カリフォルニア・ワインのブログ。 夫は米国人ワインライター。その影響でカリフォルニア・ワインに囲まれた生活をしています。SFから、ユニークなワイン情報をお届けします♪  ゴマ(石川真美)


by sfwinediary
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<   2009年 07月 ( 10 )   > この月の画像一覧

土地が高価な、ナパ。
ここで採れた葡萄は高額で売れるので、
他の果樹を見ることは、稀(まれ)です。

そんな中、先日訪れたダラーハイド・ランチ(Dollarhide Ranch)は、
ソーヴィニョン・ブランや、カベルネ葡萄畑のほかに、
桃、ネクタリン、サクランボ、林檎などの果樹園が広がり、
牛やヤギも飼われている、ユニークな農園。

ナパ郡の東の端に位置するポープ・ヴァレー(Pope Valley)に
1500エーカーを占める、この農園の持ち主は、
サン・スペリー・ヴィンヤーズ&ワイナリー(St. Supery Vineyards and Winery)。
ナパのメジャーなワイナリーの中でも、ソーヴィニョン・ブランで有名です。

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一般的に、美味しいSBが出来る土地というと、
ニュージーランドのような、涼しい気候を思い浮かべます。
でも、この日訪れたダラーハイド農園では、日中の気温F104(摂氏38度程)!
この気温で、どうして美味しいSB葡萄が育つの?と思ったら、
夜に、気温がグ~っと下がるそうです。

気温が下がることにより、葡萄の酸味が保たれ、
同時に、日中のピーカン天気が、葡萄を充分に熟成させて、
豊かなフルーツ風味をもたらします。

美味しいカリフォルニア風、ソーヴィニョン・ブランの出来上がりというわけ。
なるほど~、納得☆

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この日は、ワイン記者が招待されての、農園ツアーだったのですが、
お昼に供されたのは、この農園の葡萄でつくられた
ソーヴィニョン・ブランと、カベルネ・ソーヴィニョン♪

2008 St. Supery
Dollarhide Napa Valley Sauvignon Branc ($38)


汗ダクになりながら果樹園を見て回った後に、
涼しい木陰で、ヴィンヤードを見渡しながらのピクニック。
冷えたSBは、さわやかに喉をうるおしてくれたのでした。
(カベルネは、暑すぎて、手が伸びませんでした☆)

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ダラーハイド農園でとれた、果樹は、見た目は悪いけれど
味は天下一品。
葡萄に適したナパの土壌は、ストーンフルーツにも最適です。

これら、果実本来の味を持つ、60種類以上の桃やネクタリン達は、
ベイエリアの一流シェフ、トマス・ケラー、
アリス・ウォーター、シンディ・パウルシンといった
面々のレストランに、売られて行くそうです。

朝一番、もぎたてのフルーツが、ランチや夕食のお皿を飾る。
新鮮な素材に勝る美味は、ありません☆

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ここでは、3年前から養蜂も行われていて、丘の上にハチの巣箱があります。
ハチたちの活動は、葡萄には関係ないのですが、
ストーンフルーツ(種のある果実)の受粉に、大活躍。

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 武装して蜂蜜を採りに行ってくださったのは VP of Vineyard Operations Josh Anstey氏


市販されているので、ダラーハイド・ランチと銘打った
蜂蜜を見かけたら、お土産にどうぞ☆
テロワールを反映してでしょうか、ちょっぴりマスカット風味でした♪

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ブレイクの英語バージョン訪問記は、こちらからどうぞ♪
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by sfwinediary | 2009-07-30 02:31 | ワイナリーのお話
きっかけは、君の写ったスフィア…
ではなくて、一通のメール。

かれこれ1年前の初夏のころ。
産業編集センターの編集の方から
メールを頂きました。

「本を書いてみませんか?」

すぐには脳が情報をプロセスできなくて、
一瞬夢を見ているような、そんな感覚に☆
その後で、「うれしい~~~」という感情が
一気に押し寄せたのでした。

私の拙いブログを見て、興味をもって下さったとのこと。
嬉しい!でも何を書けばいいの?
周りを見わたし、真っ先に目についたのは、夫、ブレイク。
いるではないか!プロの書き手が!
歩く「カリフォルニア・ワイン・知識の宝庫」が!
ということで、夫のブレイク・グレイを巻き込んで作戦会議。

何が伝えたいのか。
私たちに、どんな情報が語れるのか?

