カリフォルニア・ワインのブログ。 夫は米国人ワインライター。その影響でカリフォルニア・ワインに囲まれた生活をしています。SFから、ユニークなワイン情報をお届けします♪  ゴマ(石川真美)


by sfwinediary
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今日から何回かにわたって、2009年12月に訪れたニュージーランド記を
つづりたいと思います☆しばしお付き合いくださいませ。


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ニュージーランドと言ったら、映画ロード・オブ・ザ・リングにも登場した、
美しい大自然が、真っ先に浮かびます。
おもいっきり自然を満喫しよう!ということで、
私達が旅の中心に据えたのは、クイーンズ・シャーロット・トラック。
南島の北端にある、入り組んだ湾に横たわる、全長71kmのハイキングコースです。

全行程を踏破する場合は、このコースを3~5日に分けて歩きますが、
時間の無い人は、フェリーボートで行先を選べば、途中の区画だけ楽しむこともできる、
とってもフレキシブルなトラック。

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右端のShip Coveから左端のAnakiwaまで全71KMの行程

ここを選んだ理由は、ボートで毎日宿泊先のホテルに荷物を運んでもらえるので、
デイ・パックにランチと水、おやつを背負うだけで、身軽に歩けること。
朝晩の食事付きの宿泊施設が、程よく点在している事。
そして、NZ名物(?)のサンド・フライが、比較的少ない事でした。

クリスマス前の、混み始める時期だったので、事前にSFからネットで宿を予約。
ゆっくりと自然を楽しむために、4泊5日(2009年12月8-12日)で行程を組みました。

まずは、国際空港のあるクライスト・チャーチから、電車で北上すること5時間。
北の小さな街、ピクトンで一泊。

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翌日朝10時の小型フェリーで、トラックの始まりShip Coveへ。
船着き場近くにあるキャプテン・クック上陸の記念碑を見て、
いよいよハイキング開始。

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3時間ぐらいは快調に歩いていたものの、けっこう高低差があるので、
最後の1時間は、まだかな?まだかな?と、いささか疲れ気味。

16kmを4時間ほどで歩いて、この日の宿は、小さな農場のWoolshedです。

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名前の通り、もとは羊の毛を刈るために使われていた納屋を、
宿泊用に改装した簡素な建物。
すぐお隣では、羊が4匹、のどかに1日中草を食んでいます。

その土地独特の味がある、個性的な宿泊施設が好きな人間には、とっても魅力的。

オーナーのAdrienneさんは、とっても親切で、まずは手作りマフィンで歓迎してくれます。
夕食はチキン・カレー、お腹がすいていたのでお鍋一杯の御飯も、あっという間に完食☆
デザートは、これも手作りのクランブル・ケーキ。
朝ご飯は、自家製パンと、鶏小屋でとれた産みたてホヤホヤの卵。

遠くに牛の鳴き声や、羊のおしゃべりを聞きながら、満天の星を堪能して
眠りにつきました☆

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サンド・フライ(刺されるとメチャ痒い)が夕方出没しますが、
雄が多かったようで、たいした被害はありませんでした☆
ゲストルームは2部屋で、バスルームをシェアするスタイル。
幸いこの日の宿泊客は私達だけでした。ラッキー♪
3つの施設はすべて別棟なので、プライバシーは保たれますが、
雨が降ると、ちょっと濡れるかも☆

環境に配慮して、エコな生活を実践するオーナーの意向を反映して、
質素な、でも暖かいWoolshed。
今振り返って、NZで一番味があって、思い出深い宿でした。

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この夜飲んだのは、セレシンのソーヴィニョン・ブラン。
(ベイエリアなら、K&Lで購入可能♪shina_poohさん情報☆)

2008 Seresin Sauvignon Blanc
Marlborough, NZ


Woolshedでは、ワインを扱っていなかったので(ライセンス取得が大変だとか)、
事前にピクトンの街でピノ・ノアールと、ソーヴィニョン・ブランを購入していたのですが、
どちらを開けるか悩みに悩んだ末、ブレイクが選んだのはSV。

どうしてもカレーにワインを合わせたい場合は、リースリングなど
甘い系の方が合います。
でも、手持ちはソーヴィニョン・ブランとピノのみ…。
究極の選択です(大袈裟だよって)。

