カリフォルニア・ワインのブログ。 夫は米国人ワインライター。その影響でカリフォルニア・ワインに囲まれた生活をしています。SFから、ユニークなワイン情報をお届けします♪  ゴマ(石川真美)


by sfwinediary
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<   2010年 07月 ( 6 )   > この月の画像一覧

プーチン首相、スパイ交換の10人に「明るい人生」約束。
なんてニュースを巷で目にする中、久しぶりに劇場で映画を観てきました。
封切されたばかりの『インセプション』と『ソルト』。

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まず観たのは『インセプション』。
コブ(ディカプリオ)は他人が眠っている時に、夢を通して潜在意識に潜入、
アイデアを盗みだすスペシャリスト。
サイトー(渡辺謙)の依頼で、チームを率いて命がけのミッションに臨むが…。


『メメント(Memento)』と、『ダークナイト (The Dark Knight) 』の監督、
クリストファー・ノーランの作品なので、期待度は大♪

随所でおお~っと、思わせてはくれたけれども、
全体からみると、圧倒的にダークナイトに軍配☆
ストーリーが“難解”と言われているけれども、
難解なのではなくて、つじつまが合わなさすぎなだけでは?と感じた次第。
いや、夢の中…ということで、深く追求してはいけないのかもしれません。

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続いて観たのは『ソルト』。
イブリン・ソルト(アンジェリナ・ジョリー)は、CIAエージェント。
しかし、ロシア大統領暗殺を計画するロシアのスパイと疑われ、逃亡。
「はたして彼女の正体は?そして、その真の目的は?」


上記カギカッコ内は、ソニーのHP紹介文。
でも、某映画紹介サイトでは
「自らの潔白を証明しようと、裏切り者を捜す姿を描いたスパイ・アクション作。」
と書かれている。
読んだだけで簡単にオチが推察できる紹介文を、こんなに堂々と
映画関係の公的メディアが書かないで欲しかったかも…。

まぁ、この映画の主題であり、観客が求めるのは、あくまでも
“アンジェリーナの演じる、タフな女スパイが大活躍♪”
という一点にあるので、笑って流せばいいのでしょうが。

おりしも米ロ間で、スパイ交換なんてニュースが流れたけれど、
制作関係者は喜んだのでは?

期待してなかっただけに、逆に、期待し過ぎた『インセプション』よりは
『ソルト』の方が、映画を観終わっての満足感は高かったのでした。

映画を観て、爽快気分になりたかったら『ソルト』。
あ~だ、こ~だ、いちゃもんつけて、一緒に映画観た人との会話を楽しみたかったら
『インセプション』を選ぶと良いかも。
(imommyさん、強い女の映画、ここにもあります☆)

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『インセプション』を観て、あ~だこ~だ思ったこと。
ここから先は、ネタばれありです。
(映画観ないと、何書いているのか不可解だとは思いますが…。笑)


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by sfwinediary | 2010-07-28 08:44 | 映画
「ピノ・ノアールで、アルコール度14.5%以上のものなんて、好みじゃない!」
とのブレイクの言葉に挑戦して出たのは、シドゥーリ(Siduri)の
オーナーであり、ワインメーカーのアダム・リー (Adam Lee) 氏。

アルコール度当て対決の結果は、4対4の引き分け。
賞品として、ブレイクは3本のピノを家に持ち帰って来ました。
これから綴るのは、その後日譚であります☆


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アダム・リー氏とのピノ対決に満足したのか、疲れたのか、
ピノ・デイズ(Pinot Days)に顔も出さずに、早々に帰宅したブレイク。
(まぁね、最近ではZAP並みの混み方みたいなので、根性が必要ですものね。)

お土産は、シドゥーリのピノ・ノアール3種類♪
自分のブログ記事のネタにでもしようと思ったのか、
私にも味見をさせたいという、仏心なのか?
3種類をグラスについで、横一列に並べ、ニコニコしながら
「アルコール度、当てられるかな?」と聞くので、早速挑戦!