今や、世界一のワイン消費市場に成長したアメリカ。
その屋台骨を支える、カリフォルニアのワインカントリー。

まだ日本では「新世界」と、ひとくくりに考えられがちですが、
語っても尽きない、魅力あふれた独自の世界。
美味しいワイン、面白いワイン、粒選りワインがそろっています。

そして、この広大な国の、美しいワインカントリーは、
ワイン好きの方はもちろん、ワインを飲めない方でも楽しめる、
ぜひ訪れてみて頂きたい土地です。

青く澄んだ空、からっと乾いた空気、広がる緑の葡萄畑。
カリフォルニア・ワイントピア」を手にした時に、
葡萄畑を吹き抜ける、さわやかな風を感じてもらえたら嬉しいのですが☆


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使われなかった写真より☆ ソノマの初夏
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by sfwinediary | 2009-07-27 08:04 | ワインな本
この度、私とブレイクの共著本「カリフォルニア・ワイントピア」が
産業編集センターより、発売されることになりました。

カリフォルニア・ワインのあれこれを、
歯に衣を着せぬ、ストレート直球で綴っているほか、
現地ならではのとっておき情報、満載です。

読んで楽しい、役に立つ本を作成しようと、
夫、W. Blake Grayと二人で一生懸命に頑張りました。
お手に取っていただけましたら、幸いです。

どうぞよろしくお願いします♪

カリフォルニア・ワイントピア (8月10日発売予定)

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これからしばらく、この本を書くにあたっての、
裏話を綴っていきたいと思います。
お楽しみに~~~♪

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by sfwinediary | 2009-07-22 07:14 | ワインな本
ナパの中心地、ラザフォード。
その昔、ナパの偉大な醸造家、故アンドレ・チェリチェフ氏が、
この地の土壌を“ラザフォード・ダスト”と呼びました。
では、ラザフォード・ダストとは、いったいどの様な風味なのでしょうか?

2006年、この土地のベスト19のカベルネ・ソーヴィニョン。
先日載せきれなかった、Blakeのテイスティング・ノートです。


Pina Firehouse Vineyard Rutherford Cabernet Sauvignon 2006 ($85)
93 cases

深く、愛すべき香り。レッドフルーツのなかに、ブラック・リコリスの香りが少々。
初めタンニン、ミッド・パレット(中程)で、甘いラズベリーの風味。
香りの方が、味よりも複雑さを持つ。92点

Riboli Family Wine Estates Rutherford Cabernet Sauvignon 2006 ($60)
500 cases

ソフトなタンニン、チェリーとレッド・カーラントの風味。88点

Provenance Vineyards Rutherford Cabernet Sauvignon 2006 ($60)
22,000 cases

チェリー、ラズベリー、ホアハウンド、大地、胡椒といった、生き生きとした香り。
チェリーと、固いタンニンをバックボーンに持つラズベリー・フルーツの、2層の風味。
今飲んでもよし、数年にわたり味の変化が楽しめそう。95点

Round Pond Estate Rutherford Cabernet Sauvignon 2006 ($60)
2900 cases

とても熟成したチェリー、やや甘さを感じる。
Unrestrainedなカベルネを好きな人向け。87点

Frank Family Vineyards Winston Hill Rutherford Red Wine 2006 ($150)
840 cases

濃いチェリーと、ブラックベリー・フルーツ。濃厚なタンニンと、オークの風味が少々。
もう少し寝かせておく時間が必要。90点

Quintessa Rutherford 2006 ($155)
9400 cases

チェリー、ラズベリーをはじめとした華やかなフルーツの香り。
ものすごいタンニン、しかしフルーツ風味がそこにしっかりと捉えられている。
時間が経てば、美味しくなること確実のワイン。
少なくともあと2,3年は熟成期間が必要。91点

