カリフォルニア・ワインのブログ。 夫は米国人ワインライター。その影響でカリフォルニア・ワインに囲まれた生活をしています。SFから、ユニークなワイン情報をお届けします♪  ゴマ(石川真美)


by sfwinediary
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バークレーでこだわりステーキを食べたい時に、まず思い浮かぶのは
Café Rouge (カフェ・ルージュ)。

その昔、お肉屋さんから始まったこのレストランでは、
美味しい肉料理はもちろんの事、お洒落なカリフォルニア料理が楽しめます。
また、店内には肉の販売コーナーもあるので、お土産だって買えちゃいます☆

名前の通り『赤』な店が、ある夜『ピンク』に染まりました。
普段置かれているワインメニューは、一切取り払われ、
かわりに登場したのは選りすぐりのロゼ達。
料理もワインに合わせたラインアップが勢ぞろい。

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用意されたロゼは、フランスワインの輸入では右に出る者は無い
カーミット・リンチ氏が厳選したワイン12種類。

良くあるワイン・テイスティングでも、業界の開いたイベントでも無く、純粋に、
ピンクなワインを楽しみましょう♪というレストランの趣向。

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カリフォルニアのロゼワインは、一所懸命探せば、美味しいものがあります。
でも、多くのワイナリーの主流は赤ワイン。
精魂こめてロゼを造っている所は、残念ながら見当たりません。

カリフォルニア産のロゼを買うならば、なるべく淡い色のものを選ぶのがコツ。
なぜならば、濃いピンク色のものは、赤ワインの副産品として出来た可能性が高いからです。

やっぱりロゼを買うのならば、フランス産か、イタリア産がお勧め。
それには何も重大な秘密があるわけで無く、これらの地では、
美味しいロゼを造るために、ロゼに適した葡萄栽培をしています。
だから味も優れているのです。

本物のロゼは生き生きとしていて、偽物の甘さを持たず、赤ワインのフリもしていません。

この夜の勝者はこの2種類。

Abbatucci Cuvee Faustine Ajaccio 2010
オレンジの皮、乾燥肉、ハーブの風味のコルシカのワイン。
野菜料理とよく合います。

Regis Bouvier Marsannay 2010
ブルゴーニュのロゼは、とてもピノらしい風味のロゼ。
とても繊細なので、マイルドな料理にピッタリ。

この他にも、牡蠣に合わせるのならこちら。
Salvard Cheverny Loire Pinot Noir-Gamay 2010
軽いチェリーの風味で始まり、フレッシュハーブの後味を持つ爽やかなロゼ。
牡蠣の持つ海の風味を、より一層、輝かせてくれます。

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カフェ・ルージュのロゼワインの夕べは、1年に一度、行われています。
今年のチャンスを逃された方、次の機会は2012年8月の予定です☆

待ちきれない方は、カーミット・リンチ氏のお店で、魅惑のロゼワインを購入できます☆

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カフェ・ルージュの肉販売コーナー☆
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by sfwinediary | 2011-08-31 08:26 | 気になるレストラン
苺をテーマにした、フルコース料理。
あなたなら、どんなワインを合わせますか?

Twenty-Five Lusk のソムリエがペアリングしたのは、バブリーでした。
(Bubbly:シャンパンやスパークリングワインの愛称です☆)

スパークリングワインは、多くの食材とマッチするので、とっても重宝。
普通のワインではペアリングが難しい新鮮なフルーツ、
たとえば苺と合わせても、すんなりと楽しめます。

(なぜスティル・ワインでは駄目かって?
試しに、カベルネ・ソービンニョンと苺を一緒に口に含んでみて下さい。)

その製造方法から、殆ど全てのバブリーは少量の残留糖分を含んでいます、
なので、少々の甘味を持つ料理の風味を、損なうことがありません。

では、ソムリエ Cezar Kusick 氏のペアリング術をご披露しましょう☆

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先ずは、牡蠣 (Kumamoto)。
イチゴを刻んだソースが掛かっているので、海臭さから牡蠣が苦手な人も大丈夫。
ソノマのアンダーソン・ヴァレーのスパークリングを合わせて、後味もすっきり。
Roederer Estate Brut NV Anderson Valley

