カリフォルニア・ワインのブログ。 夫は米国人ワインライター。その影響でカリフォルニア・ワインに囲まれた生活をしています。SFから、ユニークなワイン情報をお届けします♪  ゴマ(石川真美)


by sfwinediary
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ジンファンデルを造らせたら、右に出る者はいないスコット・ハーベイ氏。
彼の造り出すワインには、アマドール群の葡萄に寄せる情熱が、
そのまま詰められたようです。

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受賞ワインのバベーラを手にするScott Harvey氏

氏に言わせると、いまから100年後にアマドールを代表するのは
ジンファンデルではなく、バベーラ葡萄だろうとの事。

Scott Harvey Mountain Selection Amador County Barbera 2007 は、
ブラックチェリーの風味、酸味に富んだ、シンプルながら楽しめるワイン。
J&S Reserve Amador County Barbera 2007 は、
もう少し複雑な風味で、大地の香りがします。

氏の造るジンファンデルは何種類もありますが、面白さで選ぶならば
Vineyard 1869 Amador County Old Vine Zinfandel 2007
テリーズ・ヴィンヤードの葡萄を使ったジンファンデルは、
彼の他にも、何人かのワインメーカーが造っていますが、
テリーさんとの付き合いが長いだけに、やはりハーベイ氏のワインが傑作です。

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さて、ナパを代表する葡萄品種といえば、カベルネ・ソーヴィニョンと、
シャルドネですが、あまりファンではないと仰るハーベイ氏。

でも、Folie a Deux時代に、リチャード・ピーターソン氏から
カベルネの楽しみ方を伝授されたそうで、そこから生まれたのが
Jana Cathedral Napa Valley Red Table Wine 2005
Cabernet Sauvignon 92%に、Petit Verdot 、Cabernet Francが
4%ずつブレンドされています。

驚きなのは、アルコール度13.5%の表示。
機械で低減…というのが巷の流行りのようですが、
ハーベイ氏の低アルコール度の秘密は、ずばり、“早めの収穫時期”。

「畑が語りかけてくるんだ。
葡萄が“これがナパの味ですよ”と言う時、
ピラジン(pyrazine)が少しだけ残っている。
この段階で収穫すると、大抵このぐらいのアルコール度になるよ」
と、ハーベイ氏談。

風味はリッチなチェリーと、ソフトでバランスのとれたタンニン。
名前にCathedral (大聖堂) と付いているのは、ジャナ奥様と婚約した
アリゾナ州SedonaのCathedral Rockに因んでいるそうです。
ロマンチック♪

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さて、若き頃ドイツで修業を積んだハーベイ氏は、
リースリング造りにも勤しんでおります。
彼のリースリングを試してみたければ、お勧めは
Jana Napa Valley Old Vine Riesling 2008
from the Lazy K & E Ranch in Oakville (写真左)


この葡萄には、面白い裏話があります。
1950年代にKen McGill氏がナパの畑を購入した時に、ルイス・P・マティーニ氏が、
リースリングを植えてほしいと言ってきたそうです。

この畑の周辺では、もっぱらカベルネ葡萄が栽培されていて、
トン当たりの収穫は$4000~5000が見込めます。
一方で、リースリング葡萄は、カベルネ葡萄ほど人気モノではないので
ナパの葡萄といえども、トン当たりの値段は半分以下の$1800ほど。

それでもマックギル氏がリースリングを育て続けるのはなぜでしょうか?