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Woolshedはキッチン付きなので、冷蔵庫でワインを冷やせる。
気温が暖かかったので、SV向きの夕方だった。
ここが一番規模の小さい宿で、あす以降の宿ではワインが買える、
または夕食のチョイスがある可能性が大…。
などなどの理由から、SVを選んだのでした。

疲れた四肢にワインが沁みわたって、早々と就寝。

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夢に出たのは、一度に一人しかわたれない小さな吊り橋☆

…さて真夜中過ぎに、ポーチから屋根へと足音が!
すわ!泥棒か!?と思いきや、
正体は、パッシム。
(日本語の正式名はポッサムだそうです・VERREさん、ありがとうございます♪)

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まぁ、おかげでポーチに出て、満天の星を見ることができました。
疲れすぎていて、ご飯の写真も、テイスティング・ノートも無し…。
ちょっと後悔。
でも、思いでは心の中に…ですね。

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by sfwinediary | 2010-02-27 03:44 | 旅行記
ニュージーランド旅行記を書こうと思いつつ、日々の忙しさにまぎれております。
ハイキング記の前に(いつUPできるのかなぁ
ちょっとだけ、NZで出会った面白スパークリングをご紹介♪

バブリーというと、大抵の場合シャルドネや、ピノ・ノアール葡萄で造られていますが、
ニュージーランドで出会ったのは、スパークリング・ソーヴィニョン・ブラン。

Lindauer Sauvignon
Sparkling Sauvignon Blanc

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そうなんです、何と!ソーヴィニョン・ブランから出来たバブリー。
スーパーマーケットで見つけたこのバブリーLidaure(リンダウアー)は、
NZで一番大きなワイナリー、Montana Winesの製品。

値段は$8NZ(約520円)。
アメリカで言うところの、コベールのワインみたいな感じでしょうか。
大きな製造元が造った、不可のない、かつ安価なバブリー。

ものの試しにと買い込んで、宿泊先のTombstone Backpackers に持ち帰り。
(墓石なんて、不思議な名前ですが、お墓が目の前にある、静かな良い所でした)
オーナーご夫婦や宿泊客達と、バブリー片手に歓談。

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ドアが、墓石の形…☆RIP

味は、素直に、ソーヴィニョン・ブランが発泡酒に変身!という感じ。
爽やかで飲みやすさ抜群。
ソーヴィニョン・ブランは85%、やはりギズボーン産の
シャルドネ14%とピノ・ノアールが1%ブレンドされています。

残念ながら、アメリカに輸入される予定は今のところないようです。
なので、NZを訪れる機会のある方は、旅の記念に是非どうぞ♪
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by sfwinediary | 2010-02-18 09:44 | 旅行記

Deep Purpleなワイン

ターゲットの店で、グルーヴィーなこちらのボトルを見かけ、
懐かしのロック・バンド、ディープ・パープルと関係あるのかな?
なんて、思われた方もいらっしゃるのでは

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Deep Purpleと銘打った、このジンファンデルは、
ワイン業界のベテランTerry・Wheatle氏と、PRのプロTim・McDonald氏の
コラボレーションにより、生まれたワイン。

この二人のコンビが生み出すワインは、ファンキーな名前が特徴、
前にご紹介したチリのワイン、Oops(「しまった!」の意)も、彼らの作。

大抵の場合、プロデューサーが好きなワイン、または売れると判断したワインを造り、
その後にマーケットを探します。
でも、このスマートな二人の場合、まったく逆。
初めに、ターゲットという大きな店の顧客ありき、
その後で、このジンファンデル8,000ケースが造られました。

ローダイ(Lodi)の葡萄を使ったディープ・パープルは、
巷に広がるフルーツ・ボンブ(Fruit bombs / 熟成しすぎの大きな味)ではなく、
とってもバランスの取れたジンファンデル。

アルコール度は、たったの13.6%と、ジンファンデルには驚きの低さ。
値段もたったの$12と、お財布に嬉しい価格。
この値段にしてこの味だったら、絶対にお買い得のワインであることは、確実です。