『全てシドゥーリのピノ・ノアール。産地は不明。
まぁ、ピノなので、それほどアルコール度は高くないだろうし、
差も少ないかもしれない…』と、思いを巡らせながら、試飲。

左のグラスは13.8%、真ん中13.5%、右は14.9%と、推測してみました。

実数値は、左Abre Ver(13.63%)、真ん中Beran Vineyards(12.77%)、
そして右Keefer Ranchは(14.88%)。

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やった~~~♪な瞬間。

ふふん、伊達にアルコールに弱いわけではないのだ!
(自慢にならないよって…)

恐らく、弱いからこそ、脳が的確に度数を判断してたのではないかな?
なんて、分析してみました。一種の自己防衛手段とも言えるかしら。
Shina-poohさんのご主人も、BERREさんも、アルコール度を当てるのが
得意だそうなので、“世界アルコール度当て選手権”なんてのが存在したら、
日本人は上位獲得かも!と思った次第であります☆

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さて、夕食はピノに合わせて、サーモンとキノコ類に、和風ドレッシングのサラダ。
(代り映えしない、いつものメニュー。。。でもサーモンは養殖でなくて、
ワイルド・キャッチ。料理の腕は、素材でカバーです♪)


夕食前は、ガンガン減っていたキーファー・ランチ。
ブレイクの一番のお気に入りピノでもありました。

でも、食事中、そしてデザート後にも飲み続けていたのは
ベラン・ヴィンヤーズ、一番アルコール度数が低かったワインでした。

低アルコールだったので、自然と楽しめたのか、
それとも度数を知っていたが故に、手が伸びたのか?
(ひょっとして、私が飲む量が増えているのが原因かな…???)

さて、最後にブレイクから一言:
「アメリカのピノ・ノアール。アルコール度数危険度は、
現在レベル・オレンジ(上から2番目の危険度)です!」

おあとがよろしいようで。チャンチャン♪

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by sfwinediary | 2010-07-22 10:49 | ワインメーカーのお話
「アルコール度14.5%以上のピノ・ノアールは、好みじゃない!」
と、ブレイクが記したところ、「その言葉に挑戦する!」との申し出が。

挑戦者はシドゥーリ(Siduri)のオーナーでワインメーカーの
アダム・リー (Adam Lee) 氏。

ブレイクは「ピノ・ノアールのアルコール度は12.5%-14.4%が理想的」
と記したのですが、アダム氏は、
「シドゥーリのピノを、ブラインドで試飲した場合、どのワインが
理想の数値内で、どれが枠の外か、当てられないだろう」
と挑戦してきたのです。
それだけ自分のワインのバランスに、自信がある証拠☆

選ばれたのは、日差しの強い、とある日曜日。
戦いの場は、マリーナにある、開店前の某レストラン。
果たしてブレイクの味覚は、彼の言葉を裏打ちするのか?
それとも、よくある傲慢な評論家の理想論になってしまうのか!?

ここに記すのは、ワインライターとワインメーカーの、
“真昼の決闘”の様子です。(大袈裟だよって・・・笑)


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左がアダム・リー氏☆

W.ブレイク・グレイ記(の意訳)

リーが用意したのは、10本のシドゥーリ・ピノ・ノアール。
全て2008年のヴィンテージで、いずれも茶色の紙袋に覆われている。
袋の上には、1から10までの番号が書かれており、
静かに我々の挑戦を待ち受けている。

彼は2週間前にこれらを用意したのだが、その直後に母親が病気で倒れたため、
急きょテキサスに帰省し、結果、このワインの事をすっかり忘れていた。
幸い、母上が健康を取り戻されたので、
予定通り、今回のテイスティングが敢行された。

リーはそれぞれのワインのテクニカル・データを用意してきたが、
これにはボトルに表示された値ではなくて、
実際に測定した、厳密なアルコール度の数値が記載されている。

アメリカの法律では、実数値とボトル表示数値の間に、
違いが認められている。
例えば、ワインのアルコール度数が14%以下の場合は1.5%の有余が、
14%以上の場合は1%の有余が認められているのだ。

もしもラベルに13%と記載されている場合は、
実際の度数は11.5%から14%と推測される。
ラベルに14.5%とあれば、実際のアルコール度は14%から15.5%の間となる。
(実数値が14%だった場合、表示に14%以下の表示はできない)

