop Shelf Estate Pinot noir, Sonoma Coast

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Merry Edwards Winery メリー・エドワーズ・ワイナリー
2006 Merry Edwards Pinot Noir, Russian River valley Flax Vineyard

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Siduri シドゥーリ
2007 Sonatera Vineyard Pinot Noir

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Woodenhead ウドゥンヘッド
2007 Pinot Noir, Russian River Valley

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映画サイドウェイ (Sideways) が世に出たのは2004年。
この映画により、一気にアメリカでのピノ・ノアール熱が高まりました。
その後、ピノ生産者が増えて、今や、これだけ多くのプロデューサーが集まる
イベントが開けるほどになったのは、素晴らしい事です。

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イヌが噛んで遊べる、ワイン型のオモチャ☆お土産に如何?
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by sfwinediary | 2009-06-28 13:05 | ワインなイベント
先日、CIAで行われたワインセミナー、Tasting Wine With The Pros。
4つの地区に分けられたピノとシラーを、それぞれブラインドで試飲して、
どちらがピノで、どちらがシラーかを当てようという、楽しいセミナー。

パネラーは、ワインライターのSara Schneider女史、Gerald Asher氏、Charles Sullivan氏、
ワイン・マーチャントのDarrell Corti 氏、そして進行役はW. Blake Gray。
いずれもワインに造詣が深く、数々のカリフォルニア・ワインの
著書や記事を世に送り出した面々☆

試飲の間中、パネラー達の知識が、おしげもなく披露されました。
(平たく言えば、皆話し始めたら止らない~~~☆)
脱線話が面白いんですよね、セミナーって♪
(学校の授業も、このぐらい面白かったらよかったのになぁ。)

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朝10時に、セミナー開始。集まったのは全員で30人ほど。
それぞれの席に用意されたのは、8つのミステリアス・グラス、
スピット用の紙コップ、水、番号が書かれただけの書き込み用シート。

それぞれグラスのふたを開けて、香りを見てメモ、味を見てメモ。
その後パネラーがあれこれ意見を言って、会場の皆を惑わした(?)後に、
挙手、結果発表という流れ。

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まずは2007年、カーネロスCarnerosのピノとシラー。

香りで、サリバン氏は1番をピノと判断。
でも味を見て2番をピノと変更。
1番は、ピノによくみられるラズベリーの香りを持つので、香りだけだと惑わされそう。
でも口に含むと、1番はヘビーなフルーツ風味、2番はもっと繊細。

聴講者では3人が1番をピノ、残りの私たちは2番をピノと判断。

結果は?
1番:Buena Vista Syrah 2007, Carneros
2番:ZD Pinot Noir 2007, Carneros

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次のグループは2005年、ソノマコーストSonoma Coastのピノとシラー。

3番をピノと思ったのは、雑誌サンセットのワインコーナーでおなじみの、セーラ1人。
(とっても優しくて、素敵な人柄♪)
彼女がそう思った根拠は、色が3番の方がクリア、
風味が明るいベリー系、スパイス系の風味も感じられる、等々。

彼女以外は皆、4番がピノに挙手。
私は4番にマッシュルームの様な香りがあり、酸味があってライトボディだったのに
対して、3番の方はパワフルなフルーツ風味を感じたのだけれど…。

結果
3番:Peay Estate Syrah “Les Titans” 2005, Sonoma Coast
4番:Sonoma Cutrer Pinot Noir 2005, Sonoma Coast

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さて、最も意見が分かれたのは3番目のグループ。
2003年、サンタルチア・ハイランドSanta Lucia Highlandsのピノとシラー。

ブレイクを含めて6人のみが、5番をピノと判断。
私も含めて残り全員は、6番がピノに挙手。

5番目のワインは、ポートっぽい甘い香り、
一方で6番目は、酸味が強くて繊細だったので
ピノかな?と思ったのだけれど、結果は…。

5番:Miura Vineyards Pinot Noir “Gary’s Vineyard” 2003, Santa Lucia Highlands
6番:Domaine Alain Voge Cornas “Les Vieilles Vignes” 2003, Rhone Valley