Raymond Vineyards Rutherford Cabernet Sauvignon 2006 ($60)
1100 cases

オーク、ダークチェリー、チョコレートといった面々の香り。反面、華やかな風味は驚き。
チェリー、ラズベリー。バランスがよく、タンニンもコントロールされている。
今飲んでもよし、2,3年待ってもよし。93点

Sullivan Vineyards Estate Rutherford Cabernet Sauvignon 2006 ($55)
1500 cases

ラズベリーと砂糖漬けのチリといった、意外な香りが面白み。
少々甘く、スパイシー。
初期の頃のラザフォード・カベルネとはかくや、と思わせる風味。88点

Flora Springs Hillside Reserve Rutherford Cabernet Sauvignon 2006 ($100)
320 cases

ぼんやりとした感じの果実の香り。
しかし香りの前兆とは一転して、風味はダークチェリーと少々のパストラミ味
(まるでフェリープラザのLULUのパストラミサンドイッチのよう)。
控え目なタンニン。燻製の肉のキャラクターが、思わずお腹をすかさせる1本。92点

Hewitt Vineyard Rutherford Cabernet Sauvignon 2006 ($85)
5500 cases

凝縮したチェリーの風味は、時間とともに輝きを増す。
少々のミルクチョコレート風味が沿っている。とっつきやすいワイン。93点


Peju Reserve Rutherford Cabernet Sauvignon 2006 ($105)
1700 cases

エレガントで柔軟なワイン。ブラックベリーとレッドチェリーの風味。92点

Slaughterhouse Cellars Rutherford Cabernet Sauvignon 2006 ($60)
269 cases

凝縮した、まだ熟成途中のワイン。
ブラックベリー、オーク、黒胡椒、そして少々の乾燥ハーブの風味。
バランスのいいワイン、しかし、あと3~5年は待ちたい。91点

Meander Morisoli Vineyard Rutherford Cabernet Sauvignon 2006 ($120)
40 cases

熟成してリッチな、ブラックベリー・パイのフィリングのような風味の、快楽的なワイン。
贅沢なタンニン、酸味は低め、しかしながら申し分なく魅力的。91点

Monticello Vineyards Tietjen Vineyards Rutherford Cabernet Sauvignon 2006 ($65)
224 cases

華やかなラズベリー風味。しっかりとした構造で、フィニッシュはタンニン風味。
タンニンが落ち着くまで、もう少し時間が必要。92点

Sawyer Cellars Rutherford Cabernet Sauvignon 2006 ($48)
1600 cases

複雑さを持つ赤フルーツと、砂糖漬けのフルーツ風味のワイン。91点

Sequoia Grove Rutherford Bench Reserve Cabernet Sauvignon 2006 ($65)
1700 cases

オーク風味が前面に出た、まだ熟成中のワイン。熟したチェリーのロング・フィニッシュ。
4~5年待つ必要あり。91点

Beaulieu Vineyard Georges de Latour Private Reserve Rutherford Cabernet Sauvignon 2006 ($115)
9000 cases

贅沢な熟したラズベリーに、少々モカ味が沿ったワイン。
口当たりの柔らかい、フルーティなロング・フィニッシュ。驚くほど濃密なフルーツ風味。92点

Rubicon Estate Rutherford Rubicon 2006 ($145)
Case production quantity not provided

(what are you ashamed of?) ケース数は企業秘密?
ブラックベリー、バニラアイスのクリーミーな口当たり。
今のところ新オークの味が勝ちすぎているが、10年後が楽しみ。90点

Staglin Family Vineyard Estate Rutherford Cabernet Sauvignon 2006 ($175)
2700 cases

複雑さを持ち、すでに成熟した香り。
ダークチェリー、オレンジの皮、葉巻箱、そしてオークの香り。
風味も香りと似て、思ったよりもたっぷりとした酸味。
現時点でこれだけの複雑さを持つワイン、
10月にリリース時には、どんな味になっているのだろうか。95点

以上、Blakeのオリジナル・テイスティング・コメントを見たい方は、
こちらからどうそ
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by sfwinediary | 2009-07-20 09:25 | ワインなイベント
何やら秘密結社のような名前の、ラザフォード・ダスト・ソサエティ。

