カルトワイナリー訪問記 Hundred Acre
2009年 04月 24日
ランチを頂く機会がありました。
創立者でワインメーカーのジェイソン・ウッドブリッジ氏が
2000年のヴィンテージをリリースして以来、
常にスーパースターの地位を歩んで来た、ハンドレッド・エーカー。
R・パーカー氏の高得点と、マーケティングの巧さで、
瞬く間にカルトワインの仲間入りをして、今やなかなか手に入らない品。
値段もリテール価格で$300前後と、いいお値段です。
(近々ポートワインが市場に出るそうですが、値段は$500とか!)
ウエッブサイトはこれ☆
思いっきりシンプルでしょ。
先にCIAで行われた、ワインの殿堂、ヴィントナーズ・ホール・オブ・フェイムの一環として、
授与式の前に、ワインセミナーやワイナリー・ランチなどの催しがあったのですが、
その昼食会場の一つが、ハンドレッド・エーカーだったのです。
午前中のセミナー(詳しくは、後日UPします☆)の後、私とブレイク、
ナパ在住で、ハンドレッド・エーカーの存在さえも知らなかった老夫婦、
そしてCIAのスタッフ計5人が、ストレッチ・リモに乗り込んで出発。
セントヘレナの中心地からすぐ側の好立地に、ひっそりと建つワイナリー。
看板も案内もなし。
ケーブで待っていたのは、オーナーの弟さん(写真中央)。
(兄上はオーストラリアに出張中でした)
ロゼを飲みながら、ケーブを一周。
ロックがガンガンかかっていたので、ワインの為?と聞いたところ、
単に彼の趣味との事。(味のための秘密兵器ではありませんでした☆)
ケーブツアーの後は、セントヘレナの中心地にあるオフィスへ。
ワイナリー・ランチと言うと、大抵の場合、ワイナリーの敷地内で
四角いテーブルを囲んで、ちょっとフォーマルな感じ…なのですが、
ハンドレッド・エーカーのランチは、そんな既成概念を
思いっきり吹っ飛ばしてくれました。
ビクトリアン調の建物からは想像がつかないほど、モダンに改築された部屋。
プールテーブル、ニック・ケイブが中指立てている写真とギター、
そしてボートのモーター、床に置かれた現代アートの数々。
遊び心のある独身男性が、いかにも好みそうなスペース。
ついた途端に、早速ブレイクはカイリー・モーガンを片手に、弟さんと一勝負。
(最後に寸差で勝ったのは、もてなし?いいえ実力☆)
皆、思い思いの場所で、ワイナリー専属シェフの
とっても美味しい5コースランチを賞味♪
まるで友人の家のパーティに呼ばれたようで、とっても楽しかったのでした。
御供のワインは、2006年のカイリー・モーガン・ヴィンヤード。
2006 Hundred Acre Kayli Morgan Vineyard Cabernet Sauvignon Napa
ハンドレッド・エーカーのカイリー・モーガンを飲んでみたいと思われた方、
ロサンゼルスのDuke of Burbonに足を運んでみてください。
2005年が$260で手に入ります。
ここでは、なかなか手に入らないカルトワインを常時取り揃えています。
(日本からもネットで買えるようです♪)
オーナーのデイビッド氏。CIA(セントヘレナ)に行くと、コレクターである氏が寄付した
歴史的なカリフォルニア・ワインの数々にお目にかかれます♪