これが、多くのフレンチ・ワインが12.5%(実際の数値は11~14%)、
シェーファー(Shafer Vineyards)が、14.9%と記してある所以。

この有余システムを、批判しようとは思わない。
実際のところ、ほんのちょっとだけでも変更を加えようなんて思い立ち、
州と連邦の両当局にラベル変更の申請をした場合には、
途方もない時間、労力、そしてお金がかかるのだ。

リーが言うには、ラベルのアルコール度表示を変えるだけ、
他の部分には何の変更を加えない場合でも、掛かるコストは$1,300。
変えないで済むならば、何年も同じラベルを使った方が、経費削減になるというもの。

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さて、本題に戻ろう。
手順としては、1本味見する毎に、その場でお互いに推測した度数を発表。
全10本をテイストし終えた所で、袋を取り払い、リーが実数値を発表した。

以下、全て2008年のSiduri Pino Noirであります。

Wine 1: Rosella’s Vineyard, Santa Lucia Highlands
リッチでボディがしっかりしたピノ。
「14.5%以上だ」と言うリーに、僕は「違うよ、多分14.3%だね」と返す。
これがこの日の、最高の瞬間だった。
ラベルは14.1%と謳っているけれども、実数値は14.29%。
ここで止めておけばよかったのかもしれない。

Wine 2: Ewald Vineyard, Russian River Valley
酸味に富んだピノ。僕らは二人とも14.5%以下と推測。
ラベルは14.3%との表示だが、実数値は14.88%。

「この葡萄畑は2008年春の終わり頃、霜が降りて大変だったんだ。
だから、それほど熟成したようには感じられないだろ?」と語るリー。
最初の蕾が霜でやられてしまった為に、
2番目のつぼみが成長するまでに、時間がかかったそうだ。

Wine 3: Keefer Ranch Vineyard, Russian River Valley
多分、初めの味見で一番のお気に入り、そして家に持ち帰った中の1本がこれ。
スムースで、纏まっていて、微かに大地の風味がある。
我々は14%以下と推測。
所がどっこい、フタを開けると、ラベルは14.1%、実数値は14.88%だった。

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Wine 4: Sonoma Coast
少々ホット(高アルコール)に感じたが、ビッグなボディではない。
なので、僕は14.0%と推測、リーもやはり14.5%以下と推測。
“やったぜ~!”な瞬間が、再び訪れた。
ラベルは14.1%、実数値は14.11%。
4本の味見をして、バトルの進み具合は、僕2勝、リー1勝である。

Wine 5: Beran Vineyards, Willamette Valley
色が薄く、ボディも軽い事から、一番アルコール度が低いとふんだ。
またもや、僕の勝ち♪
ラベルは13.0%、実数値は12.77%。
え?誰が、アメリカのピノ・ノアールはビッグ過ぎる…なんて言ったんだっけ?

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Wine 6: Santa Rita Hills
ビッグでリッチなピノ。
僕は14.5%以上であるだけでなく、残留糖分もあるに違いないと推測。
しかし、木から落ちてしまった…。
ラベルは14.1%、実数値は14.24%。
ドライ・ワインで、残留糖分は使っていない。

でもさ、リーも間違えたから、僕3勝、リー2勝で、依然として僕がリードなのだ。

Wine 7: Abre Vert Vineyard
良く熟成していて、華やかな味、どちらかというと大きな味だ。
二人とも14%後半と推測。
またまたOops(おっと~)!。
ラベルは13.0%、実数値は13.63%でした。

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Wine 8: Cargasacchi Vineyard, Santa Rita Hills
華やかな果実、でも同時にミントと、独特の香りがする。
「このワインは、大地の風味と臭みを、キャラクターとして持っているんだ。
でも悪い意味の臭さではなくて、…。
そう、funkには、ジェームズ・ブラウンみたいな“音楽スタイル”もあるし、
“嫌な匂い”を指す場合もあるだろ。」
と、説明するリー。

僕は14.5%以上と推測したけれど、リーはその意見に反対。
ラベルは13.8%、実数値は13.86%。
おぉ神様、僕のリードは露と消え、今や3対3の同点である。

Wine 9: Sonatera Vineyard, Sonoma Coast
シドゥーリのワインでは、最も頻繁に口にした事のあるワイン。
好みなのはもちろんの事、サンフランシスコの方々のレストランで
扱っているから、ワイン・リストによく見かける銘柄だ。
クランベリーの良い風味と、そして…、ジェームズ・ブラウン。