会場の5分の4の人間は、フランスのローヌ産シラーに惑わされてしまいました。
(この日のワインはCIAのソムリエ、トレーシー女史の選択。
コルナスを入れたのは、彼女のお茶目なジョークでした。)

ブレイク曰く「大抵のピノは香りで判断できるけれども、この2つは難しかった。
6番にゲイミーネス(gamey:野生的な風味)があったので、シラーと判断した。」

(横道1)この6番が、「コルナス」と発表された時は、パネラー達からどよめきが。
ここのワインは長期保存に向くとされていますが、
この2003年は、すでにピークを過ぎていたからみたい。

(横道2)2003年といえば、ヨーロッパを熱波が襲った年。
ヨーロッパ産の2003年を買うときは、ご注意です★


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そして最後のカテゴリー。
2001年、ロシアン・リヴァー・ヴァレーRussian River Valleyのピノとシラー。

7番と8番も、難しい~。両方とも繊細な風味。
初めは8番がピノかな?と思ったのだけれども、
辛うじて、7番に醤油風味を感じたので、ピノと判断。
(ゴマの必殺ピノ判断法、醤油風味~♪)

挙手の段階で、全員7番がピノで同意。
(一人だけ間違えて、8番に手を挙げなくてよかった~~☆ 小心者の私)

7番:Dehlinger Estate Pinot Noir 2001, Russian River Valley
8番:Russian Hill Estate Syrah Ëllen’s Block” 2001, Russian River Valley

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今回、私はピノを見つけることで、自動的に他方をシラーを判断したけれど
これがシラーと他の品種とだったら、どんな結果だったのかな?
難しい~~~☆

一生懸命に神経を集中して、味を見る。
ブラインド・テイスティング、なかなかスリリングな体験で、勉強になります。

ブラインド・テイスティング、香と味で、葡萄の品種、
はたまた産地、ヴィンテージまで当てちゃおうという、この試み。
これって、地道に飲んで、この種類はこんな香りと風味ってメモって
自分なりに体系づけるしかないですよね。
(記憶力に乏しい私には、なかなか困難な道のりです★)

別にワインの試験とか受けるわけではなくても、
ただ漠然と飲むよりは、楽しいかなぁ…と思うのですが。
ワインの遊び方の一つ、如何なものでしょう♪

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CIAのソムリエ、トレーシー女史

(横道3)さて、ここでクイズです。
カリフォルニアは天候に恵まれていますが、
そのため、逆にここで育った葡萄で、美味しいこの品種を造るのは、
まず、無理かも…というワインは何でしょう?

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答え:リースリング
やっぱ、飲むならフランスやオーストリア産♪

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司会役のブレイク、お疲れ様でした~☆

だいぶオタクな内容になってしまったのですが、ブラインド・テイスティング、楽しいです♪
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by sfwinediary | 2009-05-10 15:15 | ワインなイベント
先日、CIAで行われたワインセミナー。
題して、Tasting Wine With The Pros.
プロと楽しむワインテイスティング♪

パネラーは、ワインライターのSara Schneider女史、Gerald Asher氏、Charles Sullivan氏、
第二回ワインの殿堂入りしたワイン・マーチャントDarrell Corti 氏、
そして進行役はW. Blake Gray。
いずれもワインに造詣が深く、数々のカリフォルニア・ワイン関連の著書や記事を
世に送り出し、ワインについて語り始めたら止まらない面々☆

この日の議題は「近年のピノ・ノアールと、シラーの類似性」。
なんて書くと固いけれど、要はピノ・ノアールとシラーを飲み比べてみよう♪
という、なんとも楽しい試み。

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CIAグレイストーン校☆こんな校舎で料理の勉強が出来るなんて素敵ですよね♪

パワフルさが売り物の、カリフォルニア・ワイン。
天候に恵まれているのと、その他さまざまな要因で、
カリフォルニアの葡萄は、熟成しすぎるぐらい、よく熟成します。
そのため、フランスのワインなどに比べて、味がパワフル。