現在85歳なので、今からカベルネを植えたら、
天に召される前に畑から出来たワインを味わえない恐れがあるから
…だそうです。
ナパでリースリング葡萄が栽培され続けているのには、
こんな裏事情があったんですね☆
(めったに無い、ナパのリースリング、お試しあれ♪)

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個人的に大好きで、あっという間にグラスが空になったのは、
Angel Ice Mendocino County Riesling 2006
アプリコットとブラウンシュガーの風味。
少々リースリング特有の、ガソリンの匂いがあります。

彼手作りのドイツ料理leberknodelと良く合うと言われたのですが、
ブレイクは料理の方は、イマイチだったみたい。
「スコットがシェフではなくて、ワインメーカーでよかった」
と、レビューに記しております。

ブレイクのスコット・ハーベイ氏のレビューは、こちらからどうぞ♪

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何気にセラーの入り口に置かれていたのは、ジンファンデルの老樹。
味わいある風情ですね☆

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by sfwinediary | 2010-06-23 07:15 | ワインメーカーのお話
サンフランシスコの東130マイルに位置する、アマドール郡
内陸部特有の、長くて暑い夏を持つこの土地は、
アメリカで最も樹齢を経た、ジンファンデル葡萄の産地です。

気候が良すぎると、どうしても葡萄が熟成し過ぎになってしまうのですが、
この地で生まれた果実を巧みに操り、
バランスのとれた素晴らしい赤ワインに仕上げるのは、
ワインメーカーのスコット・ハーベイ氏。

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その秘密はどうやら、若き頃に交換留学生として学び、
後にアメリカでヘッド・ワインメーカーとして活躍するまで、
ワイン造りに勤しんだ、ドイツでの経験にありそうです。

スコット・ハーベイ・ブランドのジンファンデルを飲んで気付くのは、
酸味とフルーツのバランスの良さと、抑えられたアルコール度。
ジンファンデルと並んで、リースリング造りにも勤しむ彼の姿を見ると、
頷けます。

長年アマドールでワインを造り続け、土地を知り尽くした彼がこの地に寄せる情熱は、
その後、本拠地をナパのセントヘレナに移した後も変わりません。

1869年以前に植えられたという、前妻のテリーさんが所有する、
CA州最古のジンファンデル畑から採れた葡萄をはじめ、
アマドールで生まれた葡萄を巧みに操って、
テロワールを体現した美酒を造り続けています。

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先日、ハーベイご夫妻に招かれて、セントヘレナの葡萄畑に囲まれたお宅で、
お昼をご馳走になりました。

知的なハーベイ氏と、可愛らしいジャネ奥様は、とても素敵なカップル。
「初めてスコットに会った時、彼の冷凍庫にはガラガラ蛇が入っていたのよ」
という、奥様の話を聞いてびっくり仰天。

アマドール群の葡萄畑にはガラガラ蛇が出没するそうで、うまく捕獲できた時は、
エスカルゴのように、大量のバターと大蒜で料理するそうです。
(ブレイクが東京で食べたマムシ・バーガーの話も出て、
しばらく蛇料理の話題に花が咲きました☆)

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ZAP2010会場にて☆

この日、氏が料理してくださったのは、Leberknodelというドイツ料理☆
付け合わせの、これも手作り、ザワークラフトが絶品でした♪
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ハーベイ氏がアメリカで活躍し始めたのは、1980年代のSantino Winery。
当時、彼のジンファンデルは、シェ・パニーズのハウスワインでもありました。
しかし、その後Santino Wineryがレンウッドに吸収され、
90年代半ばに、意見の相違からワイナリーを離れます。

ミシガン州でリースリングを造らないかと声を掛けられますが、
彼が選んだのはナパのFolie a Deux (フォリ・ア・ドゥ)。

リチャード・ピーターソン氏のパートナーとして、
アマドール群のジンファンデルを取り入れ、
数々の賞をもたらしてワイナリーの名を高めます。

8年後にフォリ・ア・ドゥがTrinchero Wineryに売却されると、
ハーベイ氏は独自のブランド、Scott Harvey Wines を立ち上げます。
Scott Harvey Wines
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真摯で気さくな人柄は皆から慕われ、私達が訪問した日も、
某ワインメーカー氏が、ワイン造りの相談に来ていました。

ワインを造り続けて32年。
様々な舞台で活躍中のスコット・ハーベイ氏。
彼のワインのバックボーンには、常にアマドール群の葡萄が存在しています。

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by sfwinediary | 2010-06-21 08:12 | ワインメーカーのお話
ローゼンブルム・セラーズが、アラミーダ (Alameda) にあるワイナリーを
閉鎖するようです。今日は、ブレイクの記事の訳をお届けします☆