僕は14%以下、リーは14.5%以上と推測したところ、
ラベルは13.1%、実数値は…13.96%!
再び1ポイントのリードに返り咲いたぞ。

Wine 10: Eddie’s Lot, Pisoni Vineyard, Santa Lucia Highlands
さて最後を飾ったのは、リーが今は亡きEddie Pisoni氏を讃えたピノ。
エディ氏は、葡萄畑を何区画にも分け、それぞれ特別に何段階もの手順を施して、
普通よりも、もう一歩踏み込んだ熟成を葡萄にもたらしていたそうだ。

僕は14.5%以下、リーは14.5%以上と判断。

袋を開ける段階で、リーは「この痛みに耐えられるかな?」と聞いた。

いざ開封してみると、ラベルは15.1%、実数値は16.01%。
アルコール度16%以上のピノ・ノアールでも、僕が好ましく思う事があるのを、
リーは自身のワインで、見事に実証して見せたのである。
そしてこのEddie’s Lotの場合、僕は実数値より1.5%も度数を低く感じたのだ。

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勝負の結果は、4対4の引き分けに終わった。
でもね皆さん、そもそもこれらは全てリーが造ったワインだよね?
なので、僕はこの勝負をUS対イングランドのサッカー試合に例える事にした。
4対4で、“僕の勝ち”ってね。

賞品として、僕は3本を家に持ち帰った。
Keefer Ranch(3番)、Beran Vineyards(5番)、そしてAbre Ver(7番)
選んだ理由?キーファーランチは大好きだし、
他の2本のオレゴン州ピノは、アルコール度が低いので、いっぱい飲めて、
そしてまた、こうやって一席ぶつ事ができるかな…と思ったわけであります。

御清聴ありがとうございました。

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以上、ブレイクのブログの意訳でした。
オリジナルはこちらをご覧ください。

後日譚があるのですが、それは、また次回UPします☆

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by sfwinediary | 2010-07-19 03:16 | ワインメーカーのお話
ワインボトルを開けて、口に含む…。
舌に広がるのは、チェリー、ラズベリー等々の果実や、諸々の風味。

そしてそれと同時に、結構気になるのが“アルコール度”。

アンバランスで“too Hot”なワインは、しばしば台所の露と消えるのだけれど、
一方で、バランスがとれているワインは、
表示アルコール度をみて、「こんなに高いの?」とびっくりする事も…。

葡萄の種類によって、許容できるアルコール度の範囲は、微妙に違う。
例えば、ジンファンデルは暑い土地で育つので糖度が高くなりがち、
アルコール度が15%以上でも、まぁこんなものかな…と思うし、
ピノ・ノアールで15%以上の表示があったら、
いったい何処で育った葡萄かいな?と思って、手を出さないとか。

先日、BlakeがThe Gray Market Reportで、
アルコール度のガイドラインを発表した所、多くの反響がありました。
訳してみたので、ご自分の許容範囲と比べてみて下さい☆


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-W. ブレイク・グレイ記-

さて、ここに記したのは、葡萄種別によって適正と思われる
ざっとしたアルコール度のガイドライン。
最も高いのはカリフォルニア(米国)とバロッサ・ヴァレー(豪州)だけれど、
数値が高くても、バランスがとれている場合を想定している。
それ以外の地域では正直、アルコール度は、それほど高くなるべきではないと思う。

<カベルネ・ソーヴィニョン>:12.5%-14.7%
大概の場合、15%ともなると「高すぎる…」と感じるのがカベルネ。
例えばShaferなど、不思議にも全てのワインが14.9%、なかなかのワインを造っている。
(CAの法律では実際の度数と表示は、幅1%まで許容量として許されている)

しかし殆どの場合、14.7%以上だとビッグでホットすぎ(アルコール度高すぎ)、
尚且つ無個性な事が多い。
葡萄が熟成しすぎると、複雑みが失われて、個性が無くなってしまうのだ。

70年代初頭のリッジのモンテ・ベッロのラベルには12%以下の数値、
そして写真のダイアモンド・クリーク(1978)には、12.5%の表示がある。
古き良き時代。
今日では、13%以下の表示には、なかなかお目にかかれない。