ナパの中心地、ラザフォード(ルーサーフォード)葡萄栽培地域の
ワイナリーや、ヴィンヤードの面々が集まって、
この地を盛り上げていこう♪という、趣旨の団体です。
Rutherford Dust Society

ラザフォードで先日(15日)行われたのは、カベルネのテイスティング。
以下、ブレイクのレポートを和訳しました♪


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ノーヒットノーランを記録した、SFジャイアンツのサンチェス選手と並んで、
トム・リナルディ(Tom Rinaldi)が、今日の僕のヒーローだ。
彼は、プロヴィナンス・ヴィンヤーズ(Provenance Vineyards)のワインメーカー。

この日のラザフォード・ダスト・ソサエティのテイスティングには、
最も有名な高級ワインを含む、とってもシリアスなワイン達が並んだ。
いずれもこの地を代表する、2006年のカベルネ・ソーヴィニョン、
19本の逸品たち。

その中で、リナルディのワインは、最も安く、最も生産量が多い、
つまりお求めやすいものだった。

$45という値段のカベルネは、決してデイリーワインとは呼べないけれど、
19本中8本に、$100以上の値段が付き、
一般には、なかなかお目にかかる機会がない、
100ケース以下の少量生産ワイン達が居並ぶ中で、
プロヴィナンスの22,000ケースは、嬉しい知らせだ。

リナルディは、78年から99年まで、ダックホーンのワインメーカーを務め、
ラグジュアリー・ワインの多量生産に、長けている。
葡萄栽培者のAndy Beckstofferも、称賛に値する。

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さて、ここで前出のサンチェス選手の話に戻るが、
なんでも、サンチェス選手は、オールスター・ゲームが行われていた日、
7月14日に、父親とともに、プロヴィナンス・ヴィンヤーズを訪れたそうな。
ノーヒッターという大記録を達成した、4日後の事である。
しかもナパで訪れたワイナリーは、プロヴィナンス一か所のみ。

あれだけコントロールに苦しんだのに、
スライダーの制御方を見つけて、ノーヒットノーランを達成。
同じ週に、ナパのとび切り上等なカベルネを創り出すワイナリーを発見するとは、
サンチェス選手、なかなかやるではないか。

プロヴィナンスの魅力は、華やかなフルーツと、
堅実なタンニックをバックボーンに持つ、2層の風味だろう。
複雑さを持ち、長期熟成にも向きそうだ。
もちろん今すぐ飲んでも、いけている。

Provenance Vineyards Rutherford Cabernet Sauvignon 2006
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さて、実はプロヴィナンスは僕の2番目のお気に入り。
では、一番はというと…
スタグリン・ファミリー・ヴィンヤード(Staglin Family Vineyard)の
$175という値段にあたいする、エステートのカベルネ。
Staglin Family Vineyard Estate Rutherford Cabernet Sauvignon 2006


複雑でエレガントな味は、ヘルシーな酸味を持ち、長期保存に向いている。
この日並んだ、素晴らしいワイン・グループの中で、
特出して輝くのは至難の業だが、スタグリンのワインは難なくそれをやってのけた。

この日の結論だが、驚いたのは、しばしばナパを揶揄する時に使われる、
“フルーツ爆弾的”なワインが、殆んどなかった事。
やはりトップのレベルでは、エレガンスさと、複雑な風味がものをいう。

有名な“ラザフォード・ダスト”を味わったかというと、確証はないのだが、
秀逸なワインたちであったことは確かだ。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

以上、ブレイクの記事の和訳でした。
オリジナルを読みたい方は、こちらをどうぞ♪

<Rutherford Dust>
カリフォルニア・ワイン界の、偉大な醸造家であり、指導者であった
故アンドレ・チェリチェフ氏が、この地の土壌を“ラザフォード・ダスト”と
呼んだのが始まりだそうです☆

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by sfwinediary | 2009-07-18 15:21 | ワインなイベント
毎月第3水曜日、サンフランシスコのレストラン、オルソン(Orson)で、
カクテルとペアリングした特別料理が饗されると聞き、
早速、昨日足を運んでみました。