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さて、Deep Purpleという名前ですが、アメリカの法律では、
まったく違う製品である場合、同じ名称を使ってもOKみたい。
この場合、一方は、かなり熟成の進んだロック・バンド、
でも、もう一方はフレッシュな若いワインということで、
消費者も間違えようがありませんものね。

ところで、バンドの関係者はどうやらターゲットで買い物をしているみたい。
ディープ・パープル(ワイン)が、商品棚に並んで間もなく、
バンドのマネージャーから、喜びの電話がかかってきたそうです。

近い将来、ワインとバンドの“ジョイント”プロモーションが、
期待できるかもしれませんね。

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オリジナルの記事は、ブレイクのブログをどうぞ♪
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by sfwinediary | 2010-02-13 15:50 | Red WIne
貴女がハイ・エンドなレストランで、チョコレートのデザートを食べたとしたら、
ヴァローナのチョコレートが使われていた可能性が、大。

1922年にフランスで創立されて以来、パティシエやショコラティシエから
絶大な人気を得ているヴァローナ (Valrhona) のチョコレート。
長きにわたって、プロしか手に入れられませんでしたが、
1984年にフランスの巨大会社Bongrainの傘下に収まった、その2年後、
一般消費者向けの製品も販売されるようになりました。

値段は決して安くないですし、販売態度もタカビーとの噂も伝わってきますが、
味に対するペイストリー・シェフの不満が、聞かれることはありません。

先日、幸運にも、ヴァローナのチョコレート・バーを
何種類か並列でテイスティングする機会に恵まれました。
面白かったのは、カカオの割合による“スイート・スポット”がある事。

ブレイクも私も、好みだったのは64%前後。
70%を超えると、料理には良いかも知れないけれど、そのまま食べるには苦すぎ。
逆に33%ともなると、カカオ風味をあまり感じられませんでした。

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Abinao 85%
舌の上で溶けるまで、時間がかかる、ワックスっぽい舌触り。
焦げたような、でも不快ではない苦味。
カカオ85%でも風味がきつくないので、デザートに使ったらマイルドに仕上がりそう。
単体で食べるのは、辛いかも。

Guanaja 70%
初めにネクタリン風味が全面に強く出て、チョコレートの味は後からじわじわ。
甘味があるので、単体でもOK。
小量でも、チョコを食べた満足感があるので、ダイエットを目指す人には良いかも。

Caraibe 66%
甘すぎない、チョコ・ファッジのような風味に、
コンコード・グレープ、ストロベリーの風味が少々沿っているチョコ。
リッチなカカオ風味だけれど、後味が、少々苦いかも。

Alpaco 66%
華やかなフルーツ風味に、ミルクの味が少々。
カカオ66%のチョコにしては、甘く感じるし、舌触りもリッチ。
ミルク・チョコよりダーク・チョコが好き、でも甘味も欲しい…
という方にピッタリ。
同じカカオ66%ですが、前出のCaraibe 66%よりも、こちらの方が好みでした。

Palmira Finca Criollo (64%) Plantation Palmira Venezuela
シングル・プランテーションのカカオを使用しているので、
テロワールが実感できるチョコ。
コーヒー、トフィー、ライムの皮、ハーブにラベンダーの風味。
バランスが絶妙で、チョコレートを食べた満足感が“大”。
赤ワイン愛好家が好むチョコレートは、これでしょう☆

Tainori 64%
赤りんごに、サクランボといった風味のチョコ。
舌触りはミルキーだけれど、酸味があるのでリッチには感じません。
美味しいのですが、ややシンプルな感は否めないかも。

Manjari 64%
パイナップルや、トロピカルフルーツの風味をもつ、酸味のとても強いチョコ。
この酸味ゆえに、二口目についつい手が伸びてしまう危険性のあるチョコ☆
爽やかな白ワインが好き♪という方は、こちらのチョコも好みかも。

Jivara 40%
口に入れたとたん“私はミルク・チョコよ”と主張する、甘いチョコ。
キャラメルやトフィーの風味。
とっても洗練された味で、ミルク・チョコの王道を行く感じ。
でもここまでカカオの割合が低いと、ダーク・チョコのファンには、
物足りないかも。

