カリフォルニア・ワインのブログ。 夫は米国人ワインライター。その影響でカリフォルニア・ワインに囲まれた生活をしています。SFから、ユニークなワイン情報をお届けします♪  ゴマ(石川真美)


by sfwinediary
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<   2009年 05月 ( 8 )   > この月の画像一覧

サンフランシスコを中心に、ベイエリアで活躍する、シティ・サーカス。
今年の演目は、カミカゼ・ハート

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最近目にする機会の多い、シティ・サーカス。
先日はバークレーで、オーストラリア人による
パフォーマンスを観てきましたが、
今回は、すぐ近くの劇場の公演に行ってきました。

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サーカスというと、シルク・ド・ソレイユを思い浮かべる方も多いと思いますが、
このシティ・サーカスは、街中の小さな劇場でも公演できる
コンパクトなサーカス。

演目は、天井からつるされた布でパフォーマンスするエアリアル系。
驚異の柔らかさを見せるバランス系、ジャグリング系、等々。
それにヒップポップ・ダンスが加わって、なかなか面白い演出。
主人公の恋人役で、人間の少女から白鳥に姿を変える役の女性が
おそらく元男性だったりして、なかなかサンフランシスコっぽくTwisted♪

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多少の粗さはありますが、一所懸命のパフォーマンスだし、
何よりチケットはたったの$14。
2時間たっぷり楽しめるので、文句はありません☆

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ハイ・エンドのカベルネのような、
シルク・ド・ソレイユの公演も楽しいですが、
友人のお手製ワインのようなシティ・サーカスも
味があっていいですよね♪
両方味わってこそ、人生深みがあって、楽しくなるのかな。

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生演奏が、パフォーマンスを盛り上げます♪
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by sfwinediary | 2009-05-30 07:35 | 日記
とてもアクティブな5月です。
先週、5月17日にはベイ・トゥ・ブレイカーズで12Kのマラソン。
足が筋肉痛☆
そして今週は、ホワイト・ウォーター・ラフティングで、
腕が筋肉痛☆

ラフティングが大好きな、夫のブレイク。
今週末、アメリカではメモリアル・デーの3連休。
何かしたい!と思い立ったようで、いきなり先週の木曜日に
ラフティングを予約。

サンフランシスコから2時間ほど北、
カリフォルニアの州都、サクラメントに近い
アメリカン・リバーのノース・フォークに行ってきました。

ミドル・フォークと、サウス・フォークは流れがなだらかで、
どちらかというと、ラフトに乗って、優雅に自然を楽しむ感じ。
2006年のラフティング記録♪
一方、ノース・フォークは、クラス4と3で、なかなかの激流もあり♪
自然の雪解けによって川の水量が変わるので、
私たちが訪れたのは、多分ラフティングできる最終週。
水量はかなり減っていましたが、それでもなかなか楽しい川下りでした。

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こんな感じ♪

カリフォルニアでは、多分チェリー・クリークが、一番の激流のようですが、
ここで、泳ぎのテストで散々な思いをした私は、
クラス4ぐらいがいい感じ。
それほど大変じゃなくて、でも、スリリングな激流あり。

それにしても、ジムに行かなくなったこの1年ほどで
すっかり筋肉が無くなってしまったようで、ものすごい筋肉痛☆
思えば最後にラフティングをしたのは、もう2年も前のこと、
エクアドルのことでした。

今回、あまりの筋肉の退廃に反省。
ダンベルを買って来て、上半身を鍛えようと、誓ったのでした♪
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by sfwinediary | 2009-05-24 11:41 | 日記
ローヌ地方スタイルワインといえば、
グルナッシュ、ムールヴェードル、シラーのブレンド。

南ローヌ地方の典型的な3種類の葡萄をブレンドして、友人が造った赤ワイン。
その名もストレートに「GMS」。
去年のクリスマスプレゼントにもらったのを、先日
アンチョビ・ピザのお供に開けました。