ヒップな雰囲気のレストラン☆
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7月~9月は、Pig(ポーク料理)& Booze(お酒)がテーマ。
シチズン・ケーキ/ Citizen Cake のElizabeth Falkner女史が、エグゼクティブ・シェフ。

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シチズン・ケーキは、映画Citizen Kane(1941)のもじりですよね。
あ!それでこちらの店はオルソンなんだ~!と、
今更ながら気づいた私でした。


アミューズのラディッシュのペアは、
The Courtesan Blush: Gin, Lillet Rouge, Tamarind and Bubbles
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ショートはコッション(豚)と西瓜。
カクテルは、Cochilio: Silver Tequila, Tomatillo Water and Basil
(この夜、一番おいしかったカクテルでした)
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プレミアは、ポークショルダーと、スイートコーン&ハラペーニョ。
El Pimenton: Bourbon, Mint, Cucumber, Ginger and Orange
(料理がヘビーで、カクテルもヘビー。
バーボンは、料理のペアリングには、なかなか難しそうです。)
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デザートは、ベーコンチェダー・アイスクリームとブラックベリー。
Up at Midnight: Calvados, ChamomileLiqueur, Apple Cider and Hazelnut Espuma
(ベーコンチェダー味は、全然気にならないで、美味しいアイスクリーム。
カルヴァドスが、上手にデザートの味を引き立てていました。)
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夕食のコースは $35、カクテル、またはワインのペアリングは $20。

ワインはシラーが主体でしたが、例えばメインの付け合わせの
スイートコーンは辛かったので、シラーがお供だと、
ホット(辛い)&ホット(アルコール度高い)で、辛かったかも。

普段ワイン漬けの日々なので、たまには♪ということで、
カクテルを楽しんだのでした♪

お近くの方は、ぜひ足をはこんで見てください。
楽しい特別料理は、毎週第3水曜日です♪
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by sfwinediary | 2009-07-16 10:31 | 気になるレストラン
とある日曜日。
予定が何にもない週末、朝の会話。
ブレイク「きょう何する?」
ゴマ「何でも」
両者「・・・(しばし沈黙)」
ブレイク「エンジェル・アイランドで、ハイキングしようか?」


サンフランシスコに長年住んでいたにもかかわらず、
今まで訪れたことのなかった、エンジェル・アイランド州立公園。
Angel Island State Park

西のエリス島とも呼ばれるこの島は、1900年代初め、
中国をはじめ、日本、インドなど、アジア系移民たちの玄関口となりました。
そして大戦中は、ドイツや日本人の捕虜を収容した場所でもあります。

はるか昔にはアメリカン・インディアンが住み、
スペインの冒険者たちの拠点ともなったこの島は、
燃料用などに木を伐採してしまった為でしょうか、
大きな木がないし、緑も少なくて、全体的にボサボサした印象。
歴史的には意味があっても、お世辞にも美しいとは言えないのが残念です。

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移民記念碑

さて、朝10時ごろ突然に決めたので、予備知識は無し。
取りあえずネットでフェリーの時間を調べて、
ダウンタウンのフェリー・プラザへ向かいます。

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チケットの購入は、フェリー・ビルディングの建物の中。
ついでに斜め向かいのLULUの出張店で、ランチ用のサンドイッチを購入。
フェリー・プラザを海側に出て、左にある埠頭Bから、いよいよ乗船♪

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SFのランドマーク、ピラミッド・ビルが遠ざかり、
代わりに近づいてくるのは、監獄で有名なアルカトラズ島。

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途中、ピア41でも乗客を乗せて、いよいよエンジェル・アイランドへ☆

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島にあるのは、昔の移民収容施設や、アメリカ軍の旧施設等。
これらを見ながら、ぐるりと周遊道路を回ると、約2時間。
海風が強いので、夏でも風よけのジャケットは必須。
日よけの帽子は、風に飛ばされないタイプがお勧めです。

自転車の貸し出しがあります($35だったかな?)が、
アップダウンがきついので、覚悟のほどを☆
体力に自信がない方は、周遊バスが便利です。

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東北に見えるのはベイブリッジ。新しい橋は、いつ完成するのでしょうか?