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<メルロー>:13%-14.5%
メルロー葡萄は熟成が必須、しかし同時にソフトで飲みやすい必要もある。
単独(料理無し)で14.9%のカベルネを飲む事はあっても、
メルローを楽しむには、この数値は高すぎ。

<ピノ・ノアール>:12.5%-14.4%
この上限だと、サンタ・ルチア・ハイランド(Santa Lucia Highlands)の
いくつかのピノは除外されてしまう。
でも、そんなにビッグな赤ワインが飲みたいのなら、
初めからグルナッシュ(Grenache)を選べばいい事。

度数が14.5%以上になるような葡萄から、ピノ・ノアールを造るのは、
丸いワインを四角い桶に入れるようなものだろう。

<シラー>:12.5%-15.5%
上限の数値を高くしたのは、ひとえにバロッサ・ヴァレー(豪州)のため。
この高さでも、バランスのとれた偉大なシラー(ズ)に、何度かお目にかかっている。
しかしながら、スパイシーで野性味に富んだシラーが飲みたかったら
度数13.5%ぐらいまでの、涼しい気候の土地のものがお勧め。

<グルナッシュ>:13%―16%
この葡萄は、かなりのアルコール度があっても耐えられる。
軽くてスパイス風味のある低度数のものから、
16%ともなると熟してフルボディなものまで、幅広く楽しめる。

ロバート・パーカーは、グルナッシュをベースにした、
これよりももっと高アルコール度の赤ワイン達に、高得点を付けている。
アルコール度が高くて、美味しいワインをお探しだったら、グルナッシュでしょう。

<ジンファンデル>:14%-15.5%
ジンファンデルは、高アルコール度のワインとして知られているけれど、
その理由は、アルコール度が高くてもバランスが取れているだけではない。
葡萄が均一に熟成しないため、低アルコール度のジンファンデルは、
逆に、美味しいものが少ない傾向にある。
14%以下で、これは!というジンに出会う確率は少ない。
だからと言って15.5%以上にも、近づかないようにしている。

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<シャルドネ>:13.3%-14%
僕が良く口にするのは“ワインは食事と楽しむための飲み物”だと言うこと。
でも、カクテル代わりに飲んだって良いじゃないか。
また、多くのアメリカ人がそうやって、ワインを楽しんでいる。
14.2%以上のシャルドネをお持ちなら、カクテル代わりに飲むのが一番。

自分の好みは、13.3%から14%だけれど、
大抵の場合、葡萄を熟しすぎない段階で収穫しているか、
アルコール低減がなされているかのどちらかだろう。
14.5%ぐらいまでだったら口にする場合はあるけれど、食事の伴にはしない。

<ソーヴィニョン・ブラン>:12.3%-14%
この葡萄に求めるのは、クリーンな味と、爽やかさ。
低い方なら12.3%ぐらいからOK。
14%以上のSVは飲む目的がわからない。

<リースリング>:7%-14%
最も低いものから、高いものまで、ワインを楽しめるアルコール度の幅が、
一番広いのが、リースリング。
ドイツの7%ぐらいから、オーストラリアの14%ぐらいのものまで、
驚くほどの複雑さを持つリースリングに、これまで何度も出会ってきた。
この両国の名前と、数値が反対の場合は…要注意だけどね。

<ピノ・グリー(ジオ)>:12.5%-14%以下
最近、ビッグな味のワインが称賛される中で、
カベルネ・ソーヴィニョンまがいのアルコール度を持った
ピノ・グリー(ジオ)を見かけるようになった。
しかし、これは大きな間違い。

そもそもSVと同じで、ピノ・グリーを飲むのは、その爽やかさの為。
もっとも複雑な風味を持つ、アルサス地方のものだって、例外ではない。
低いものなら12.5%ぐらいから飲むけれど、
アルコール度数14%以上のピノ・グリーなんて、御免なのである。

<ヴィオニエ>:13%-15%
酔っぱらうための白ワインをお探しだったら、ヴィオニエ。
糖分が高いので、低いものなら13%ぐらいから、
高いものなら15%ぐらいのものまで、幅広く楽しめるワイン。
頂点は14%代で、15%を超えたら、僕は飲まないけどね。