葡萄は全てローダイ(Lodi)で採れたものを使用。
グルナッシュは特に、オールド・ヴァイン(高齢樹)から採れたそうです。

グルナッシュが主なのに、ピノ・ノアールのような風味。
軽めで、酸味に富んだ、食事と共に飲むのにぴったりのワイン。

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アンチョビに合う赤ワインを探すのは、結構難しいのですが、
スティーブ&スーザンのワインは、酸味が豊富で軽いボディなので
美味しくマッチしてくれました。

ワインは3種類を、それぞれ発酵後にブレンド。
最近の流行スタイルだそうです。
何時も辛口のブレイクだけれど、このワインは美味しい♪って褒めたら
まだ残ってるから、あげるよ~だって☆
友情に感謝♪

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ジョギングの後、ストレッチするS・S・Bの図☆

さて、5月といえば、ベイ・トゥ・ブレーカーズ Bay to Breakers
サンフランシスコ湾、Bayから、太平洋岸の波、Breakersへの
12キロちょっとのマラソン☆

どちらかというと、お祭りモードのイベントなのですが、
今年は、裸&アルコール禁止。
(*裸禁止は反対意見が多くて、OKになったようです☆)

服を着るか否かは、本人の自由意思を尊重した方が
いいのではないかと思うのだけれど、アルコール禁止は賛成。
多くの人は、走ることが楽しみで参加してるんだから、
酔っ払いが面倒起こして、イベントそのものが
廃止とかになったら、悲しい限り。
(例えば、カストロ通りのハロウィン祭りは、一部の酔っ払いやギャングが
騒動を起こしたせいで、規模が大幅に縮小。
今では警官の方が多いぐらいだもんね☆)

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何年か前に、壮絶なバトルを繰り広げた、ブレイクと親友のスティーブ。
今年は仲良く一緒に走るとか。
私は、どうしよう?走ろうかな…モード。
贅肉が少しは落ちるかな?よし!走ろう!!!

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by sfwinediary | 2009-05-16 03:54 | Red WIne
見てきました~、映画スタートレック2009。
トレッキー(熱烈なファン)でなくても、充分に楽しめる映画でした♪
私は過去にTVシリーズを数本見たぐらいで、
登場キャラも、キャプテンとドクター・スポックぐらいしか
知らなかったのですが、それでも面白かった~~~!

まず、オープニングがとってもドラマチックで、ちょっとウルウル目に。
その後、小気味よく展開するストーリーは、
複雑怪奇でないので、トレック・ファンでなくても十分理解可能。
CGがとっても綺麗で、違和感があまり無いのがよかったし、
悪役のネロ(Eric Bana)も、超ハンサムでかっこいい♪

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スタートレック2009

もちろんトレック・ファンには、あちこちにインサイダー・ジョークが
散りばめられているので、笑いがいっぱい。

レナード・ニモイ氏が、オリジナルのスポックで登場したのは楽しかったし、
お母さん役のウィノナ・ライダー、とっても綺麗でした☆
若かりし頃のスポック役のザカリー・クイント、
漫画家の青池保子さんが描きそうな顔だ~~~と、思ったのは私だけ???

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60年代、シリーズが登場したとき、まだまだ旧ソ連は、バリバリの敵国。
かつてアメリカを攻撃した日本も、その範疇にあり。
なので、エンタープライズには、日本人のヒカル君と、
ソ連人のパベル君が乗っているんですね。
(演じていたのは韓国系の俳優さんですが、そこはあの「サユリ」を
作ったハリウッド、東洋人は皆一緒って・笑)
緑の肌や、尖った耳は持っていませんが、象徴的な二人の存在です☆

さて、惑星バルカンの次にネロが狙った地球のターゲットはベイエリア!
航空写真が映ったとたんに、「え~、サンフランシスコを攻撃するのーー!?」と
思われた人、多いのでは?
9.11以降、空からNYを攻撃するシーンは、アメリカ映画ではタブー。
(クローバー・フィールドは、地上からの破壊なのでOKみたい☆)
ハリウッドの看板爆破しても、あんまり…だし。
なので、ゴールデン・ゲート・ブリッジは、格好のターゲットなんですねぇ。
まぁ、特撮ルーカスはすぐ北のマリーンに本拠地がありますものね。
ドリル・ベイビー・ドリル♪と謳った某政治家に次いで、
ネロもCA沿岸に穴をあけようとします。
(某政治家=ネロ=悪役と連想するのは、ちょっと深読みしすぎ???)