Tanariva 33%
ミルキー、クリーミー、砂糖の甘さ。
それにオレンジの風味が相まって、なかなか複雑さを持つミルク・チョコ。

以上、アメリカで販売されているヴァローナ製品のテイスティング・ノートでした。
日本で販売されている商品のテイスティング・ノートは、
ヴァローナの日本語HPをどうぞ♪


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どうせカロリー摂取するならば、少しでも美味しいものを食べたいですよね。
ヴァローナ・チョコレート、お勧めです♪
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by sfwinediary | 2010-02-10 13:47 | 日記
もうすぐバレンタイン・デーですね。
日本では、女性から男性にチョコレートを贈るのが主流ですが、
アメリカではこの日、男性からもプレゼントが贈られます。
特別のディナーに、恋人や奥さまをご招待…とか☆

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悲しい事に、我が家は今年、バレンタインの行事は、無し。
一人悲しい2月14日!?なぜかと言うと、
ブレイクは、昨日、イスラエルへのワイン視察旅行、
ゴラン高原ワイナリー巡りの旅に、出かけたのです。

ゴラン高原というと、領権を巡るイスラエルとシリアの紛争、
クルド人難民問題や、日本のPKO派遣などといった方面の知識しかなかったので、
この地でワイン葡萄が栽培されていたとは、露知らず。
「ゴラン高原に行ってくるよ~」と聞いた時はビックリ。

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1967年の第三次中東戦争以来、ゴラン高原はイスラエルの占領下にありますが、
シリアとの和平交渉は、平行線のまま、微妙な関係が続いています。
しかしながら、70年代にこの地で始まった葡萄栽培は、
既に40年あまりの歴史を持ち、ここで産出されたワインは、
国際的なコンクールで賞を取るなど、評価を得ているようです。

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さて、バレンタインの話に戻りましょう…。
イスラエルに出張の為、我が家ではイベントは無し。
代わりに、出発前に、スパークリング・レッドを開けました。
夕食は、中華のデリバリー☆
イスラエルでは(宗教上の理由から)食べられない食材、
ポーク、牡蠣、エビなどを、ブレイクはお腹いっぱいに詰めて行きました。

オーストラリアのスパークリング・レッドは、味と華やかさから、
バレンタインを飾るのに、ピッタリ。
アメリカ産でしたら、ガイザー・ピーク・ワイナリーの
スパークリング・シラーズがお勧めです。

Fox Creek McLaren Vale Vixen (約$18)
2001 Galah South Australia Sparkling Red (約$40)
Majella Coonawarra Sparkling Shiraz (約$23)
2005 Geyser Peak Winery Block Collection Sparkling Shiraz (約$34)


華やかなバブリーで、楽しい記念日をお過ごしくださいませ♪

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by sfwinediary | 2010-02-06 04:02 | Sparkling Wine
アメリカの学校行事の一つとして、良く見かけるのは、
資金集めのために、生徒達がクッキーやカップケーキを焼いて、
校内や街頭で、ボランティアとして一所懸命に売る姿。

サンフランシスコでも、父兄と子供達が街角のブースでクッキーを売っていたり、
高校生ぐらいになると、洗車のボランティアで$5調達、なんて風景を見かけます。

さて、ナパでも特別の一等地、セント・ヘレナ地区。
ここの小学校が、資金集めのオークションを行っているのですが、
オンライン・オークションに並んだのは、小学校としては、驚きの品々。

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ハーラン・エステートの3L (2006 Harlan Estate 2006 Napa Valley one 3L Bottle)を
始めとして、スタッグスリープのカベルネ3L
Stags Leap Cabernet Sauvignon 3 Liter in Custom Walnut Wood Box
ワインカントリーのレストランでの夕食、
それにジャイアンツの試合をヨットで楽しむ旅行、なんて品もあります。

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The Young Schoolは、ワイナリーのオーナーの子供達を初め、
ベイエリアのお金持ちの子女が通う小学校。
愛する子供達の要請とあれば、父兄の打ち出の小槌から、
とっておきワインが登場…というわけです☆

今回のオークションで、“買い”なのは、ハウエル・マウンテンのコレクション。
掘り出し物のようです。
元ネタのブレイクのブログは、こちらからどうぞ♪
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by sfwinediary | 2010-02-04 07:57 | ワインなイベント