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ジンファンデルで名を馳せた、Rosenblum Cellarsが、
残念なことに、今週、アラミーダのワイナリーを閉鎖します。
これにより「ローゼンブルム・セラーズ」という名は、
ワイナリーから、“ブランド名”へと変わってしまいました。

ケント・ローゼンブルム氏の手による個性的なジンファンデルで、
かつて人気を博したRosenblum Cellars。
2008年には、大会社Diageoの傘下に収まりました。

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Blake and Kent Rosenblum氏(左) @ ZAP 2010

Diageoのような大会社が、ローゼンブルムを買収したのは、
そもそもシングル・ヴィンヤードのジンファンデルを造るためではなく、
スーパーマーケットで、ローゼンブルムの名を冠した
大量生産のジンファンデルを売る事が目的。

それが悪いと言っているのではありません。
小さなワイナリーを起こして、名を馳せ、大企業に高額で売却…
一方、企業側では、良く知られた名を利用して大量生産ワインを多量に販売…
アメリカのワイン・ビジネスの成功物語ですし、
大会社としては、Deageoの作るワインは、悪くありません。

しかしワイン愛好家としては、セントラル・ヴァレーでとれた
安価な葡萄を使用し、メガ・パープルで着色、
余計な酒税を支払わなくて済むよう機械的にアルコールを減らしたような
ワインを飲みたいとは思いません。

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思うに、どうもこれは値段だけの問題ではないようです。
安さだけを求めるならば、スペイン、ポルトガル、アルゼンチンといった国々が
“本物のワイン”を、同じような低い価格帯で提供しています。
それでも、消費者が手にするのは、没個性的な味のブランド・ワイン。

なぜ、アメリカ人消費者は、ブランドを好むのか?

外食産業と比べてみましょうか。
Turning Leaf(ガロ社)がタコ・ベルならば、
さしずめローゼンブルムは、アップルビーと言ったところでしょうか。
消費者は聞きなれた名前に安心して、これらのチェーン店を利用するのです。
(結果、地元のレストランを閉店に追いやってしまうのですが…。)

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どうも、僕は典型的なアメリカ人ではないようです。
アップルビーで食べた事がないんです。

気軽に食べられる料理は好きです。
でも、食べるのならば、地元の食材を使って、
レストランのキッチンで実際に調理されたものを食べたいと思います。
どこぞの工場で冷凍され、はるばる長距離を運ばれた後、
電子レンジで解凍されたような食材は、ごめんです。

もしもあなたが僕と同じように感じるのでしたら、
ブランド名を冠しただけの、工場で大量生産されたワインを選ぶのではなく、
たとえ味が推測できないリスクはあっても、
もう少し個性的なワインを手に取ってみませんか?

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以上、ブレイクのブログ記事の訳でした。
オリジナルはこちらからどうぞ♪

時代の流れなのでしょうが、ローゼンブルム・セラーズの
Alamedaにあるワイナリーが閉鎖されるのは、さびしい事です。
ヒールズバーグにあるテイスティング・ルームの行方はまだ分かりませんが、
情報が耳に入りましたら、お知らせいたします☆

<6月2日追記>
shina_poohさん情報によると、Alamedaのテイスティング・ルームは残るようです。
そして、ヒールズバーグの方が閉鎖されるようですね。
シナプーさん、ありがとうございます♪


(トリビアはこちら★)

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by sfwinediary | 2010-05-21 08:49 | ワインなお話

Deep Purpleなワイン

ターゲットの店で、グルーヴィーなこちらのボトルを見かけ、
懐かしのロック・バンド、ディープ・パープルと関係あるのかな?
なんて、思われた方もいらっしゃるのでは

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Deep Purpleと銘打った、このジンファンデルは、
ワイン業界のベテランTerry・Wheatle氏と、PRのプロTim・McDonald氏の
コラボレーションにより、生まれたワイン。