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西に見えるのはゴールデン・ゲート・ブリッジ。この向こうは日本♪

話のネタに、一度行くのは楽しいと思います。
ピクニック・エリアが広いので、友人達とBBQすると楽しいかも。
でも、私たちが次に行くとしたら、夕方の最終便で島に行き、
キャンプをして(宿泊人数の制限があるので、静かな島を楽しめそうです)、
翌日便で帰ってくる、そんな感じになりそうです。

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昔の病院跡

☆フェリー到着後は、自転車の貸し出し窓口には、長蛇の列ができます。
自分の自転車をお持ちの方は、その方が断然便利。

☆周遊バスのチケットは、カフェのレジで買えます。
カフェではサンドイッチとか、スープを扱っていますが、
ピクニック・ランチは持参した方が、おいししそうです。

☆ピア41からフェリーに乗った方が、行き帰りとも、30分ほど時間短縮できます。

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マリーン郡とサンフランシスコの風景が、いっぱい楽しめます☆
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by sfwinediary | 2009-07-13 09:02 | 日記
支援を募るために一肌脱いだ紳士方が、またまた登場しました。

遠く記憶に残るのは、1997年の映画、フルモンティ(The Full Monty)。
イギリス北部の町、シェフィールドを舞台にしたこの映画では、
鉄工所を解雇され、失業を余儀なくされた中年男性達が、
ストリップ・ショーで一攫千金を稼ごうと頑張る姿が、
コミカルに、人情深く描かれています。

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そして2004年に登場したのは、ボルドーのイメージを払しょくしようと立ち上がった、
フランスCôtes de Bourg のワインメーカー達による、カレンダー。
30代―60代男女の勇士たちが、ヴィンヤードなどを舞台に、
生まれたままの姿に挑戦しています。

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そして、2008年に登場したのは、ナパのワイン関係者による、
男性だけのフルモンティなカレンダー☆
ナパの農業を支援するために、カレンダーを製作したところ、瞬く間に完売。
この度、2010年版が登場する次第となりました。

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ワイナリーのオーナーや、葡萄栽培の方々14人が、モデルとして参加。
上の写真は、シュラムズバーグのジェネラル・マネージャー。
アメリカのバブリーの中では大好きなシュラムズバーグですが、
今後、ボトルを開けるときに、イメージが変わりそうです☆

カレンダーは、1部$23で販売。
ワインの楽しみ方(?)の、もう一つの姿がここにあります♪

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More
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by sfwinediary | 2009-07-11 15:58 | ワインなお話
アメリカで独立記念日を祝うには、BBQパーティと、花火が欠かせない~♪
という訳で、独立記念日の3連休だった、先週末、
CIAの友人、ルーベン氏に招かれて、ナパのセントヘレナにある、
ルイ・M・マティーニ・ワイナリー(Louis M. Martini Winery) で、花火を見てきました。

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この日、サンフランシスコを北上して、まず向かったのはホグ・アイランド。
Hog Island Oyster Co.のファームでは、とれたて新鮮オイスターを
ピクニックテーブルで楽しめます。

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この日のオイスター・パーティのコンセプトは、ポー・ボーイ
牡蠣やエビを揚げて、サンドイッチにして食べる、南部の料理。
(カキの殻をこじ開けるのに忙しくて、写真を撮るのを忘れてしまいました☆)

ここの牡蠣には4種類ぐらいのサイズがあるので、
グリルやポー・ボーイにするなら特大を、
生でワインと一緒に楽しむならば、特小サイズがお勧めです。

牡蠣を注文すると、ナイフとお盆のセットを貸してくれます。
手袋もついてきますが、ナイフがシャープなので、
怪我をすることもありますので、ご注意を☆ 
(この日、実際に怪我した人間★イテテ)

不安な方は、お願いすると、お店のスタッフが、
すばらしい手際の良さで開けてくれます♪

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目の前の湾で捕れた、新鮮牡蠣♪

お昼にカキ料理でお腹いっぱいになったあとは、
田舎道(Tomales-Petaluma Rd)を東に向かってナパへ。
北カリフォルニアらしい奇麗な風景が堪能できる、とっておきの道です。