<ロゼ>:11.5%-13.5%
なんで14.5%なんて度数の高いロゼを飲まなきゃならないんだ?
赤ワインを冷やしちゃいけないという法律は無い。
なので、アルコール度の高い、冷えたワインが飲みたかったら
赤ワインを冷やせばいい事。
ロゼを楽しむのならば、11.5%ぐらいから13.5%ぐらいが良い感じ。

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以上、ブレイクのブログの意訳でした☆
この記事の後、Harvest Wine のRandy氏と Siduri Wines のAdam氏が
コメント枠で混戦状態となり、それを読むだけでも面白かったのでした☆

後日、シドゥーリのアダム氏と、ブレイクは、
ピノ・デー(Pinot Days)の朝、とあるレストランで、アルコール度対決!
そして、持ち帰ったピノ3本で、アルコール度当てクイズ!

その様子は、後日UPします☆
今から、訳さないと…(汗)書かないと…(笑)。

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by sfwinediary | 2010-07-15 07:48 | ワインの雑学
カリフォルニアのワイン・カントリーで、独立記念日を楽しみたかったら、
お勧めは、ルイス・マティーニ・ワイナリーのBBQ&花火イベント。

昔は地元の秘密…だったようですが、最近では巷に知れ渡るようになり、
7月4日のイベントチケット($110)は完売。

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Louis M. Martini Winery

夕方からのこのイベントでは、Louis M. Wineryのワインが飲み放題。
BBQが食べ放題。
そして日暮れとともに、夜空を飾る花火が楽しめます。

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広く饗されていたのは、シャルドネ、ロゼ(Cabernet Sauvignon Rosé)、
カベルネ・ソーヴィニョン(Napa Valley) の3種類でしたが、
テイスティングルームでは、モンテロッソやアレクサンダー・ヴァレーのカベルネ、
ムスカットなどが楽しめます。

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また、テイスティングルームの奥、カーテンで仕切られた秘密(?)の小部屋では、
とっておきのカベルネ(Lot. No.1)が楽しめるほか、
歴史を感じさせる生ハムの裁断機でカットしたての
プロシュートを賞味できます (おいしかった~☆)

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ワインを片手に、頭上に広がる花火観賞♪
夏にナパ旅行をお考えの方、日程に入れてみては如何でしょうか?

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by sfwinediary | 2010-07-07 08:22 | ワインなイベント
奥様の誕生日に、ワイナリーのグランド・オープニング…。
ロマンチックに、そしてドラマチックに、ナパにお披露目したのは
ケンゾー・エステート(Kenzo Estate)。

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オーナーの辻本憲三氏は(株)カプコンのCEO。
「最高のワインを造るためには、最高のワインを飲まなければならない。
色々試してみて、ボルドータイプでは、ナパが一番と確信した。」
と、オープニング・パーティで挨拶。

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1990年、ナパのワイルド・ホース・ヴァレーに、4,000エーカーの敷地を購入。
栽培家にデイビッド・アブリュー氏、
コンサルタント・ワインメーカーにハイディ・バレット女史、
テイスティング・ルームのペアリング料理は、トーマス・ケラー氏監修。
錚々たる面々が、名を連ねての幕開けです。

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現在、9つのワイナリーでワイン醸造を監修するハイディ女史。
「Kenzo Estateは日本のクライアントが多いけれども、
特に意識して日本向けのワインを造ったわけではありません。
常にベストのワインを造るのが、私たちの仕事ですから」
との言葉。笑顔が優しい、素敵な女性♪

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ラインアップに並ぶのは、ボルドースタイルのソーヴィニョン・ブラン、あさつゆ。
ボルドースタイルのブレンド、紫鈴(Rindo)、紫(Murasaki)。
そしてカベルネ・ソーヴィニョンの藍 (Ai)。

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Kenzo Estate

経済の影響で、$20以上のワインが苦戦しているアメリカ市場。
$70以上クラスのハイエンドワインは、ましてや激戦区。
ケンゾーエステイトの登場に、人々の注目が集まっています。

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紫鈴は$75との事なので、この値段で、ハイディ女史のワインが
飲めるんだったら、試してみるのもいいかな。
個人的に好きだったのは、藍でしたが、値段聞くの忘れました☆

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パーティの終盤を飾ったのは、幻想的な篝火と雅楽☆
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by sfwinediary | 2010-07-02 05:37 | ワインなイベント