この二人のコンビが生み出すワインは、ファンキーな名前が特徴、
前にご紹介したチリのワイン、Oops(「しまった!」の意)も、彼らの作。

大抵の場合、プロデューサーが好きなワイン、または売れると判断したワインを造り、
その後にマーケットを探します。
でも、このスマートな二人の場合、まったく逆。
初めに、ターゲットという大きな店の顧客ありき、
その後で、このジンファンデル8,000ケースが造られました。

ローダイ(Lodi)の葡萄を使ったディープ・パープルは、
巷に広がるフルーツ・ボンブ(Fruit bombs / 熟成しすぎの大きな味)ではなく、
とってもバランスの取れたジンファンデル。

アルコール度は、たったの13.6%と、ジンファンデルには驚きの低さ。
値段もたったの$12と、お財布に嬉しい価格。
この値段にしてこの味だったら、絶対にお買い得のワインであることは、確実です。

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さて、Deep Purpleという名前ですが、アメリカの法律では、
まったく違う製品である場合、同じ名称を使ってもOKみたい。
この場合、一方は、かなり熟成の進んだロック・バンド、
でも、もう一方はフレッシュな若いワインということで、
消費者も間違えようがありませんものね。

ところで、バンドの関係者はどうやらターゲットで買い物をしているみたい。
ディープ・パープル(ワイン)が、商品棚に並んで間もなく、
バンドのマネージャーから、喜びの電話がかかってきたそうです。

近い将来、ワインとバンドの“ジョイント”プロモーションが、
期待できるかもしれませんね。

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オリジナルの記事は、ブレイクのブログをどうぞ♪
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by sfwinediary | 2010-02-13 15:50 | Red WIne
美味しいジンファンデルを、心行くまで飲み、
絶妙のペアリング料理を、たらふくお腹いっぱい食べる…
ワインと美味しいもの大好き人間には、至福のイベント
ZAPのGood Eatsが、昨夜サンフランシスコで開かれました。

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今年のグッド・イーツには、50のワイナリーが参加。
同じく50に上るベイエリアのレストランが、ワイナリーとペアを組み、
それぞれのジンファンデルに合う、ご自慢の料理を披露してくれました。

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Scott Harvey氏と、奥様のJanaさん☆

粒ぞろいのジンファンデルの中で、今年、際立って美味しかったのは
Scott Harvey Wines のジンファンデル3種類。
流石にジンファンデルを造らせたら、その道の第一人者、
スコット・ハーベイ氏のワインです。

2007 Scott Harvey Vineyard 1869 Amador County Zinfandel ($45)
2005 Jana Old Vine Napa Valley Zinfandel ($35)
2006 Scott Harvey Old Vine Zinfandel ($30)


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中央のボトルは、奥様の名前を冠したジンファンデル♪

Zinといったら、Ravenswood のシングル・ヴィンヤード。
今年のジョエル・ピーターソン氏は、トレードマークのカウボーイハットを
かぶっていなかったせいか、いつものヤンチャなガキ大将といった雰囲気ではなく
とっても紳士に見えました。(優しいんですよね~☆)
2007 (and 1997) Dickerson Vineyard Napa Valley Zinfandel

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ジンファンデルの大家と言えば、何といっても Ridge Vineyards
相変わらず毎年コンスタントに、エレガントなワインを、世に送り出しています。
2007 Geyserville
2007 Lytton Springs


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さて、嘗てのジンファンデル御三家、もうひとつの“R” といえば、Rosenblum Cellars
ケント・ローゼンブルム氏は、2年ほど前に大会社Diageo's Chateau & Estateに
名祖のワイナリーを売却し、現在は娘さんと共に、Rock Wall Wine を立ち上げています。

イベント会場では、ケント氏は、ローゼンブルムと
ロック・ウォールのブースを行ったり来たりで、大忙し☆


面白かったのは、両者とも、同じ葡萄畑、ソノマのMonte Rosso Vineyardの
葡萄を使ったジンファンデルを出展していたのですが、
お味の方はRock Wallに軍配が上がりました。