繊細さが売りのピノ・ノアールでさえも、その例外ではなく、
「マジでこれピノ?」って、叫びたくなるような、パワフル・ピノも珍しくはありません。

一方で、変幻自在のシラー。
育つ環境によって、赤フルーツ、黒フルーツ等、様々な風味を醸し出します。

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この日、用意されたのは8種類のワイン。

2007年、カーネロス(Carneros)のピノとシラー。
2005年、ソノマコースト(Sonoma Coast)のピノとシラー。
2003年、サンタルチア・ハイランド(Santa Lucia Highlands)のピノとシラー。
2001年、ロシアン・リヴァー・ヴァレー(Russian River Valley)のピノとシラー。

今回選ばれた4つの地域は、いずれも涼しく、美味しいピノの産地として有名。

昼間、お陽さまの下ですくすくと育つ葡萄。
これらの地域では、朝夕になると霧が発生して気温が下がるため、
葡萄にストレスがかかって、
結果、酸味のある、バランスのとれた葡萄に育ちます。

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ピノ・ノアールは、エレガントな葡萄。
美味しいピノは涼しい場所、主にカリフォルニアの海岸地域で育ちます。
でも、近年カリフォルニアでは、ピノの方向性が変化しつつあって、
どうも、パワフルな方へと進んでいる模様。
(アメリカンな消費者の舌に合わせた結果でしょうか?)
ピノの繊細さを好む人間としては、あまりありがたくない傾向です。

一方、逞しいシラー葡萄は、海岸地域でも、内陸部でも育ちます。
育つ場所によって、様々な表情を見せてくれる、楽しい品種ですが、
中でもクール・クライメット・シラーとして育った葡萄たちは
思わぬエレガントさを見せてくれます。

さて、飲み比べた結果は?
詳細は次回に~☆

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by sfwinediary | 2009-05-09 04:10 | ワインなイベント
友人宅で開かれた、ワインパーティ。
余興で出たブラインド・テイスティングで、間違えちゃった?
ご心配なく!プロ中のプロ、審査員だって木から落ちることもあるのですから☆

スペインで開かれている、ブリュッセル国際ワインコンクールで審査員を務めるため、
バレンシアを訪れたブレイク。
面白~い、逸話を送ってくれました。

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コンクール3日目。審査員グループの中で、僕はただ一人のアメリカ人。
他の4人は全員ヨーロピアン。イタリア人、ベルギー人、スペイン人、
そしてリーダーはボルドーから来たフランス人。

今日、何度か「アメリカ人だから…(いい意味ではなくね)」と言われる場面があった。

僕らが初めに審査したワインのグループは、明らかに樽で醗酵されたシャルドネ。
なかなかいい味のグループ。中には秀逸なのもある。僕はそう思った。

ところが、ボルドー氏はこのワインが自分の故郷、ボルドーの
ソーヴィニョン・ブランとセミヨンをベースにしたものだと主張。
一方、ベルギー氏はそれらが嫌いで、なんと「酸味が強すぎる」と言うではないか。
ヨーロッパ人がアメリカ人にそれを言うかい?
(多くの場合、欧州産の方が、カリフォルニア産よりも酸味に富んでいます:ゴマ注)
ベルギー氏は、それらのワインを東欧産だと判断した。

このグループが良いワインだと思った僕は、ワインの為に弁明したよ。
「バランスがいいし、良くできている、高価なフレンチオークを使っているし…」って。
そしたら、彼らがなんて言ったと思います?
「アメリカ人だから・・・」

その後3つのグループの審査は、事無く穏便に過ぎて行った。

そして最後のグループの審査に取り掛かったところ、
それらのワインと来たら…
粗野の一言。

1本だけ、かろうじて良かったものの、他は全然ダメ。
なので、僕は「グラス一杯でも、飲みたくない味だな」って言ったんだ。
そしたらその途端、他の4人が噛みついてきた!
彼らはそれがシラーだと思い、僕が“シラーの持つ良さ”を理解できてないというんだ。
そして、僕が点けた審査表を手にして
「辛すぎる」・・・だってさ。

ジャ~ン!結果発表しましょうか。

初めのグループは、ブルゴーニュの白。
中には、第一級(Premier Crus)のものも含まれていました。
(道理で美味しかったはず。)

そして最後の皆がシラーだと言った赤は、
チリのカルメネール(Chilean Carmeneres)だったのでした。

How do you say "nyah nyah" in Flemish?