映像が奇麗ですし、音楽も迫力満点。
ポリスとのカーチェイスで流れるのは、ビースティ・ボーイズ♪
劇場で観て、損のない映画です。
(逆にDVDでは魅力半減かも☆)

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ここから先はネタばれありです☆
まだ映画観てない方は、また後ほど~♪


More
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by sfwinediary | 2009-05-12 10:42 | 映画
先日、CIAで行われたワインセミナー、Tasting Wine With The Pros。
4つの地区に分けられたピノとシラーを、それぞれブラインドで試飲して、
どちらがピノで、どちらがシラーかを当てようという、楽しいセミナー。

パネラーは、ワインライターのSara Schneider女史、Gerald Asher氏、Charles Sullivan氏、
ワイン・マーチャントのDarrell Corti 氏、そして進行役はW. Blake Gray。
いずれもワインに造詣が深く、数々のカリフォルニア・ワインの
著書や記事を世に送り出した面々☆

試飲の間中、パネラー達の知識が、おしげもなく披露されました。
(平たく言えば、皆話し始めたら止らない~~~☆)
脱線話が面白いんですよね、セミナーって♪
(学校の授業も、このぐらい面白かったらよかったのになぁ。)

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朝10時に、セミナー開始。集まったのは全員で30人ほど。
それぞれの席に用意されたのは、8つのミステリアス・グラス、
スピット用の紙コップ、水、番号が書かれただけの書き込み用シート。

それぞれグラスのふたを開けて、香りを見てメモ、味を見てメモ。
その後パネラーがあれこれ意見を言って、会場の皆を惑わした(?)後に、
挙手、結果発表という流れ。

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まずは2007年、カーネロスCarnerosのピノとシラー。

香りで、サリバン氏は1番をピノと判断。
でも味を見て2番をピノと変更。
1番は、ピノによくみられるラズベリーの香りを持つので、香りだけだと惑わされそう。
でも口に含むと、1番はヘビーなフルーツ風味、2番はもっと繊細。

聴講者では3人が1番をピノ、残りの私たちは2番をピノと判断。

結果は?
1番:Buena Vista Syrah 2007, Carneros
2番:ZD Pinot Noir 2007, Carneros

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次のグループは2005年、ソノマコーストSonoma Coastのピノとシラー。

3番をピノと思ったのは、雑誌サンセットのワインコーナーでおなじみの、セーラ1人。
(とっても優しくて、素敵な人柄♪)
彼女がそう思った根拠は、色が3番の方がクリア、
風味が明るいベリー系、スパイス系の風味も感じられる、等々。

彼女以外は皆、4番がピノに挙手。
私は4番にマッシュルームの様な香りがあり、酸味があってライトボディだったのに
対して、3番の方はパワフルなフルーツ風味を感じたのだけれど…。

結果
3番:Peay Estate Syrah “Les Titans” 2005, Sonoma Coast
4番:Sonoma Cutrer Pinot Noir 2005, Sonoma Coast

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さて、最も意見が分かれたのは3番目のグループ。
2003年、サンタルチア・ハイランドSanta Lucia Highlandsのピノとシラー。

ブレイクを含めて6人のみが、5番をピノと判断。
私も含めて残り全員は、6番がピノに挙手。

5番目のワインは、ポートっぽい甘い香り、
一方で6番目は、酸味が強くて繊細だったので
ピノかな?と思ったのだけれど、結果は…。

5番:Miura Vineyards Pinot Noir “Gary’s Vineyard” 2003, Santa Lucia Highlands
6番:Domaine Alain Voge Cornas “Les Vieilles Vignes” 2003, Rhone Valley