クリーンで、チェリーの風味のジンファンデル。
美味しいジンファンデルを求めるには、ボトルの名前ではなくて、
ワインメーカーを追いましょう♪という、良い例かもしれません。
両方のボトルを並べて、比べてみるのも乙なもの。
土曜日にZAPに行かれる方は、是非、飲み比べてみてください。

Rock Wall Wine Company
2007 Reserve Monte Rosso Sonoma County


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戦略的に面白いワイン造りを実践しているのは、Deep Purple Wines
元ガロのPR担当、ティム氏が立ち上げたブランド。
“こういったジンファンデルが欲しい”という客層が既にあって、
その顧客に応えるべく造られたワインが、この Deep Purple。
なので、わざわざ行商に出向かなくても、初めから市場が確保されているというもの。
とってもユニークなワイン・ビジネスの一スタイルを実践しています。

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土曜日のZAPでは、250のワイナリーが勢ぞろいし、
ご自慢のジンファンデルを数種類ずつ披露してくれます。…でも、料理は無し。
なので、ジンも好きだけれど、料理も大好き♪な方は、グッド・イーツがお勧めです。

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相変わらず素敵な笑顔♪ Carol Shelton女史
ワインメーカーが、手ずからご自慢のワインを注いでくれる…素敵なイベントです♪

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by sfwinediary | 2010-01-29 07:01 | ワインなイベント
ジンファンデルのお祭り、第19回ZAPが、明日1月28日から30日まで
サンフランシスコで開かれます。
Zinfandel Advocates & Producers

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先日、ブレイクのブログで募集した、ZAP土曜日チケットを
見事に獲得されたのは、Caseyさん。
今年は、およそ250のワイナリーが会場に集合するそうですが、
様々なジンファンデルを楽しんでいただけそうです♪

私達は、明日のGood Eats & Zinfandel Pairingに行く予定です。
今年の目玉としては、ハワイのセレブシェフ、Beverly Gannonさんが、
ハワイのとっておき料理を披露してくれるそうなので、楽しみです。

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さて、プティ・シラーファンの方で、アラミーダ界隈にお住まいの方に朗報です。
2010年2月19日(金)に開かれる、ワイン・イベント
Dark & Deliciousに2名様をご招待♪

無料チケットの応募方法は、とっても簡単☆
ブレイクのブログのコメント欄に、(こちらからどうぞ♪
スーパーボールの最終スコアの予想を書いてください。
(例:New Orleans 14, Indianapolis 10 といった感じ☆)

正解者が1名以上の場合は、コメント時間が早かった方。
正解者がいない場合は、トータル点数が近い方に、チケットが当たります。
($60のチケット2枚です)


このイベントに参加するのは、Rosenblum Cellars や Stags' Leap Winery
といったプティ・シラーのベテラン・ワイナリーの面々。
料理では、Yoshi’sなど、一流レストランが参加します。

Dark and Delicious
Friday, Feb. 19, 2010, 6-9 p.m.
Rock Wall Wine Company
2301 Monarch St., Alameda, CA

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前回のエッセイとは違って、スーパーボールの得点を予測するだけなので、簡単!
ガンガン応募してみてください♪

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by sfwinediary | 2010-01-27 08:34 | ワインなイベント
ワイン・スペクテーター誌(2005年)のトップ100で、ローゼンブルム・セラーズの
2003 Rosenblum Cellars Zinfandel Rockpile Road Vineyardが、
第3位に輝いて以来、ジン好きの間で注目を集めているのが、ロックパイルAVA。

この美味しい葡萄を造り出した土地は、
ドライ・クリークのすぐ北、ソノマ湖を見下ろす丘陵地帯にあります。
朝夕に霧が発生して、夜間の気温をぐっと下げてくれ、
土壌が浅い分、葡萄の木にストレスがかかるので、
良いワイン葡萄が出来上がります。
(葡萄畑は標高が高いので、霧の上で育ちます。)

