元チャールス・ノブ・ヒル (Charles Nob Hill) のエグゼクティブ・シェフを務め、
その後、フィフス・フロア (Fifth Floor) にミッシェランの星をもたらした
凄腕のシェフ、Melissa Perello女史。
彼女がオーナー・シェフとして、カストロに誕生させたレストラン
フランシス(
Frances)に行ってきました。
お店がある場所は、その昔、あまり流行らないハワイ料理店だったのですが、
フランシスに様変わりしてから、毎日長蛇の列。
周辺はカストロでも人通りの少ない閑静なエリアなのですが、
この店は、その中でひときわ煌煌と光り輝いています。
この日の食事会は、Bella Vineyards & Wine Caves のお招きに預かったもの。
ジンファンデルと、カリフォルニア料理の饗宴でした。
ベラ・ヴィンヤーズは、ドライクリークの中心に位置する小さなワイナリー。
1994年に、オーナーのスコット氏と、リン奥さんは、ワインカントリーで挙式。
以来、ワインカントリーの魅力にとりつかれ、ミネソタから移住。
ジンファンデルに情熱を持つ二人は、
95年にリリー・ヒル・エステート、97年にビッグ・リバー・ランチを購入。
(大豆畑と、トウモロコシ畑を売って、購入費用に充てたそうです。
冗談交じりに言ってました☆)
左はワインメーカーのジョー氏。ワインメーカーになる前は、
バンドでキーボードを担当していたそうです☆ 右がオーナースコット氏
「一般にジンファンデルと言うと、甘口でパーティでワイワイ飲むワイン…
というイメージがあるけれど、私達が目指しているのは、
バランスのとれた、ドライなワインです。」
というスコット氏の言葉通り、味見させていただいたジンファンデルは、どれも美味。
中でもLilly Hill EstateとBig River Ranch が最高♪
2007 Big River Ranch Zinfandel
Alexander Valley 14.0%
ビッグ・リバー・ランチ葡萄畑のジンファンデルと言えば、
ジンファンデルの魔術師ジョエル・ピーターソン氏のワイン(Ravenswood)を
思い浮かべる方も多いのでは?
本家本元である畑の持ち主、スコット氏のBella Vineyardsでは
ジョエル氏よりも、早めに収穫を行うそうで、
フルボディでありながら、ソフトなタンニン、口当たりの良い
ダークチェリー、黒系フルーツが芳醇なワインです。
2007 Lily Hill Estate Zinfandel
Dry Creek Valley 15.0%
とてもナチュラルな感じの口当たり。
まろやかなチェリーの果実風味と酸味が心地よいワイン。
食事のお供に、実によく合います。
(私達が頂いたのは、ラム料理とチキン料理でした)
この厳しい経済環境にも関わらず、現在ウェイティング・リストは3カ月待ち。
ワインの美味しさが、口コミで広がっている、実力派の人気ワイナリーです。
ワインカントリー旅行で、ドライクリークを訪れる方、
是非Bella Vineyardsをリストに入れてください♪
9711 W Dry Creek Rd
Healdsburg, CA 95448
(866) 572-3552
www.bellawinery.com