会場の5分の4の人間は、フランスのローヌ産シラーに惑わされてしまいました。
(この日のワインはCIAのソムリエ、トレーシー女史の選択。
コルナスを入れたのは、彼女のお茶目なジョークでした。)

ブレイク曰く「大抵のピノは香りで判断できるけれども、この2つは難しかった。
6番にゲイミーネス(gamey:野生的な風味)があったので、シラーと判断した。」

(横道1)この6番が、「コルナス」と発表された時は、パネラー達からどよめきが。
ここのワインは長期保存に向くとされていますが、
この2003年は、すでにピークを過ぎていたからみたい。

(横道2)2003年といえば、ヨーロッパを熱波が襲った年。
ヨーロッパ産の2003年を買うときは、ご注意です★


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そして最後のカテゴリー。
2001年、ロシアン・リヴァー・ヴァレーRussian River Valleyのピノとシラー。

7番と8番も、難しい~。両方とも繊細な風味。
初めは8番がピノかな?と思ったのだけれども、
辛うじて、7番に醤油風味を感じたので、ピノと判断。
(ゴマの必殺ピノ判断法、醤油風味~♪)

挙手の段階で、全員7番がピノで同意。
(一人だけ間違えて、8番に手を挙げなくてよかった~~☆ 小心者の私)

7番:Dehlinger Estate Pinot Noir 2001, Russian River Valley
8番:Russian Hill Estate Syrah Ëllen’s Block” 2001, Russian River Valley

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今回、私はピノを見つけることで、自動的に他方をシラーを判断したけれど
これがシラーと他の品種とだったら、どんな結果だったのかな?
難しい~~~☆

一生懸命に神経を集中して、味を見る。
ブラインド・テイスティング、なかなかスリリングな体験で、勉強になります。

ブラインド・テイスティング、香と味で、葡萄の品種、
はたまた産地、ヴィンテージまで当てちゃおうという、この試み。
これって、地道に飲んで、この種類はこんな香りと風味ってメモって
自分なりに体系づけるしかないですよね。
(記憶力に乏しい私には、なかなか困難な道のりです★)

別にワインの試験とか受けるわけではなくても、
ただ漠然と飲むよりは、楽しいかなぁ…と思うのですが。
ワインの遊び方の一つ、如何なものでしょう♪

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CIAのソムリエ、トレーシー女史

(横道3)さて、ここでクイズです。
カリフォルニアは天候に恵まれていますが、
そのため、逆にここで育った葡萄で、美味しいこの品種を造るのは、
まず、無理かも…というワインは何でしょう?

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答え:リースリング
やっぱ、飲むならフランスやオーストリア産♪

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司会役のブレイク、お疲れ様でした~☆

だいぶオタクな内容になってしまったのですが、ブラインド・テイスティング、楽しいです♪
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by sfwinediary | 2009-05-10 15:15 | ワインなイベント
先日、CIAで行われたワインセミナー。
題して、Tasting Wine With The Pros.
プロと楽しむワインテイスティング♪

パネラーは、ワインライターのSara Schneider女史、Gerald Asher氏、Charles Sullivan氏、
第二回ワインの殿堂入りしたワイン・マーチャントDarrell Corti 氏、
そして進行役はW. Blake Gray。
いずれもワインに造詣が深く、数々のカリフォルニア・ワイン関連の著書や記事を
世に送り出し、ワインについて語り始めたら止まらない面々☆

この日の議題は「近年のピノ・ノアールと、シラーの類似性」。
なんて書くと固いけれど、要はピノ・ノアールとシラーを飲み比べてみよう♪
という、なんとも楽しい試み。

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CIAグレイストーン校☆こんな校舎で料理の勉強が出来るなんて素敵ですよね♪

パワフルさが売り物の、カリフォルニア・ワイン。
天候に恵まれているのと、その他さまざまな要因で、
カリフォルニアの葡萄は、熟成しすぎるぐらい、よく熟成します。
そのため、フランスのワインなどに比べて、味がパワフル。