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ロックパイルAVAから望む、レイク・ソノマ☆

フローレンス・ランチのオーナー、ジャック・フローレンス(Jack Florence)氏は、
1995年にこの地に移り、すでにロックパイル・ロード・ヴィンヤードを展開していた
息子さんの、すぐ隣の土地を切り開きました。

以来毎年、定評のあるジンファンデルやシラーを育てあげ、
その顧客には、キャロル・シェルトン(Carol Shewlton)女史、
ローゼンブルム・セラー(Rosenblum Cellars)、シミ(Simi)、ダッシュ(Dashe)、
そしてコッポラ(Coppla)といった面々が名を連ねています。

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さて、ジャック氏がこの地を選ぶとき、ポイントとなったのは水。
アメリカでWater Witchと呼ばれる、井戸探索の専門家を3人呼んだ所、
皆がみな、同じ場所で井戸を掘りなさいと言うので、実行。
すると、良い井戸を掘りあてることができたそうです。

キャロル女史のお気に入りは、東向きのブロック。
いつも笑顔を絶やさない彼女らしく、葡萄の収穫時にも大らかだそうですが、
一方で、ローゼンブルムではとっても神経質に葡萄をチェックするので、
選定するにもとっても気を使うとか。
収穫の時期も、なぜかキャロル女史の1週間後に…と決めているようです。
ワインメーカーの性格による違い、面白いですね☆

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手前がローゼンブルム、真ん中がコッポラ、向こうの斜面がキャロル女史の葡萄☆
同じヴィンヤードでとれた葡萄から出来た、それぞれのワイナリーの味を
飲み比べ…なんてのも楽しそうですね♪


さて、これらの逸話を飽くことなく話して下さったジャック氏は、元エンジニア。
朝鮮戦争の際に、韓国をはじめ、日本やシンガポールを訪れたことがあるそうで、
昔話もまじえながら、ミュールと呼ばれる小型トラクターで
ヴィンヤードを隅々まで、案内して下さいました。

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78歳で、まだまだ現役。とってもお元気。

フローレンス・ランチFlorence Ranch(元 Rockpile Ridge Vineyard)の葡萄は、
何故かしら、03、05、07といった奇数の年に葡萄の出来が良いそうです。
要チェック♪

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2005 Rosenblum Rockpile Zinfandel
フローラルな香り、ブラックベリー、ブラックチェリーといった風味。
酸味のバランスがよく、標高の高い所で育った葡萄らしい味。
ごちそうになった2005ローゼンブルム・ロックパイル・ジンファンデルは息子さんの葡萄♪

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by sfwinediary | 2009-10-06 06:31 | ワインメーカーのお話
週末、サンフランシスコを70マイルほど北上し、
ソノマのドライ・クリーク・ヴァレー (Dry Creek Valley) を訪れました。

高速道路101号線を車で1時間半ほど北上すると、
最近注目を集めているおしゃれな街、ヒールスバーグに到着。
ドライ・クリーク・ヴァレーは、そのすぐ北に広がるアペレシオンです。
長さ16マイル(約25キロ)、幅2マイル(約3キロ)の細長い土地では、
主にカベルネ・ソーヴィニョン、ジンファンデル、メルロー、シャルドネなどの
葡萄が栽培されています。

ここで土曜日(9月19日)に、ジントピア(Zintopia)
ドライ・クリークのジンファンデルを一堂に集めた、イベントが開かれました。
会場となったのは、ソノマ湖の南端にある、レクリエーション・エリア。
普段は緑の芝生の上で、家族連れが遊んだり、ピクニックを楽しめる憩いの場所です。

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とっても暑い日だったので、テント会場のあちこちで、扇風機がフル稼働。
赤ワインを適温(17度前後)でサーブするため、ワイナリーの皆さん、
氷バケッツからワインを入れたり、出したり、大忙しでした。