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ホタテのグリルとフォアグラのパテ、焼き苺添え。
ホタテとフォアグラとは、あまり見ない組み合わせですが、食感的に似た者同士かも。
フォアグラと苺のコンビネーションは絶妙。
お約束通り、甘味の強めのシャンパンがお供です。
Collet Demi-Sec NV Champagne France

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ソノマ産の鴨の胸肉グリルには、ソノマ産のスパークリング。
やはり鴨にはピノ・ノアールという事で、ピノ葡萄を81%使用したロゼが饗されました。
アイロン・ホースは、この日一番美味しかったワイン。
年を経たロゼは、複雑で面白味を持つ、大地とマッシュルームの風味でした。
2005 Iron Horse Brut Green Valley

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和牛フィレ、苺のデミグラソース掛け。
ソムリエ Kusick 氏が合わせたのは、オレゴン州の赤ワイン。
オレゴン州Willamette Valley産にしては、ビッグだと感じたのですが、
牛肉料理そのものがヘビーなので、まぁこのくらい強烈な方が良いのかな。
(敢て、ここで赤ワインを合わせたのは、シャンパンにピノ葡萄が使われている事を、
皆に実感してもらいたかったからだそうです。)
2006 Lemelson Stermer Vineyard Pinot Noir Willamette Valley

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フランスのJura地方のチーズ Jurassic D’ETE のペアリングに登場したのは、
南アフリカ産のバブリー。
グラハム・ベックのロゼは、店のリストで$34。(小売価格はもっと安い♪)
お買い得な1本です。
Graham Beck Sparkling Rose NV South Africa

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最後を飾ったのは、ストロベリー・ムースとチョコレート・ソルベ。
ムースは甘くなくて、あくまでも軽やかな口当たり。
一方でチョコレート・ソルベは、とっても濃厚。
とても面白い、対比でした。
ペアリングはイタリア、ピドモントのデザートワイン。
アルコール度はわずか5%なので、ジュースみたいな感覚。
かの地では、ビスコッティをかじりながら、このワインを楽しむそうです。
2010 Elio Perrone Bigaro Piedmont Italy

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ポーランド出身のCezar Kusick氏は、元ルビコンのワイン・ディレクター。
建築ビジネスを売り払ったお金で、(授業料の高い)料理学校に身を投じたという
ユニークな経歴をお持ちです。

25ラスクのワインリストはとても充実していて、
この料理の値段帯のレストランとしては、ワインのマークアップはとても良心的。
ラ・ターシュ2005年が$2,750なので、特別な記念日に如何でしょうか☆

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by sfwinediary | 2011-08-20 08:28 | 気になるレストラン
サンフランシスコのSOMA地域にある、お洒落なレストラン、Twenty –Five Lusk。
カルトレイン駅から1ブロック、歩いて3分の距離にある小路、
ラスク通りの25番にあります。

25ラスクが、Blackboard Eatsとコラボレーションして、この度、
『シャンパンと苺』をテーマにした6コースのディナーが、期間限定で饗される事になりました。
お値段は、6コースの料理$60、ワインペアリング$30という、お得価格。

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Roasted Sonoma duck breast
(strawberry glaze, sungold tomato, heirloom summer squash, and rosé Champagne sauce)


このコース・メニューは、Blackboard Eatsのサイトで、
24時間しか購入できない特別限定メニュー☆

1.まずは、Blackboard Eats のサイトに行き、会員登録(登録は無料)。
2.会員になったら、イベントのページで秘密コード (Pass Code) を入手。
3.その後、レストランに連絡して、コード番号を伝え、好きな時間を予約。
(料理は2011年9月18日まで、楽しめます)
4.後は忘れずにレストランに足を運び、ご馳走を堪能するだけ。

このスペシャル・ディールは、8月18日(木)午前11時からスタート(米国西部時間)、
8月19日(金)午前10時59分、または現定数を完売した時点で終了します。

Blackboard Eatsでは、随時、こうした限定お得ディナーを案内しています。
サンフランシスコ、ロサンゼルス、ニューヨーク地域にお住まいの方は、要チェック!