(誰か、アメリカ人には味がわからないって言ったかな…?ってね)

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以上、ブレイクのブログに英語版が載っています。
初めに話を聞いた時は、憤りの私☆
『ワインの味を判断するのに、生まれは関係ないんじゃ~ないのかい?
そりゃぁ、生活習慣が味覚に及ぼす影響はあるけれど、
ヨーロッパ人以外には、ワインの味はわからないと言いたいのかい?』
と、思ったのでした。

どこに住んでいたって、生まれ持った舌によって、そして訓練によって、
味覚を磨くことは出来るはず。
今や巨大なワイン市場に成長した、アジアやアメリカ。
ヨーロッパで生まれなくても、ワインは充分楽しめてま~すってね☆

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自分なりにワインを味わって、自分だけの判断基準を、地道に造り上げる。
ワインを楽しむ核は「自分」。
人に振り回されないで、自分の生活を豊かにするために
ワインを楽しみたいですよね♪

ブリュッセル国際ワインコンクールは、ヨーロッパをリードする
主要なコンクールの一つ。
今年のブリュッセル国際ワインコンクール2009年(Concours Mondial de Bruxelles)は、
スペインのバレンシアで開かれていました。

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by sfwinediary | 2009-04-28 12:00 | ワインなイベント
ブレイクは、ただ今スペインに出張中。
スペインで開かれている、ブリュッセル国際コンクールで審査員を務めるため。

ブリュッセル国際ワインコンクール(Concours Mondial de Bruxelles)は、
ヨーロッパをリードする主要なコンクールの一つ。
今年は、スペインのバレンシアで開かれています。

アメリカ人審査員として今年招かれたのは、ブレイク(Gray W. Blake)、
ベブモのワン氏など数人。
飛行機がビジネスじゃない!と、ブツブツ文句言いながら、先日出かけて行きました。

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ブリュッセル国際ワインコンクール2009年(Concours Mondial de Bruxelles)

システムとしては、世界中から集まった審査員が小グループに振り分けられ、
カテゴリーごとに分けられたワインを審査。
ブレイクが初日に担当したのは、シャンパンとチリのメルロー。

10項目に分けられた審査表に、それぞれ5段階評価を下します。
「とても良い、良い、普通、悪い、とても悪い」って感じかな。
項目ごとに加算される点数が違っていて、たとえば香りは得点が高くて、
「とても良い」をとれば16点。「とても悪い」でも8点が加算されます。

そんなこんなで、初日のブレイクの評価は、55点から98点。
審査の詳細は、ブレイクのブログをどうぞ☆

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さて、巷に氾濫するワインコンクール。特に地元の小さな団体の主催とかだと、
逆に賞をとれないワインの方が少ないくらい、メダルがいっぱい。
このように「コンクールへの参加ありがとう賞」を乱発しても、
コンクールの権威が落ちるだけだと思うのは素人発想なのかな?
たとえばワインショップでPOSにある「XXXコンクール銀賞受賞」。
これって、よほどメジャーなコンクールでない限り、意味なし。

消費者としては、マーケティングに振り回されないように、
賞の意味合いを知っておかないと、安易に「あら、銀賞なら美味しいのかしら?」
なんて手に取ったところ、イマイチなワインに当たってしまったりするので
要注意ですよね☆

うららかな日和のサンフランシスコの日曜日。
鬼の居ぬ間に洗濯…ならぬ、夫の居ぬ間に大掃除頑張ろう~っと☆
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by sfwinediary | 2009-04-26 04:22 | ワインなイベント