スリー・アミーゴズ
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参加したのは、31のワイナリー。
饗されたのはジンファンデルを中心に、ソーヴィニョンブランやブレンドなど。
今年が第1回ということで、一般参加の人数は300人程だったものの、
それゆえに、屋外のテントの下で、ゆっくりとジンファンデルを味わうことができました。

ブレイクと私は、ジンファンデルだけをターゲットに、テーブルを回ったところ、
約2時間で全種類のテイスティング制覇。(途中何度も休憩あり・笑)
ベストは以下の3種類でした。

Mauritson 2007 Dry Creek Zinfandel ($27)
バランスの良いジンファンデル。複雑さを持ち、ロングフィニッシュ。
2007年のドライ・クリーク・ジンファンデルの出来は、過去15年間で最高だそうです。

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Sbragia 2006 Gino’s vineyard, Dry Creek Valley Zinfandel ($28)
とてもクラッシックなスタイル、ピノ・ノアールみたいなジンファンデル。
とても繊細な風味です。

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Talty 2006 Estate Zinfandel ($36)
ダークチェリー、ブラック・カーラント、スパイスなどが、
複雑に何層にも重なりあった風味。

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嬉しかったのは、Ridgeのブース。
作り始めて今年で2年目になるという、2007 Ridge East Benchの、
ハーブ風味あふれるワインを賞味していたら、係りの女性が手招き。
何だろうと思ったら、奥からこっそり、2003 Ridge Del Carloを出してくれました☆
Del Carloは、フルーツ風味にあふれ、酸味のバランスが良い、オールド・ヴィン(老樹)の味。
舌に残るスパイスが、複雑な後味。とってもジンファンデルっぽい1本でした。

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この他、印象に残ったのは、搾ったばかりのジンファンデルの葡萄ジュース。
メチャ甘くて、とってもリッチな舌触り。まるで、くず粉が入っているような濃厚さでした。
暑い日だったので、夕方には醗酵して、ワインへの第一歩を踏み出していたかも(笑)。

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ヘビーなランチを、ワイナリーでごちそうになった後だったので、
料理はつまむ機会がなかったのですが、美味しそうなブースがあちこちに出ていました。
お腹一杯でも、チョコレートはしっかり味見。美味でした♪

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ヒールスバーグに行った折には、ぜひ、パン屋さんCosteauxを訪れてみて!
全米で一番に輝いた(2009年)ベーカリーのパンは絶品でした。

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桶の中で葡萄踏みを楽しめるコーナーもありました♪

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by sfwinediary | 2009-09-21 08:49 | ワインなイベント
今週末、ジンファンデルのミニ祭りZintopia(ジントピア)が
ソノマのドライクリーク・バレーで開かれます♪

9月19日(土)に開かれる、一日限りのイベント($75/一人)。
ワインメーカーやヴィンヤードのオーナーに、直接話を聞きながら、
ずらっと並んだ50以上のジンファンデルを賞味できます。

サンフランシスコで開かれているZAPが、あまりにも有名になり過ぎて、
芋洗い状態の混み具合、ブースで話を聞くのはもとより、
テイスティングさえも、ろくろく出来ない状態になってしまった昨今、
ジンファンデル・ファンには、絶好の機会です。

そして何よりも、この時期のソノマは、“美しい”の一言。
葡萄が収穫され、空気にはワイン造りの芳香が漂っています。
ドライブがてら、ちょっと訪れてみるのも楽しいかも♪

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Zintopiaと聞いて、思い浮かべたのは、拙著『カリフォルニア・ワイントピア』。
出版社の産業編集センターで付けて下さった名前なのですが、
ユートピアとワインのかけ言葉で、とっても素敵な響きです。
英語でも”topia”とかけての造語があるんだなぁと、思った次第です☆

カリフォルニア・ワイントピア』おかげさまで、ご好評をいただいております。
どうもありがとうございます。大感謝でございます☆

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どうぞよろしくお願いいたします♪
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by sfwinediary | 2009-09-18 04:53 | ワインなイベント