繊細さが売りのピノ・ノアールでさえも、その例外ではなく、
「マジでこれピノ?」って、叫びたくなるような、パワフル・ピノも珍しくはありません。

一方で、変幻自在のシラー。
育つ環境によって、赤フルーツ、黒フルーツ等、様々な風味を醸し出します。

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この日、用意されたのは8種類のワイン。

2007年、カーネロス(Carneros)のピノとシラー。
2005年、ソノマコースト(Sonoma Coast)のピノとシラー。
2003年、サンタルチア・ハイランド(Santa Lucia Highlands)のピノとシラー。
2001年、ロシアン・リヴァー・ヴァレー(Russian River Valley)のピノとシラー。

今回選ばれた4つの地域は、いずれも涼しく、美味しいピノの産地として有名。

昼間、お陽さまの下ですくすくと育つ葡萄。
これらの地域では、朝夕になると霧が発生して気温が下がるため、
葡萄にストレスがかかって、
結果、酸味のある、バランスのとれた葡萄に育ちます。

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ピノ・ノアールは、エレガントな葡萄。
美味しいピノは涼しい場所、主にカリフォルニアの海岸地域で育ちます。
でも、近年カリフォルニアでは、ピノの方向性が変化しつつあって、
どうも、パワフルな方へと進んでいる模様。
(アメリカンな消費者の舌に合わせた結果でしょうか?)
ピノの繊細さを好む人間としては、あまりありがたくない傾向です。

一方、逞しいシラー葡萄は、海岸地域でも、内陸部でも育ちます。
育つ場所によって、様々な表情を見せてくれる、楽しい品種ですが、
中でもクール・クライメット・シラーとして育った葡萄たちは
思わぬエレガントさを見せてくれます。

さて、飲み比べた結果は?
詳細は次回に~☆

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by sfwinediary | 2009-05-09 04:10 | ワインなイベント
先日、70年代のコメディ映画を見た。
Silver Streak(1976)(邦題 大陸横断超特急)

ロスからシカゴまでを列車で横断中に、主人公が大騒動に巻き込まれる話。
映画自体はつまらなかったのだけれど、中に面白い場面が♪

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2日半の旅なので、食事は食堂車。
そこで主人公が、出会ったばかりの女性の前で、いいカッコしようと、
「ムートン・カデ、何たらかんたら(仏語)」と、ワインを注文した。

まあね、ムートン・カデ、安価なワインだけど、列車の食堂だし、
テーブルワインとしてはポピュラーだもんね…と思った次の瞬間、
画面に思いっきり映っていたのは、コーベルのバブリー。

???目を疑ったが、間違いではない。
それもあの昔の平たい形のグラスで飲んでる…。
(なぜ昔はあの形がポピュラーだったのかな?すごく不思議)

「何でフランスワイン頼んだのに、コーベルのバブリーになるの~?」
と、ブレイクに聞いたら、
「昔のアメリカ人の、ワインに対する関心の低さの象徴」とのこと。

彼は小学生の頃に、この映画をTVで2回見たらしいのだけれど、
もちろん、当時、このヘンテコさには気がつかなかったそうな。

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映画に出ていたのは、こんな感じの平たいグラス☆
これじゃぁ、すぐにバブリーでなくなっちゃいますよね。泡ナシ…


コーベルは、カリフォルニアのスパークリングワイン・メーカー。
ソノマのロシアンリバー・ヴァレーに、1882年に設立されて、
以来、アメリカの食卓を飾ってきた、お手ごろ価格のバブリー。

先日、ワイン雑誌、ワイン・エンスージアストで
2008年のアメリカン・ワイナリー・オブ・ザ・イヤーに輝いたばかりです。

こう書いたからと言って、お勧めしているわけではなくて、
アメリカのバブリー飲むなら、シュラムズバーグやドメーヌ・シャンドン
グロリア・フェラーとかに、私なら手が伸びます(笑)。