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by sfwinediary | 2011-08-18 06:41 | 気になるレストラン
今年も 暑い 熱い夏が、サンフランシスコにやってきます。
(気温的には寒~~~)

最近、流行りのフードトラック。
その中でも選り抜きのトラック野郎たちが一堂に会する
2011 SF Street Food Festival (サンフランシスコ・ストリートフード祭り)が、
今週、8月20日(土曜日)の11時から7時まで、ミッションで開かれます。

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当日は80店以上がずらり並ぶ上、人口密度も高く、
人気の店には長蛇の列が予想されます。
あらかじめ参加店を研究し、食べたい料理に当たりを付けて、
効率的にお目当てのご馳走を手に入れましょう。
(参加店舗一覧はこちら♪)

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下は、SFウイークリーのフード・エディターとして、最近
ストリートフードにどっぷり浸かっている、ブレイクのお勧め料理です。
あなたは何種類、手に(お腹に)入れられるかな?
土曜日にお会いしましょう☆



Anda Piroshki
Piroshki ($3). Stuffed with beef, onion, potato and cheese,
this savory treat was one of our favorite items
from last month's media preview.

Azelina's Malaysian
Penang Curry Bomb Bun ($3). We liked this so much we took a video.

El Hurarache
Taco de Alambre ($3). Our favorite breakfast at the Alemany Farmer's Market
is the Huarache de Alambre, which is Mexico City-style with both beef and pork.

Lers Ros
Papaya Salad ($3). One of our favorite Thai restaurants serves up
something refreshing. We'll need this between courses.

<Bigger Bites 大皿料理>

4505 Meats
Cheeseburger ($8). We know, it doesn't sound exciting.
Trust us; we were there last year and our food-writer friends
kept coming over and saying, "Have you tried that cheeseburger?"
It's good at the Ferry Plaza farmers' market and we expect it to be good again Saturday.

Commonwealth
Grilled lamb cheek ($8). Why are cheeks always so tasty: beef, halibut, you name it?
Is that why our aunts are always squeezing ours when we're little?
Are they just testing the meat?

La Mar Cebicheria
Cebiche clasico ($8). We love ceviche, and that's what this international chain
specializes in. Bring it on.

<Beverages 飲み物>

Hapa Ramen
Ginger Ale/Smoked strawberry & vanilla soda ($3): Smoked strawberries?
Maybe it'll work, maybe it won't, but it sure sounds interesting.

Hapa S.F.
Stonefruit calamansi soda ($3). We love calamansi;
Filipinos make great drinks out of it, but we haven't had it with stonefruit.
Until Saturday, anyway.

Kung Fu Tacos
Ginger lychee limeaid ($3): You had us at "lychee."

詳細は、ブレイクの記事Bites to Try at the Street Food Festivalをご覧ください☆

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by sfwinediary | 2011-08-16 04:32 | 気になるレストラン

SF Chefs 2011

グルメな街、サンフランシスコ。
SF Chefs 2011 は、この地で活躍するシェフ達が一堂に会するイベント。

8月1日から7日までの期間、サンフランシスコのあちらこちらの会場で、
美味しい料理、ワイン、カクテルが饗されました。
週末にはユニオンスクエアでのグランド・テイスティングが行われましたが、
いずれもチケット完売の大盛況。

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日曜日のイベント終了後、シェフとメディアのパーティに参加してきました☆
会場となったのは、Jasper’s Corner Tap
タップビールでは無く、タップ・カクテルが楽しめる他、$3のミニバーガーのお味も中々。
(詳しくは、ブレイクのレビューをご覧ください☆)

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タップ・カクテル、おつまみ、何れもおいしかったのですが、
中で目を引いたのは、こちらのデザート☆

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ゼリーのデザートは、メキシコ文化では大切な存在。
そのデザートを見事な技で芸術に高めたのは、
Sweet Collections のローザ・ロドリゲス女史。

見た目も美しいのですが、フローラルな香りと味もなかなか。
パーティはもちろんの事、母の日のお祝いとかに、活躍しそうなスイーツです☆

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さて、SFシェフ2011のメイン・イベントはすでに終了してしまったのですが、
来る8月14日(日曜日)に、デザートのイベントがあります☆

会場はインター・コンチネンタル。
シティズン・ケーキ、ファラロン、フィフス・フロア、ハンフリースローカム等々、
有名パティシエ達による、超美味なデザートを一度に味わう機会です。