ナパに到着後、今度は別のパーティに参加して、夕食をごちそうに♪
ワイナリーの方々の話を拝聴しながら、行儀良くしようと思っていたのに、
BBQの美味しさに、ついつい食べまくってしまいました☆

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そして夜9時、ルイ・M・マティーニ・ワイナリーに到着。
ワイナリーのすぐ横で打ち上げられる花火は、時間的には短かったものの、
夜空をいっぱいに飾って、ものすごい迫力でした。

毎年7月4日には、ニューリリースのワインを飲みながら、
オードブルと花火をたのしめるイベント($95/一般)がありますので、
ナパで独立記念日を祝うのも一興です。

(もっと安くあげたい方には、道路の脇に陣取って、
自前のピクニックを楽しむ方法もあります♪)


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そして翌日。
セントヘレナのレストラン、プレス "Press" にて、オーナーRudd氏とランチ。
集まったのは、ワイン、クーリナリー(料理)関係者の面々。

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まずはワインを楽しみながら、Kobe Beef Hot Dogを賞味。
神戸牛(米国産)のホットドッグなんて、初めて食べたので興味津津。

ここは神戸牛(米国産&日本産)が、お勧めなので、
ハンバーガーとタルタルを、Blakeとシェアしたのですが、
味がとっても濃いビーフでした☆

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全部を一人で食べたわけではありません★皆で一少しづつ分けました(笑)

この2日間で、味見したワインの数、知れず…。
飲みまくり、食べまくり&の、独立記念日だったのでした。


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ナパからの帰り道。
ゴールデン・ゲート・パークの脇で見かけたバイク☆
どんなパーティからの帰り道だったのでしょうか…。

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by sfwinediary | 2009-07-08 10:22 | ワインなイベント
アメリカ独立記念日前の木曜日、ウェンテ・ヴィンヤーズの招待を受け、
懐かしのB-52’sのコンサートを観てきました。

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ウェンテは、カリフォルニアで最も古いファミリー経営のヴィンヤード。
Charles Krugのもとでワインメーキングを習得した、初代C.H.ウェンテ氏は
日中暑く、夜涼しい、リヴァーモアの地が、ワイン造りに適していると、
1883年この地にワイナリーを開きました。

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笑顔がとてもチャーミング♪ 5代目のクリスティン・ウェンテさん。

歴史を持ち、良質のワインがありながら、パソ・ロブレス等よりも
何故か知名度の低い、リヴァーモア。
マーケティングの為、ワインに「リヴァーモア」と記す代わりに、
「サンフランシスコ・ベイ」という産地名を、使ってきたせいでしょうか。

でも時代は変わり、今や、「リヴァーモア」を前面に押し出して、
美味しいワインが生まれる土地であることを、
アメリカをはじめ、世界各地に知ってもらう時が来ました。

いくつもの小規模のワイナリーが集まっていますが、
歴史があり、規模も大きいウェンテに、
牽引役となって、より一層活躍して欲しいものです。

今年のお勧めは、ソーヴィニョンブランとカベルネ♪

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2008 Wente Vineyards Louis Mel Sauvignon Blanc
Livermore Valley San Francisco Bay / $12


ミネラルに富んでいて、クリスプな酸味の、さわやかな白。
メロンとパイナップルの風味。
この味で$12は、断然お買い得です。

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2006 Nth Degree Cabernet Sauvignon
Livermore Valley San Francisco Bay / $60


酸味とタンニンのバランスの取れた、カベルネ。
ダークチェリーの風味。酸味がいい感じなので、食事のお供にも合います。

コンサートは、B-52’sの音楽に乗って、終了間際には皆、踊りまくり。
往年のパワフルさは、残念ながら感じられませんでしたが、
とっても楽しい催し物でした。

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この後も、注目のコンサートが目白押しです☆
サンフランシスコから、ちょっと小旅行をお考えの方、
ワイナリーの美味しいご飯と、コンサートを一緒に楽しめてしまう
ウェンテ・ヴィンヤーズでの、ミニバケーションは如何でしょうか♪

Wente Vineyards
5050 Arroyo Road - Livermore, CA 94550
Phone: 925.456.2400

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by sfwinediary | 2009-07-02 17:04 | ワイナリーのお話