今や、世界一のワイン消費国となったアメリカ。
ちょっと前までは、ムートン・カデとコーベルの違いに
誰もつっこまなかった、大らか(?)さがあったのですね♪

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映画といえば、日本でGWに公開された映画「グラントリノ」。
アメリカではだいぶ前にかかったので、見に行った時に書こうと
思っていたのだけれど、忙しさにまぎれていました☆

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感想は、「良い映画、でも暗いよ~☆」

アメリカに住んでいたら、見ないふりして通れない移民問題。
そしてダブルで暗かったのは、イーストウッドの年齢を感じたこと。

この映画を見て、「許されざる者」を思い出した方も
多いのではないでしょうか。
設定は違うけれど、コンセプトはまったく同じ。

かつて「許されざる者(Unforgivien/1992)」で、
さっそうと悪に立ち向かい、カッコよく悪を征伐したイーストウッド。
しかし年取った今、彼に残された手段は…。

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「マディソン郡の橋(1995)」で、シャツを脱いだ彼に、かなりの年齢を感じて
悲しかったけれど、グラントリノでは、さらに…。

あと、男の子がメインキャラの一人なのに、完全にお姉さん役に飲まれてる☆
もうちょっと、頑張ってほしかったかも。
魅力的なキャラを作り出すのは、最終的には役者さんの持つ
プラスアルファなのだなぁ、とつくづく感じたのでした。

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イーストウッド氏、1930年にサンフランシスコで生まれたんですね☆

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by sfwinediary | 2009-05-05 13:08 | 映画
先日開けたワインは、90年代のもの。
かなり熟成していて、開けた時には、まだまだ果実風味が残っていたものの、
1時間後には…。

ガ~~~ン!超フラット。

変化の仕方を楽しむのも、ワインの醍醐味。
しかし、ここまで急激にフラット化するのは悲しいかも。
このまま後2,3年保存しておこう、なんて思わなくてよかった。
飲み頃を探るのって、つくづく難しいなぁ…と感じたのでした。

さて、香りと風味を大きく作用する、ワイングラス。

最近、アメリカで販売促進に力を入れているようで、
目につくようになったのが、ドイツのグラス、アイッシュ(Eisch)の
Breathable Glass

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こちらの“売り”は、透湿性のよさ。

酸素がワインに溶け込みやすいので、時間がかからずに
味がまろやかになる…という原理。
これは、パワフルなカリフォルニアをはじめとする、新世界ワイン向け。
1個$20前後で、我が家でも大活躍中です。
(意外と割れないんですよ~。半年ぐらい使っているけど未だ損傷なし。偶然かな?)

でも一方で、年代物のワインや、デリケートな風味のワインは、
逆にフラットになりすぎてしまう可能性もあるので、ご注意。

同じ理由で、バブリーには向いてないみたい。
せっかくのスパークリングが、グラス片手に談笑しているうちに、あれ?
シュワシュワ感が無くなっちゃった…なんてこともあり得ます☆

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グラスがワインの香りと風味に及ぼす影響は、とっても大きくて、ビックリ。
グラスの厚み、そして容器の大きさと口に向かってのしぼみ具合が、
香りをどのくらい閉じ込めるのかを、決定しているのです。
ほんの少しの差がつむぎ出す、香り、味の違いには驚くはず。


以下、割れてしまって、1個だけ残ったワイングラスの活用法♪ (なんてね…)
試して、遊んでみてください☆


遊び方:
1.形の違うグラスを用意する。
2.ワインを同量注ぐ。
3.香と味をチェック。メモメモ。
4.15分後、30分後、香りと味をチェック。メモメモ。

如何ですか?違いがありましたか?


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この他、半分デキャンタして、半分そのままボトルに残しておく。
そして双方を飲みながら、15分ごとに味や香りの移り変わりをチェック♪
なんていう遊び方もあります。

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ガラスの芸術、綺麗ですね~~~☆
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by sfwinediary | 2009-05-01 10:14 | ワインの雑学