スイーツ大好き♪$75の元を取れると思われる方は、挑戦してみてください♪

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by sfwinediary | 2011-08-09 09:32 | 気になるレストラン

魅惑のマディラ酒

16世紀から19世紀にかけて、マディラ酒は北アメリカで
とてもポピュラーなワインでした。
理由はその不滅性。

飛行機の無かった昔、熱~い貨物船のコンテナに長時間積まれていても、
品質を損ねるどころか、風味はますます円熟し、
世界を2周もしたマディラ酒には、かえって高値がついたほどでした。

200年たった今も、マディラ酒の素晴らしさは少しも損なわれていません。

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ポルトガルの小さな島、マディラ島で出来る葡萄は、酸味が豊富。
この島で育つと、バナナでさえも酸っぱいとか。
マディラ酒の甘味も、この酸味を兼ね備えていればこそ、引き立ちます。

糖分と酸味に富んでいるこの酒は、時を経れば経るほどに円熟し、
複雑な風味となります。
昨年ブレイクはマディラ島を訪問した際に、1801年のマディラ酒を試飲したのですが、
200年以上を経て、いま尚、素晴らしかったとの事。

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さて、先日サンフランシスコにある料理本の専門書店Omnivore Booksで、
ソノマのRare Wine Co.による、マディラ酒の無料試飲会が開かれたので、
マディラ酒大好き人間の私は、ちょっと立ち寄ってきました。

Rare Wine Co.のバーク氏は、人々にマディラ酒に親しんでもらおうと、
日頃から、アメリカ各地でこのような無料試飲会を開催しています。

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書店で開かれたマディラ酒の無料試飲会で饗されたのは、
ドライなCharleston Sercial 、セミドライなBoston Bual、甘口のNew York Malmsey、
そして1968年DÓliveiraの4種類。
どれもそれぞれの魅力に富んでいるので、飲み比べて自分の好みを知るのも楽しいもの。

Rare Wine Coでは、マディラ酒の他にも、フランス、スペイン、イタリアなど、
その名の通り、各国のレアなワインを豊富に取り揃えています。

大枚をはたいて買うワインは、信頼できるお店で買いたいもの。
店頭販売はしていないので、ソノマの倉庫を訪れるか、オンライン購入となりますが、
品質の管理、そして値段の点でも、信頼できる会社です。

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皆さんは、パートナーの誕生日にワインを送られていますか?

我が家の場合、常日頃からワイン漬けになっている夫に、
ワインを送るのもなんだかなぁ…と思ったのですが、
彼が200年前のマディラを飲んで美味しかったと言うのを聞き、
じゃぁ、古~いマディラ酒をプレゼントにしよう♪と思いました。

流石に200年前のマディラ酒はアメリカでは手に入りにくいので、
1900年のD'Oliveira Verdelho Madeiraを信頼できるRare Wine Coでオンライン購入。
現在このボトルは、セラーの中で、秋に開栓されるのをじっと待っています。

110年の時を経た1900 D'Oliveira Verdelho Madeira のお味は、10月に報告します。
(何故このボトルを選んだかと言いますと、先日マディラ島を訪れた際に、
ブレイクが試飲して美味しかったそうで、ノートに花丸が付いていたからでした☆)

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ちなみに、マディラ酒は飲む前に空気に触れさせた方が、より美味しくなります。
試飲会で使われた1968年物は、2年前に瓶詰めされたものですが、
開栓後に一旦デキャンタに入れ、それをまた瓶に戻したそうです。
(家庭で飲む場合は、少量ずつとなるので一遍にデキャンタするかは悩む所ですが、
大勢で飲むのでしたら、デキャンタでワインを揺り起してあげましょう。)

マディラ酒は、開栓後も長く保存できるのが、嬉しい特徴。
普通のワインとは違い、栓を開けた後でも、2年~5年は確実に保存できます。
(暗く、涼しい所に保管。冷蔵庫の振動は避けた方が無難です。)

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食前酒としてドライなタイプ、食後酒には甘口タイプか、円熟タイプがお勧めです☆
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by sfwinediary | 2011-08-05 02:52 | ワインなお話